ライター
西嶋 結 ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。本の仕事をしています。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。有給休暇をフル活用して弾丸旅に繰り出すべく、筋トレに励んでいます。

(4)食事に癖あり

photo by Yui Nishijima

好みは人それぞれですが、イランの食事は日本人の舌に合いにくいと言われています。私自身、イランの食事にまったく食欲を刺激されず……。

友人からのアドバイスでカップラーメンを持参していたのですが、本当に持って行ってよかったです。数個持って行くことをおすすめします。

(5)国内線がありえないほど遅れる

photo by Shutterstock

国内線を何度か利用したのですが、例外なく遅れました。

一番強烈だったのは、出発の2時間前に空港に着いた途端、10時間遅れを宣告されたこと。しかも空港には何もありません。本を読んだりしりとりをしたりして、のんびり過ごしました。結局10時間どころか12時間ほど遅れました。

(6)イスラエル入国歴があると入国できない

photo by Yui Nishijima

パスポートにイスラエルの入国スタンプがあると、イランには入国できません。イスラエルに行った後にパスポートを作り直すか、イスラエル入国時に「スタンプを押さないで」と伝えましょう。

(7)アメリカ入国のハードルが上がる

photo by Yui Nishijima

イラン入国歴があると、ESTAでアメリカに入国することができなくなります。しかもアメリカは、トランジットだけでもESTAが必要。ハワイやグアムにも行けませんし、中南米に行く際にも一苦労です。

では、どうするか。米国大使館に行き、観光ビザを取得する必要があります。オンラインでフォームに必要項目を入力し、数分の面接(日本語)を受けることになります。

※必ず大使館HPにて最新の情報をチェックしてください。

(8)ビザの取得が必須

photo by Shutterstock

イランに入国するには、ビザの取得が必須です。郵送による取得も可能ですが(2018年10月時点)、いずれにせよお金と時間がかかります。今日思い立って明日行ける国ではありません。

ちなみに私は貴重な有給休暇を使い、イラン大使館でビザを取得しました。後日引き取りに行ったのですが、1回目に渡された引換証を忘れてしまい、出直すことに。身分証明書があればなんとか対応してもらえることもあるようですが、パスポートの名字と免許証の名字が違ったためにどうにもなりませんでした。免許証が旧姓のままになっている方、ご注意を。

※必ず大使館HPにて最新の情報をチェックしてください。

photo by Shutterstock

以上、イランに行く前に知っておいてほしい8つのことをご紹介しました。ハードルは高めですが、イラン人のホスピタリティは評判以上でしたし、すばらしいモスクの数々は一見の価値あり。とくにシーラーズのピンクモスクと鏡のモスクは必見です。8つのポイントをよくよくチェックのうえ、ぜひ訪れてみてください!

ライター
西嶋 結 ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。本の仕事をしています。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。有給休暇をフル活用して弾丸旅に繰り出すべく、筋トレに励んでいます。

RELATED

関連記事