ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

現在完了形が大好きなイギリス英語

Photo by unsplash

実はポーランド人の友人と会うのは実に4年ぶり。普段はFacebook Messageなどを通じて、交流をしています。友人が書いた英文を見ると「have+過去分詞、had+過去分詞」、つまり現在完了形、過去完了形が多いことに気づきました。たとえば、「時間ある?」と聞きたいときは「Have you got time?」となります。

ただし、何でもかんでも現在完了形、過去完了形を使っていいわけではありません。完了形は時間の幅を意識した表現。

反対に、「何年前に~をした」というように、ピンポイントで時間を設定する際には用いられません。ついうっかり、とあるイギリス人に「1 week ago I have been to Poland」と間違って言ったら「agoの時は過去形!」とツッコミが入りました。

発音が簡単で楽しいイギリス英語


ここまで読んでくれた人の中には「イギリス英語、なんか面倒だな……」と思うかもしれません。ですが、イギリス英語の最大の魅力は発音にあると思います。たとえば、映画「ハリーポッター」に出演している俳優エマ・ワトソンのイギリス英語を聞いてください。とてもクールで美しいと思いませんか?

発音面でイギリス英語とアメリカ英語の違いはハッキリしています。たとえば「R」の発音、イギリス英語はアメリカ英語と比べて、それほど舌を巻かなくてもOK! また、助動詞「Can」はイギリス英語では「カン」と発音します。

このようにイギリス英語を見ていくと、日本人にとって発音しやすいのはイギリス英語かもしれません。私はポーランドに旅行する前に市販のテキストを使ってイギリス英語を勉強しました。イギリス英語に慣れてくると「アメリカ英語よりも発音しやすいかも……」と思うように。今ではアメリカ英語に戻ることは考えられません!

イギリス英語に興味を持ったら、まずはYouTUbeで聞いてみましょう。その後はテキストを使うのもいいですが、一番いいのはイギリス人をはじめとするイギリス英語を使っている人々と会話をすること。もしくは、これを機会にイギリス・ヨーロッパへ旅行するのもいいかもしれません。

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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