ソニーセンター
ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

ドイツの観光地の1つとして、人気が高い「ベルリン」。フランスパリイタリアローマなど、華やかでオシャレな街として知られる他のヨーロッパの都市よりは、観光地が少ないイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?

しかし、ベルリンには、自由な雰囲気が漂い、それでありながら歴史を感じさせる魅力的なスポットが数多くあります。今回は、そんなベルリンを訪れる際には絶対欠かせない観光スポットをご紹介します。

*編集部追記
2016年6月公開の記事に、新たに5スポット追加しました。(2017/08/29)
2017年8月更新の記事に新たに追加しました。(2019/3/4)
2019年3月更新の記事に新たに追加しました。(2019/5/29)
2019年5月更新の記事に新たに追加しました。(2020/3/13)

ドイツの概要

ドイツ 内容
言語 ドイツ語
通貨 ユーロ
日本との時差 -8時間
観光ビザ 90日以内なら不要
コンセント Cタイプ
チップ 基本的に必要
日本からのフライト時間 直行便で~17時間

 

ベルリンの概要を旅行者目線で




筆者がドイツを訪れるのは3回目ですが、ドイツという国から「規則正しさ」を感じます。日本と同様、電車やバスが時間通りに運行しているからです。

また、個人的な印象の話ではありますが、他の欧米諸国と比べると、日本人に対する親しみが感じられるようにも思います。

ただ、規則正しいドイツの中でも、ベルリンは自由とアートの街だといわれています。この辺りのバランス感覚がベルリン観光の面白いところですね。

ベルリンを訪れたときの感想・印象

Photo by 新田浩之

私は2011年1月にベルリンを訪れました。1月だったので、とても寒かったのを覚えています。といっても、0度前後だったので「ものすごく寒い」ということはありませんでした。

私がベルリンで覚えているのはホステルでの出来事です。旧東ベルリンのホステルに泊まりましたが、スタッフがとても親切でした。夕食になると、皆でちょっとしたパーティーをやったことは今でもいい思い出です。ドイツ人は一見怖そうに見えますが、観光客を温かくもてなしてくれます。

ベルリンを観光する際の注意点・アドバイス

Photo by 新田浩之

トルコ人が多く住むノイケルン地区は注意したほうがいいでしょう。他のベルリンの地区とは異なり、少し殺伐としています。ただ、基本的な注意点を守れば問題なし。ドイツにいながら、中東の文化が楽しめます。

私が訪れたときは全くテロの心配はありませんでした。しかし、現在のドイツはテロの脅威にさらされています。テロに遭遇した場合にどうすればいいか、旅行前にしっかりとシミュレーションすることをオススメします。

電車の乗り方

ベルリン市内の移動には、電車が便利です。注意していただきたいのは、電車の乗り方。改札では切符のチェックがなく、まれに電車の中で抜き打ちチェックされます。

検札のタイミングで切符を携帯していないと、観光客であっても高額のペナルティが課されます。当然のことではありますが、常に規定通り切符を購入するようにしましょう。

はじめてベルリンを訪れると「あれ?改札ない!? これ、チェックされていないけど、無賃乗車にならないよね?」と心配になりますが、大丈夫、仕様です。

ベルリンの壁付近のスリ


ベルリンの定番観光スポットといえば、ベルリンの壁。ここでは、スリに注意してください。

筆者の友人は、写真撮影に夢中になっており、気づいたらショルダーバッグを開けられ、パスポートと財布を盗まれました。最終的には財布から現金だけが抜き取られ、クレジットカードなどは入ったまま、パスポートと一緒に近くで捨てられていたものが警察署に届けられました。

外出するときは必要最低限の額だけ持ち歩く、財布はバッグではなくポケットに入れるなど、盗難対策をしましょう。

ポケットがある服なら、当日使う現金をそのままポケットに入れておくのが最大の対策です。盗られても、当日分だけですから大きな痛手にはなりません。

ベルリン観光で食べるべきグルメ

ベルリンも含むドイツ国内で食べるファストフードなら、カリーブラストがおすすめ。ドイツ名物のソーセージに、カレー粉とケチャップをかけたものです。街中のソーセージショップなら、だいたいどこでも食べることができます。

また筆者が地元の人に聞いたところ、現地の人は、おつまみにソーセージを選ぶことはあっても、外食でドイツ料理を選ぶ習慣はあまりないそう。

そのかわりに勧められたのがアジア料理です。筆者もいろいろ試しましたが、一番おいしかったのはベトナム料理でした。

ベルリンのおすすめ観光スポット

トイフェルスベルク(悪魔の山)


悪魔の山とも呼ばれる「トイフェルスベルク」は、米国の国家安全保障局がソ連の通信を傍受するために小高い山の上に建てた、アンテナの施設。傍受のための施設は既に閉鎖され、現在はアートスペースとして開放されています。

