ピースボート98回クルーズの船上プログラムの1つである「TRAVELERS BOAT」で乗船中の埼玉県出身、SE(システムエンジニア)を7年間やっていた20代のすぅ(須崎あすか)です。
ピースボートは、寄港地でのオプショナルツアーが充実しており、名所を巡る観光メインのコースや現地の人と交流するコース、その国の歴史や教育などを学ぶコースなど多彩なコースが用意されています。
今回は日本語を学ぶバルセロナの現地人に案内してもらうオプショナルツアーに参加してきたので、バルセロナの観光地と合わせて紹介していきます!
バルセロナの人々と街歩きをするオプショナルツアーに参加!
船のターミナルを出たところでバルセロナの人達と合流します。スペインの日本語学校に通う学生や社会人である20~40代の男女11人が迎えてくれました。
ツアーの参加者もバルセロナの人達もお互いに少し緊張気味です。バルセロナの人達の簡単な自己紹介の後、ツアー参加者3~4人とバルセロナの人1人のグループに分かれました。
私は日本語を学び始めて2年目で日本アニメが好きな24歳のミシャと同じグループになりました。
その後、全員でバスで移動します。最初の目的地はアントニ・ガウディの建築物の一つ、サグラダ・ファミリア大聖堂です!言わずと知れたスペインの観光名所です。
バスからサグラダ・ファミリアまでの道中でもその姿を見ることができ、みんな上を見上げながら歩いていました。サグラダ・ファミリア全体と人物を写すのであれば向かいにある公園がベストスポットです!
サグラダ・ファミリアの周りを一周したのですが、見る角度によって外観の雰囲気が全く異なるので見ていて飽きませんでした。サグラダ・ファミリアの大きさと建物の各所に施された数々の細かいオブジェは圧巻!なかにはフルーツのオブジェも!
また、サグラダ・ファミリアのいたるところでクレーンなどが動いているのを見て、本当に工事中なんだなぁ~と実感しました。
ガウディ没後100周年の2,026年の完成を目指しているので、工事中のサグラダ・ファミリアを見られるのもあと8年ほどです。工事中の世界遺産は一見の価値大ありです!
サグラダ・ファミリアを一周する間、ミシャはいろいろなことを話してくれました。
まだまだ分からない日本語が多く辞書を駆使しながらではありましたが、「日本のどこから来たの?」と聞かれたので、知っているか不安でしたが、埼玉県出身だと話すと「クレヨンしんちゃん」の舞台だと知っていました。
ツアーの後半に別の男性(アレックス)とグループになった際も同様の反応だったのでスペインではクレヨンしんちゃんがそれなりに有名なのかもしれません。
今回はツアー行程の関係上サグラダ・ファミリアの中には入れなかったのですが、自由行動で中に入った友人から「ステンドグラスから差し込む光がとてもキレイだった」と話を聞いたり、写真を見せてもらい色とりどりのステンドガラスから差し込む光が本当にキレイで幻想的で、絶対にもう一度訪れて自分の目で見てみたいと思いました。
ちなみにサグラダ・ファミリアに入場する際は、長蛇の列ができるそうなので、あらかじめネットで予約して行くのがオススメのようです!
サグラダ・ファミリア観光後は近くのレストランで昼食
ピーマン、ナス、長ねぎなどを焼いてオリーブ油に漬け込んだカタルーニャ風野菜マリネのエスカリバーダ、スペイン観光では欠かせないパエリヤ、デザートに冷たいカスタードクリームとカラメルのクレマ・カタラナの3品をいただきました。
スプーンをクレマ・カタラナに押し込んだ時のパリパリという音がたまらなかったです。昼食後、バスでシウタデリャ公園へ移動。
観光客は私たちだけではないかと思うくらい地元の人達が思い思いに過ごしていました。過去に万博会場として使われた場所だったため、とても広い公園でした。
オブジェがキレイな噴水があり、その近くにはミシャのオススメの大きなマンモスの像があります。そんなシウタデリャ公園でバルセロナの人達と大交流会をしました。
木陰に集まって、皿回しやけん玉、おりがみなど日本の遊びをバルセロナの人達と一緒に楽しみました。当て字ではありますが、ツアー参加者がバルセロナの人達の名前を漢字で書いてあげてみんな喜んでいました。
ちなみにミシャは「美紗」。男性には少しかわいい当て字だったでしょうか。バルセロナの人達は当て字の漢字の意味にも興味津々でした。
けん玉がなかなかうまくいかずに夢中になっている女の子もいてとても可愛らしかったです。1時間ほどの短い時間でしたが、バルセロナの人達ととても距離が縮まった気がします。