ソニーセンター
ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

シュタージ・ミュージアム

「シュタージ」とは東ドイツの秘密警察「国家保安省」を指します。シュタージは正規職員のほかに一般市民を含む非公式協力者がいました。正規職員と非公式協力者を合わせると約28万人(壁崩壊後)もいたのです。シュタージ・ミュージアムでは国家保安省のトップの部屋やさまざまな秘密道具が展示されています。スパイ映画のように思えますが、実際に起きたことです。

■詳細情報
・名称:シュタージ・ミュージアム(Stasi Museum)
・住所:Stasi-Museum Berlin Ruschestraße 103, Haus 1 10365 Berlin
・地図:
・アクセス:最寄駅はUバーンMagdalenenstr駅
・営業時間:10:00~18:00(月曜日~金曜日)12:00~18:00(土曜日、日曜日)
・定休日:12月24日、31日
・電話番号:+49-30-5536854
・料金:大人5ユーロ
・所要時間:90分
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.stasi-museum.de

アレクサンダー広場

旧東ドイツ地区の中心がアレクサンダー広場です。終日、多くのベルリン住民、観光客で賑わっています。アレクサンダー広場で注目して欲しいのが世界時計です。この世界時計にはさまざまな都市が明記されています。ただ、この書かれた都市が少し変わっています。例えば、東京の上には北朝鮮の首都、平壌が書かれています。東ドイツらしい時計といえるでしょう。

■詳細情報
・名称:アレクサンダー広場(Alexanderplatz)
・住所:
・アクセス:Sバーン、Uバーンアレクサンダー広場駅(Alexanderplatz)
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.berlin.de/en/attractions-and-sights/3560109-3104052-alexanderplatz.en.html

カール・マルクス大通り

ポップなベルリンでありながら、ちょっと異様な雰囲気を持つスポットがカール・マルクス大通りです。この通りは名前からわかる通り、旧東ドイツ地区にあります。道沿いには神殿のような巨大アパートがズラッと並んでいます。冬になると、まるで社会主義時代に戻った感覚に陥ります。カール・マルクス大通りを歩くと、少しベルリンの印象が変わるかもしれません。

■詳細情報
・名称:カール・マルクス大通り(Karl-Marx-Allee)
・地図:
・アクセス:最寄駅はUバーンFrankfurter Tor駅
・オススメの時期:いつでも

チェックポイント・チャーリー・ハウス

チェックポイント・チャーリー・ハウスは西ベルリンから東ベルリンへ抜ける検問所でした。ベルリンの壁が崩壊した今は自由に行き来できます。チェックポイント・チャーリー・ハウスには東西ベルリン時代のさまざまな物が展示されています。したがって、東西ベルリンの実態を勉強できるスポットです。

■詳細情報
・名称:チェックポイント・チャーリー・ハウス(Haus Am Checkpoint Charlie, Mauermuseum)
・住所:Friedrichstrasse 43-45, 10969 Berlin
・地図:
・アクセス:最寄駅はUバーン、コッホ通り(Kochstrasse)駅
・営業時間:9:00~22:00
・定休日:なし
・電話番号:(030)2537250
・料金:大人12.5ユーロ
・所要時間:1時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.mauermuseum.de

トレプトウ公園

次はベルリン郊外に足を伸ばしてみましょう。トレプトウ公園にはソ連軍が作った巨大な戦没者慰霊碑があります。これは1949年、第二次世界大戦の勝利を祝ってソ連軍兵士が建てました。あまりにも大きい像なので、きっと驚かれることでしょう。トレプトウ公園にはシュプレー川が流れており、のんびりとした雰囲気が楽しめます。

■詳細情報
・名称:トレプトウ公園(Treptower Park)
・住所: Alt-Treptow, 12435 Berlin
・地図:
・アクセス:最寄駅はSバーンTreptower Park駅
・オススメの時期:冬以外
・公式サイトURL:https://www.berlin.de/sehenswuerdigkeiten/3561249-3558930-treptower-park.html

ベルビュー宮殿

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ベルビュー宮殿は、1785~96年に、フリードリヒ大王の末弟にあたるプロイセンのフェルディナンド皇子により建てられました。 緑豊かなティーアガルテン内にあり、散歩がてらゆっくりと散策することができます。

■詳細情報
・名称:ベルビュー宮殿
・住所:Spreeweg 1, 10557 Berlin
・地図:
・電話番号:+49 30 20000
・公式サイトURL:http://www.bundespraesident.de/DE/Die-Amtssitze/Schloss-Bellevue/schloss-bellevue-node.html

マリエン教会

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マリエン教会は、ベルリンテレビ塔近くにある教会です。森鴎外がベルリンの留学経験を元に書いた「舞姫」に登場する場所としても知られています。小説では、主人公の太田豊太郎と、踊り子エリスの出会いの場所として描かれています。

■詳細情報
・名称:マリエン教会
・住所:Karl-Liebknecht-Str. 8, 10178 Berlin
・地図:
・電話番号: +49 30 24759510
・公式サイトURL:http://marienkirche-berlin.de

ベルリンにはワクワクがいっぱい!

他のドイツの都市とは、一味雰囲気が違うベルリン。若者やアーティストが多く住んでおり、街を歩くだけで楽しい気分に浸れます。

世界でも珍しく、東西に分裂された歴史を持ち、当時の歴史的建造物などもとても興味深いです。皆さんも、ぜひベルリンを訪れ、その自由な雰囲気をご自分の肌で感じてみてくださいね。

ライター:ルイス前田(ベルリンの概要を旅行者目線で、ベルリン観光の注意点、ベルリン観光で食べるべきグルメ、西のアンテナスポット、クラブ)

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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