アンテナの上部も含む一部のエリアは崩壊の危険があるため、立ち入り禁止となっていますが、他のエリアにも見どころが。地元のアーティストがウォールペインティングしたり、オブジェをつくったりと、雰囲気のある場所になっています。

入場料はかかりますが、東西冷戦のときの名残を感じられる場所としてお勧めです。

ベルリンの有名クラブ「ベルグハイン」

ベルリンのテクノ系クラブといえば、「ベルグハイン」。入口のセキュリティが厳しく、服装によって入場を許可されたりされなかったりするハイソなクラブとして有名です。

といっても、本当におしゃれな人でもなかなか入場できないという噂も。この排他的な入場規制がもはや名物と化している、有名観光スポットです。

DDR博物館

Photo by 新田浩之

ベルリンにはユニークな博物館がたくさんあります。その中でオススメしたいのが「DDR博物館」です。

「DDR」とは社会主義国であったドイツ民主共和国(東ドイツ)のことを指します。資本主義国とは異なる違う社会が垣間見られます。特に東ドイツ製の車「トラバント」は必見ですよ。

「東ドイツ」と聞くと暗いイメージがありますが、この博物館はバランスよく東ドイツを紹介しています。

■詳細情報
・名称:DDR博物館(DDR Museum)
・住所:Kari Liebknecht Strasse 1, 10178 Berlin
・地図:
・アクセス:Sバーンハッケシャー・マルクト(Hackescher Markt)駅から徒歩約10分
・営業時間:10:00~20:00(土曜日は22:00まで)
・定休日:なし
・電話番号:(030)847123731
・料金:大人9.5ユーロ
・所要時間:1時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.ddr-museum.de

ブランデンブルク門

ベルリンとドイツの再統一のシンボルと言われ、観光スポットとして人気を集める「ブランデンブルク門」。

アテネにあるアクロポリス神殿の入口門をモデルにしています。ドイツが東西に分断された時には、門の正面に壁が立てられ、閉ざされていました。

ですが壁の崩壊とともに、再び門が開いたと言います。今では誰もが自由に行き来できます。

■詳細情報
・名称:ブランデンブルク門
・住所:Pariser Platz, 10117 Berlin, ドイツ
・地図:
・アクセス:[Uバーン][Sバーン]Brandenburger Torから徒歩約2分
・公式サイトURL:https://ja.wikipedia.org/wiki/ブランデンブルク門

カイザー・ヴィルヘルム記念教会

『カイザー・ヴィルヘルム記念教会』は、ベルリン大空襲の被害に合ってしまったため、まるで廃墟のような外観をしています。

しかしながら、戦争の悲惨さを伝えるためにも、現在でも最低限度の修復をするだけにとどめているそうです。たくさんの人が観光に訪れるベルリンに残された、とても大切な記念教会です。

■詳細情報
・名称:カイザー・ヴィルヘルム記念教会
・住所:Breitscheidplatz, 10789 Berlin, ドイツ
・地図:
・アクセス:Sバーン5号、7号、75号線 / Uバーン9号、12号線Zoologischer Garten駅(動物園駅)
・営業時間:9:00-19:00
・公式サイトURL:http://www.gedaechtniskirche-berlin.de

テレビ塔

高さ368mを誇り、展望台からベルリンの街を一望することができる旧東ドイツのテレビ塔も、観光スポットとして人気です。

また展望台の1つ上のフロアにはレストランがあり、景色だけでなく食事を楽しむこともできます。

展望台の予約には日時指定が必要なものとそうでないものがあります。日時指定をしてしまうと、万が一天気が悪かった場合見える景色が変わることがあります。気をつけましょう。

■詳細情報
・名称:ベルリンテレビ塔
・住所:Panoramastraße 1A, 10178 Berlin, ドイツ
・地図:
・アクセス:Uバーン / Sバーン / またはバス100番でalexander platzへ
・営業時間:9:00-24:00
・電話番号:+49 30 247575875
・公式サイトURL:https://tv-turm.de/en/index.php

ペルガモン博物館

ベルリンを観光するのであれば、『ペルガモン博物館』は外せません!古代ギリシャや古代中東の美術など、世界有数のコレクションを誇る博物館です。

博物館の目玉である『ゼウスの祭壇』や、『イシュタール門』など、素晴らしい展示品の数々に、時間を忘れて楽しむことができるはず。

■詳細情報
・名称:ペルガモン博物館
・住所:Am Kupfergraben 5,10117 Berlin-Mitte
・地図:
・アクセス:Friedrichstrasse駅下車徒歩15分
・営業時間:火曜日~日曜日10:00~18:00(木曜日~22:00)
・定休日:月曜日
・電話番号:+49 30 – 2090-5577
・料金:大人6ユーロ、子供3ユーロ
・公式サイトURL:http://www.smb.museum/museen-und-einrichtungen/pergamonmuseum/home.html

