TABIPPO社員
恩田 倫孝 TABIPPO / コミュニティマネジャー

日々酒で踊り続ける、砂漠と氷河を愛する吟遊詩人。旅を通じて「楽しさ」を考えて、多くの人の『楽しさの自給率』を上げることを目論む。食いつくキーワードは、ウェルビーイング、コミュニティ、教育。訪問国数は50。地元は新潟。慶応大学理工学部出身。趣味はホットサンドメーカーでサーモンを焼くこと。

色々なルールの紹介。合い言葉は、NO SPECTATOR(傍観者であるな)

バーニングマンの合い言葉は、NO SPECTATOR(傍観者であるな)

お祭は、基本的に僕らは参加者として見ていることが一般的だと思う。音楽を聞く。トークを聞く。まず、この前提が違う。(何言ってるの?という感じですよね)

バーニングマンは自分たちが全て作ってやろうという精神が根付いている。全部自分たちでやりたいことをやろうぜ、と!『NO SPECTETER』(傍観者であるな)という共通キーワードをみんな大切にしている。参加者総動員でつくりあげるお祭りが「バーニングマン」。

自分でバーを出している人。リラックスエリアを作っている人。オブジェを作る人。仮面を出している人。裸の人。なんでもありでどんな人でもいる。

ただ、なんでもやっていいよと言われる「完全な自由」というのはなかなか難しい。たぶん、日本の多くの人が苦手といわれる「自己表現」や「自己開放」。ここの壁を超えられたらどっぷりバーニングマンの世界に浸れる。

GIVE&GIVE&GIVEの精神

バーニングマンはGIVE&GIVE&GIVEの精神

これは、僕がいいなあと感じたスピリット。

バーニングマン精神で大切なことの1つ。それは、なんでも自分が与え続けること。give&takeを超えた、見返りを求めない一方的な「相手に与えるだけ」という精神。何かを貰っても「ありがとう!」これで行為は完結する。多くの「give」だけが行われる。そして、この会場内ではお金が使えない。物々交換という考えでもない。

 

見返りを求めずに、与え続けることって普段なかなか出来ない。純粋な利他と利己が一致している。この空間にいる人はそれをみんな当たり前にやっているから、とても新鮮でもありとても気持ちがいい。

みんなで作り上げる理想郷「バーニングマン」。お金も一切使わない。好きなことだけをやる。

自分も楽しみ、相手も楽しませる。こう聞くとなんだか素敵な世界じゃないですか?

「誰かのために」ってどんな価値観?ということに興味あるひとは、こちらのイスラームの本がおすすめ。利他とか、所有とかの考えについて踏み込まれてます。自分が所有するという考えではなくて、あくまでみんなのものという考え方。ノマドの方々って元々はそういう発想。

◎一神教と国家 イスラーム

基本的に会場では何をしているの?

さてさて、これが一番気になると思う。こんなお祭りで1週間も何してるのって。

もちろん、朝はちゃんと起きるし夜も寝る。朝から晩まで、基本的にあらゆる方向で色々なことをやっています。

砂漠で行なわれるフェス、バーニングマンとは?

そして、夜は巨大なクラブみたいな感じになるし、そこらへんに光が飛び交い、音が飛び交う。2013の時は、まるで宇宙の様な感じ。(宇宙には行ったことないけど)

バーニングマンの合い言葉は、NO SPECTATOR(傍観者であるな)

夜の音楽の音は尋常じゃなくて、音の大きさでキャンピングカーが常に揺れている程に音がうなっている。たぶん、あれは地鳴り。

何をするのかをざっくり言うと、大きな会場をまわって、誰かが作った作品を見て、コンテンツを楽しんで、音楽を聞いて、飲んで笑ってというような感じ。街を探索して楽しむ1週間。だいたいそんな感じ。

写真で雰囲気だけでも

これからバーニングマンに行く方へアドバイス

写真だけ見ても何だかよく分からない。(実際見ても分からないことだらけなんですが)そして、会場が大きすぎるので全てのものを見てまわる事は出来ない(と思う)。

動画もどうぞ!


