サッカーのワールドカップが開催され、2016年にはオリンピックが開催されるなど、注目を集めているブラジル。南米大陸で最も広大な面積を持つ、ジャングルに覆われた国です。カーニバルでも有名なので、陽気なイメージもありますね。
そんなブラジルには19の世界遺産があります。日本は18個なので、ほぼ同じくらいですね。どんな場所があるかご存知でしょうか?
巨大なキリスト像と丘からの景色が絶景!コルコバードの丘
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この像、今年のワールドカップの番組を見ていると必ずと言っていいほど目にした光景ではないでしょうか。標高700mのコルコバードの丘にそびえたつ巨大なキリスト像は高さ30mにもなります。ここからの見える美しい街並みやコパカバーナ海岸はまさに絶景。このほか植物園など、付近の景観一帯をまとめて1つの世界遺産となっています。
世界最大の滝で有名なイグアス国立公園
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アルゼンチンとの国境にある「イグアス国立公園」内にある世界最大の滝です。カナダのナイヤガラの滝、アフリカのビクトリアの滝と並んで、世界三大滝とも呼ばれています。滝幅は4kmで、「悪魔の喉笛」と呼ばれている箇所は最大落差が82mにもなります。遊歩道もあるので、歩いて間近まで行くことができます。「イグアス」とは、先住民の言葉で「大いなる水」という意味なんだとか。納得のネーミングですね。
カラフルでキュートな街 サルヴァドール・デ・バイア歴史地区
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サルヴァドールは16世紀から18世紀にかけてブラジルの首都で、サンバや近年注目のダンス格闘技「カポエイラ」が生まれた都市。南米先住民・アフリカ黒人奴隷・ヨーロッパ移民たちの文化が融合した多彩な文化は、大聖堂や教会のデザインにもあらわれています。パステル調で様々な色使いの建物がとてもかわいいですね。