イースト サイド ギャラリー

シュプレー川沿いに現存する最長のベルリンの壁『イーストサイド・ギャラリー』。壁が崩壊した後、世界各国のアーティストがそこに絵を描いた、文化財として保存されている貴重なオープン・ギャラリーです。

ベルリンに来てこの場所を知らないという人はいないくらい有名で、外せないスポットです。

■詳細情報
・名称:イーストサイド・ギャラリー
・住所:Mühlenstraße, 10243 Berlin, ドイツ
・地図:
・アクセス:Warschauer Str.またはOstbahnhof、Schlesisches Tor下車すぐ
・営業時間:終日開放
・公式サイトURL:http://www.eastsidegallery.com/

ドイツ連邦議会議事堂(ライヒスターク)

ドイツ連邦議会議事堂(ライヒスターク)

photo by pixta

ドイツ連邦議会の議事堂。はじめ1894年に建てられたが、第二次世界大戦中にほとんどが崩壊。その後、建て直されたが、議事堂として使われることはありませんでした。

しかし、ドイツの首都がボンからベルリンに移ったことで議事堂が必要となり、再び議事堂として役割を果たしています。現在のモダンな建物は1991年に完成。中央にはガラスのドームがあり、事前予約を行えば一般訪問者でも行くことができる。議事堂前の広場はベルリン市民や観光客で賑わいます。

■詳細情報
・名称:ドイツ連邦議会議事堂(Deutscher Bundestag)
・住所:Platz der Republik 1 11011 Berlin
・地図:
・アクセス:市営バス:100系統バス停「Reichstag/Bundestag」下車徒歩約0分 /地下鉄Bundestag駅(Line U55)から徒歩5分
・営業時間:8:00~24:00
・定休日:なし
・電話番号:+49 (0)30 227 0
・料金:無料
・公式サイトURL:http://www.bundestag.de

ホロコースト記念碑

ホロコースト記念碑

photo by pixta

虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑。地面の傾斜と、それに合わせた3000もの高さの異なるコンクリートの壁が並んでいます。それらは腰の高さほどのものから、悠に頭を越すほどの高いものまで。

進んでいくうちに周囲をコンクリート碑に囲まれると、自分だけの世界で怖いような、落ち着くような、不思議な空間です。このコンクリート碑の意味は記されていないため、その意味に思いを馳せながら巡りましょう。

■詳細情報
・名称:虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑(Denkmal für die ermordeten Juden Europas)
・住所:Cora-Berliner-Straße 1, 10117 Berlin
・地図:
・アクセス:○○市営バス:バス停「○○」下車徒歩約○分 /JR○○駅から徒歩○分
・営業時間:展示/4月〜9月は火〜日10時〜20時; 10月〜3月の火〜日10時〜19時 記念碑/24時間
・定休日:展示は月曜日
・電話番号:+49 (0)30 – 26 39 43 – 0
・料金:無料(寄付受付)
・公式サイトURL:http://www.stiftung-denkmal.de/startseite.html

ソニーセンター

ソニーセンター

photo by pixta

ボツダム広場に位置する、ドイツ現代建築の象徴とも言われる建造物で、2004年に完成しました。もともとソニーのヨーロッパ拠点として注目を集めたが、建物内は巨大なショッピングモールになっており、ドイツの最先端スポットとして主に若い層が集まります。テント屋根がとても特徴的で、夜にはライトアップされます。

■詳細情報
・名称:Sony Center am Potsdamer Platz
・住所:Potsdamer Strasse 4, Berlin
・地図:
・アクセス:地下鉄Potsdamer Platz駅(Line U2) SバーンPotsdamer Platz 駅 (S-Bahn) (Lines S1/S2/S25) Bus Lines N2/200/M48/M85
・営業時間:店舗により異なる
・定休日:店舗により異なる
・公式サイトURL:http://www.sonycenter.de/

ベルリンフィル

ベルリンフィル

photo by pixta

世界的にも有名な、ベルリンのオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。本拠地はベルリンのフィルハーモニー。1882年に結成され、ヨハネス・ブラームスやドボルザークなども指揮を行っています。

カラヤンが1950年代に初めて楽団を率いて来日して以来、定期的に日本公演も行っている。毎年12月31日に行われるジルベスターコンサートが有名で、過去には小沢征爾も指揮を務めたことがあります。

■詳細情報
・名称:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)
・住所:Herbert-von-Karajan-Straße 1, 10785 Berlin
・地図:
・アクセス:Sバーン(Lines S1/S2/S25)Berlin Potsdamer Platz駅(ポツダム広場駅)
Uバーン(Line U2)Potsdamer Platz駅(ポツダム広場駅)
・営業時間:プログラムによる
・定休日:プログラムによる
・電話番号:+49 30 254880
・料金:プログラムによる(€21-€64、€55-€190 など)
・公式サイトURL:https://www.berliner-philharmoniker.de/
ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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