みなさん、クズザンポーラ!今回はヒマラヤの国「ブータン」をご紹介します。
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クズザンポーラ!はブータンの公用語であるゾンカ語でこんにちは!という意味。語末に「ラ」をつけると丁寧になります。
僕がブータンを知ったのは今から20年以上前。テレビ番組で紹介されているのを見たときでした。日本人と顔つきが似た人々、風呂好きで、数の数え方もなぜか日本に近い。とても興味をかき立てられて、いつか大人になったらブータンに行ってみようと決心したのを覚えています。
そんな子どものころの夢が叶ったのが、2018年の5月。長年恋焦がれた国はどのようなところだったのでしょうか?
ブータンの中で訪れた都市とルート、移動方法
今回僕が訪れたのは西部ブータンの三都市。国際空港のあるブータンの玄関口パロ、昔ながらのブータンの雰囲気が残る町ハ、そして首都のティンプー。ブータンは公共交通機関がほとんど発達していません。基本的に移動はガイドさんが運転する専用車になります。
ちなみに、パロとハではホテルではなく現地の方のお宅に宿泊させて頂きました。
ブータンでのエピソード(人とのエピソード)
パロでは小学校を見学させて頂きました。そこの生徒さんたちがとてもかわいかったです!国語(ゾンカ語)以外の授業はすべて英語で行われるため、小さい子もみんな英語ペラペラ。
最上級学年(12歳クラス)で日本について簡単な講義をしたのですが、生徒からの質問で「自分たちの文化を守るために日本ではどのような取り組みをしていますか?ブータンでも今大きな問題になっているんです。」とか「エンジニアになるためには数学はどの程度必要になりますか?」とか想像以上に深い質問がバンバン飛んできて、うまく答えられずたじたじでした…。
ブータンでのエピソード(場所のエピソード)
パロにあるタクツァン僧院はブータンの人気定番観光スポット。タイガーネスト(虎の巣)とも呼ばれていて、ブータンに仏教を広めたとされているパドマサンババが虎の背に乗ってこの地にやってきたのが由来となっているそう。
下から眺めると、人知を超えた力によって寺院がそこにあるように見えますが、登山道が整備されているので登っていくことができます。ただ、標高2500m辺りから登山を初めて僧院があるのが標高3000m付近と高地での登山になるので体力的にはそこそこハード。
加えて登山道は馬糞にまみれていたり、野良犬も多いので注意が必要です。
知っておくべきキーワードは「ゴとキラ」
ブータンでは民族衣装を着ている人々を多く目にします。見た目は日本の着物に少し似ていますね。男性の衣装は「ゴ」、女性の衣装は「キラ」と呼ばれています。リクエストすれば、これらの民族衣装をレンタルして着ることができます。
日本人とブータン人は見た目が似ているので、ゴを着ているとブータン人と区別がつかないらしく、よく間違われました。ブータンの人たちも外国人である僕が民族衣装を着て積極的にブータン文化を知ろうとしている様子を見て、とても喜んでくれているようでした。
会話のきっかけにもなるので、ぜひレンタルしてみて下さい。
ブータン旅行を楽しむためのアドバイス
ブータンの観光制度は特殊です。現地旅行会社を通じて公定料金(1日約250米ドル)を払わないと、ビザが発給されません。
公定料金には現地での宿泊、食事、移動、ガイド等の費用が含まれます。現地旅行会社と直接交渉するのは大変なので、日本の旅行会社を利用して計画を立てるのが一般的。すでにあるパッケージツアーの予定を参考にするとやりやすいです。
その際に、元のツアーにはなくても自分がやりたいことや行ってみたい場所は積極的に伝えるのがポイント。かなり柔軟に対応してもらえます。僕も小学校見学や占い等を追加してもらいました。