ボツワナの治安
photo by UNAOKI TRIP
アフリカの中でも治安が良いと感じたボツワナ。人々も穏やかで、うさんくさい客引きが近寄ってきたり、ジロジロ見られたり…なんていうこともなく、とても過ごしやすかったです。
実際に私たちが強盗より恐れていたのは、野性動物。ライオンやカバ、ワニに注意といった看板も見かけましたし、ヒヒやブンパに狙われないように食料を隠さなくてはいけなかったり、ボツワナならではの注意が必要でした。
治安が良いとはいえ、ハボローネやフランシスタウンなどの都市部では、強盗なども発生しているようなので、注意は必要です。
ボツワナの物価
東アフリカは南下するにつれて物価が高くなるので、タンザニアやザンビアよりは高く、南アフリカよりは安いといった印象です。
宿は安くても約3000円~でしたが、テントを持参してキャンプサイトに泊まれば1000円程度で泊まることができます。食事もホテルだと1000円以上してしまうので、スーパーでステーキや食材を買って自炊を楽しんでいました。
アフリカの中では物価が高めのボツワナですが、テント泊や自炊をすることで費用を抑えることはできます。
ボツワナの美味しかった料理や食べ物
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ボツワナで1番印象に残っているのは、“ボツワナビーフ”!安いのに美味しくて、毎日食べていました。スーパーにも目の前で焼いてくれるステーキコーナーがあるくらい、牛肉は人気のようです。
ボツワナの牛は飼料に頼らず、ほぼ草だけで飼育しているそう。広大な土地でのびのびと育てられたからこそのお味かもしれません。ぜひボツワナビールと一緒に、その美味しさを味わってください。
ボツワナのエンターテイメントやアクティビティ
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ボツワナでは、格安でサファリ体験ができます!ケニアやタンザニアでは、安くても2万円以上してしまうサファリツアーが、ボツワナではなんと3,500円!(2018年時点)
時間は3時間程度と短めですが、ホテルからすぐ近くの国立公園でライオンなどの野生動物に出会えてしまうところにボツワナの自然の雄大さを感じました。
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私たちはサファリカーでのツアーに参加しましたが、ボートで巡る水上サファリもありました!気軽に楽しめるボツワナのサファリで、ぜひ野生動物たちが力強く生きる姿を感じてください。
ボツワナのナイトライフ
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私たちはキャンプメインで、夜は早めに寝て、明るくなったら起きるという生活だったので、ボツワナのナイトライフの実態は摘めませんでした。
しかし、大きなホテル周辺など欧米人が集まるところにはバーがありました。ローカルな村には、野外のクラブもあるらしいので次回は潜入したいと思います。
ボツワナのお土産
お土産にはアフリカらしい工芸品が人気。お土産マーケットや露天のある場所は多くはないので、「欲しい!」と思ったときに買うことをおすすめします。
また、ボツワナは世界的にも有数のダイヤモンド原産国。自分へのご褒美土産として買う人もいるのかもしれませんね。
ボツワナのビザ
日本人は90日以内の観光、短期商用目的であれば、ビザは不要です。ただし入国時に、パスポートの残存有効期間が滞在日数に加えて6ヵ月以上必要です。
ボツワナの基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)
首都:ハボロネ
通貨:プラ(Pula)
言語:英語、ツワナ語
面積:56.7万平方キロメートル
人口:225万人
宗教:キリスト教、伝統宗教
時間帯:日本より-7時間
気候:熱帯
ボツワナへの行き方(日本から行った場合)
日本からの直行便はないので、ヨハネスブルグなどで乗り継ぎ。
ボツワナにある有名な世界遺産
オカバンゴ・デルタ
25000平方キロメートルにも及ぶ世界最大の内陸デルタです。オカヴァンゴ川がカラハリ砂漠に流れこむことで作られたこの三角州は、季節によって面積が変わります。
このデルタは広大なオアシスとなっており、アフリカゾウ、カバ、サイなどの大型哺乳類をはじめとする様々な動物が生息しています。2014年に世界自然遺産に登録されました。
最後に一言
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明日はどんなことが起こるんだろう。そんなワクワクを胸に、鈴虫の音を聞きながらテントの中で眠りについた毎日。
壮大なボツワナで、子どもの頃の夏休みのような気持ちを味わってみてはいかがでしょうか?