ベナンの治安
アフリカの中でも、かなり治安が良いと感じたベナン。政治的にも安定していることから「アフリカにおける民主化の見本」とも言われているそうです。
しかしながら、強盗事件などが全くないわけではないので、最低限の危機管理は必要です。
また北部のブルキナファソやニジェール、ナイジェリアとの国境付近は、国境警備が脆弱で治安の悪いエリアとされています。外務省の危険情報でも「不要不急の渡航は止めてください」と警告されているので、ご注意ください。
ベナンの物価
物価は西アフリカの中でも安い方だと思います。屋台で1食40円~、日本食1000円~、袋アイス10円~、安宿1部屋1000円~といった感じでした。
ウィダーでは、アフリカの移動は癒すためにビーチ沿いのホテルに泊まりましたが、プール・朝食・エアコン付きでも2000円台でとても快適でした!(水シャワーのみですが……)
ベナンの美味しかった料理や食べ物
ベナンで出会った衝撃的に美味しい食べ物。それは「パイナップル」!
これまでに様々な場所でパイナップルを食べてきましたが、こんなにも違うものか!と感動するほどのお味でした。それなのに値段も1個20円~60円とお手ごろ!どこが芯か分からないほど柔らかな実からジュワっと溢れる甘い果汁……思い出すだけでうっとりします。
他にベナンには、アグーというお餅のような食べ物があります。杵でつく様子もまさに餅つきでした!一緒に食べるスープはかなり辛いことが多いですが、クセになるので、汗だくになりながら食べていました!
ベナンのエンターテイメントやアクティビティ
ベナンには、アフリカのベネツィアと呼ばれる水上集落「ガンビエ」があります。 奴隷貿易から逃れるために、人々が湖の上に住み始めたのが発端とされ、今なお多くの人が暮らしていてます、水上には、商店や学校だけでなく、病院や警察、モスクまで揃っているのです。
ここでおすすめなのが、水上での暮らしを垣間見ることができるボートツアーです! 英語を話せるガイドさんもいますし、価格も1人1000円程度とお手ごろです。ベナンを訪れた際は、日本にはない水上集落を訪れてみてください。
ベナンのナイトライフ
私は行っていないのですが、「コトヌー」などの都市は欧米人も多く、おしゃれなバーやナイトクラブもあるそうです。
「ウィダー」でのある夜、爆音の音楽が聞こえてくるお店をのぞいてみたら、6畳ほどのスペースで若者たちが踊り狂っていました。おそらく現地の人向けのクラブだと思うのですが、みんな楽しそうでした!
ベナンのお土産
ベナンで挑戦したいのが、オーダーメイドファッション!
ベナンをはじめとしたアフリカには可愛い生地がたくさんあり、仕立て屋さんで自分好みの洋服を作ることができるんです。 写真はセネガルで作ってもらったものですが、もちろんベナンでも作ることができます。
All photo by UNAOKI TRIP
アフリカらしい伝統的な衣装から、スカートやワンピース、スカーフやシュシュなどの小物まで、なんでも手際よく作ってくれるので、見ているだけでワクワクします。
ベナンのビザ
2018年の5月から、ベナンでe-visaの運用が開始されました。しかしながら、西アフリカのビザ要件はよく変更になるので、事前に確認されることをおすすめします。
またベナン入国時には、黄熱予防接種証明書(通称イエローカード)の提示が求められますのでご注意ください。
ベナンの基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)
首都:ポルトノボ
通貨:CFAフラン
言語:フランス語
面積:112,622平方キロメートル
人口:1,087万人
宗教:伝統的宗教、キリスト教、イスラム教
時間帯:日本より-8時間
気候:熱帯雨林気候
ベナンへの行き方(日本から行った場合)
日本からの直行便はないため、パリやイスタンブールなどで乗り継ぎ。
ベナンにある有名な世界遺産
アボメイの王宮群
1985年に登録された世界遺産。奴隷貿易によって繁栄し12人の王たちが12の王宮を作りましたが、現存しているのは2つのみになります。
最後に一言
歴史や文化、日本とのつながりなど、興味深い国ベナン。そして、悲しい過去も感じさせないほど、穏やかな人々。ここに書ききれないエピソードが沢山あるので、ぜひベナンを訪れて、その優しさを実際に感じていただきたいです。