ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

ブランデンブルク門の近くにもベルリンの壁の名残が


photo by Nitta Hiroshi

ベルリンで絶対に欠かせない観光スポットがブランデンブルク門です。有名な話ですが、ブランデンブルク門の前にベルリンの壁が立ちはだかっていました。


photo by Nitta Hiroshi

ブランデンブルク門の近くにはベルリンの壁があったことを示す碑があります。このような碑はベルリン市内のあちらこちらにあります。


photo by Nitta Hiroshi

また壁を越えようとして亡くなった人々に対するモニュメントもありました。この先もベルリンは壁の歴史を受け継いでいくことでしょう。

ベルリンの壁も現代アートに


photo by PIXTA
このような暗い歴史を持つベルリンの壁ですが、現在は現代アートの作品としても活用されています。有名な絵は東ドイツの指導者ホーネッカーとソ連の指導者ブレジネフのキスシーンを描いた作品ではないでしょうか。

ホーネッカーとブレジネフはキスが好きで、他の共産主義国家の指導者にも挨拶のキスをしました。私も実際に見ましたが、迫力ある絵に仕上がっています。


photo by PIXTA

この作品を鑑賞するとベルリンの壁が「平和の壁」に変わっているようにも思えてきます。

ベルリンの壁は消滅しましたが、世界中にはまだまだ「壁」が残っています。また「見えない壁」もあるかもしれません。ベルリンの壁を見ると「何か」を感じると思います。

もっと伝えたいドイツがある

ファンが多い人気の旅先、ドイツ。2021年6月6日からは、日本から観光目的でのドイツ渡航が認められて、胸が高まるばかり。

有名な観光地へは足を運んだけれど、大好きだからこそもっと深くドイツを知って訪れたくなる。文化、食、建築、自然など、知られざる魅力あふれるドイツを、旅好きライターがお届けする特集がスタートします。あたらしい発見、ユニークな体験がきっとみつかるはず。

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新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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