ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

こんにちは。TABIPPOライター、オトナフォトジェンヌほさかまきです。

アルゼンチンのバリローチェは、パタゴニアからチリのサンティアゴにバスで行くときに通る町の一つです。しかし、乗継ぎ地点として素通りしていく旅人が多いのではないでしょうか。

私は、たまたま宿で知り合った人からバリローチェを勧められ、自然が大好きなのでパタゴニアから北上する途中で寄ることにしました。そして南米の他のどの町とも異なる自然の美しさに感動しました。

 

バリローチェとは

photo by shutterstock

バリローチェは正式にはサン・カルロス・デ・バリローチェという名前で、ナルエル・ウアピ湖畔にある風光明媚な町です。パタゴニアの北部、アンデス山脈の麓に位置しています。

美しい湖と山と森に囲まれたこの町は、南米のスイスとも言われており、夏はキャンプやトレッキング、湖クルーズ、冬はスキーが楽しめます。

豊かな自然を楽しむには実際に足をのばすのが一番ということで、観光ツアーがたくさんありますが、値段が高いです。

また、そもそもバリローチェの町自体がリゾート地であるため、全体的に物価が高いのが難点です。そのため短い滞在日数でリーズナブルに観光できるコースを知ることは、バリローチェにおいてとても重要なのです。

 

私のおすすめルート

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観光時間丸一日、ローカルバスだけを利用して、バリローチェの素晴らしい自然を堪能できるおすすめコースはこちらです。(※最初に宿や観光案内所でマップをもらっておきましょう。)

1.カンパナリオの丘 → 2.シャオシャオ山のハイキング → 3.町歩き

 

カンパナリオの丘

photo by ほさかまき

カンパナリオの丘は、バリローチェの中心地からローカルバスで30分ほど西に行った場所にあります。

バリローチェには他にオットー山、カテドラル山という展望スポットがありますが、私は宿スタッフのイチオシだったカンパナリオの丘に行き、とても感動しました。みなさんにも是非ここを訪れてほしいです。

頂上には展望台があり、ナウエル・ウアピ湖、シャオシャオ半島、それらを囲む山々と、360度のパノラマを望むことができます。青い湖と緑の森、その向こうに立ち並ぶ頂に白い雪をかぶった山々。心が洗われるような絶景でした。

頂上へはリフト(2018年1月時点で往復250ペソ)でも徒歩でも行くことができます。徒歩の道はかなりの急坂ですが、片道約20分です。私は上りだけ歩き、下りはリフトからの絶景を見るためリフトを利用しました。

頂上にはカフェもあります。値段はそこまで高くありません。展望台周辺の岩に座って素晴らしい眺望を見ながら飲むビールは最高です。

ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

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