@kzk_tdaさんから許諾を得ています。

1週間の最後にはマンとテンプルを燃やす儀式が行われる

マンとテンプルを燃やす儀式

バーニングマンとテンプルを燃やす儀式
1週間行われるバーニングマン。最終日と最終日前日にテンプルと呼ばれる建物とバーニングマンのメインシンボル「The Man」を燃やす。「The Man」を取り囲むようにして参加者の殆どがマンとテンプルを囲んで燃えていく様子を眺める。

 

今までみんなでお祭り騒ぎをしていた状態から一転、最後の2日はもの凄い静かな感じになる。燃えている時に感じる会場の一体感はどこか神秘的にすら感じる。大きな会場のシンボルでもある「The Man」がどーんと崩れ落ちる。お祭りの終わり。楽しい1週間という時間を静かに消化する最後の2日間。

最後に…

バーニングマンは、「ただの場」なのだと思う。1週間だけ存在する「理想郷」。1週間しか存在しえない「理想郷」。

ただ、同じ年に行ったとしても感じることはみんなぜんぜん違う。たくさんバーニングマンの体験記を読んだけれども、面白いようにみんなの視点は違う。今年はいいものを作れたという人から、何か物足りなかったという人まで。

 

「場」自体にはなにもない。楽しくするのは自分自身の行動だ。自分でたくさん表現して、たくさんgiveできた人はいい時間になるし、いい場になる。自身で作り上げるお祭りであり自己そのものを投影するお祭り「バーニングマン」。与えられた自由の中でどれだけ自分が作り上げることができるのか。自分の衝動で動くことは楽しく、Eフロムがいう「真の喜びは真の能動にある」という言葉がとても腑に落ちる場だと思う。

多くのキーワードが出てくるバーニングマンだけれども、改めてこの存在は凄い。お祭り自体ももちろん楽しい。そして、終えたあとに振り返ることにも大きな価値があるお祭りだと思う。ぜひ、会場に一度行って自分らしいバーニングマンを作ってみてください。NO SPECTETER!傍観者であるな!という標語を持ちながら。

おまけ:バーニングマンを楽しむコツ「一緒に行く人がとても重要!」

実は、僕2012年、2013年と2年連続でバーニングマンに行きました。2012年当時は会社に勤めていていたので夏休み期間に。最初は1人で突撃しました(コーラだけ持っていきました。笑)

2013年はアメリカに留学していた友人に誘われて。この友人が、めっちゃ可愛くて英語もペラペラだったので色々と助けて貰いました。世界一周の初日がバーニングマンでした。(ここだけの話、この友人に会いにバーニングマンに行ったようなもんです。青春ですね。)

 

一緒にいるメンバーがバーニングマンの充実度をかなり左右します。仲のいい友達か、この人と一緒にいたら楽しそう!という人と行くことをオススメします。

ただ、もちろん周りにそんな狂った人(笑)がいないのも察します。なので、是非Burninjaをチェックして下さい。

だいたい変な人が多いです。(いい意味で)こういうmeet upで行く人を探している人も多いので、是非行ってみて下さいね。

追記:その他行く事を本気で考えている方への情報:

レンタカーを借りていく方は、レンタカーサービスを使用しましょう。

そして、バーニングマンの砂漠の砂は細かく、車内に入ると絶望的に清掃が大変です。基本的に、車内にもカバーを全てしていきましょう。レンタカーによっては、バーニングマンへのレンタルを拒否している所もあります。

自転車を借りていこう

会場が絶望的に広いでの、自転車で移動をするのが非常に便利です。リノから会場までの間にあるレンタル自転車を予約していくと便利です。

水は多めに

砂漠地帯なので、物凄く喉が渇きます。是非多めの水を準備して行って下さい。ガロンという単位の水を初めて見て興奮します。

霧吹きを

水を入れた霧吹きがものすごく役に立ちます。水をかけても砂が落ちないので、霧吹きタイプのもので砂を落とすんです。是非!

ゴーグルは必須

砂漠の砂がめっちゃ細かくて、目に入ります。サングラスで行けばいいんじゃんという人は間違いなく後悔します。死海の中に目を開けてはいるようなものです。ゴーグルはアメリカのリノの街に売っているので、必ず買ってください。

後は自分たちが好きなものを

本当にあとは、好きなものを好きなだけ買ったり、作ったりして楽しみます。

その他バーニングマンに興味ある方に

バーニングマンを主催している方の動画もあるので、こちらも是非。

一度このコミュニティに足を踏み入れて見ると、感じる事、考える事があるのでオススメです!

他におすすめのバーニングマンの記事やアカウントこちら

◎バーニングマンに行ってきました(前編)/北端あおい | かみのたね
http://www.kaminotane.com/2017/12/19/1035/
文章がすごい好き!

◎超ワイルドな砂漠のイベント「バーニングマン」写真22点 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/photo/18/091300248/
ナショジオの綺麗な写真がたくさん載ってます

◎バーニングのインスタアカウント
Instagram

Twitterやってるので、ぜひフォローしてね!

All photos by michinori onda

TABIPPO社員
恩田 倫孝 TABIPPO / コミュニティマネジャー

日々酒で踊り続ける、砂漠と氷河を愛する吟遊詩人。旅を通じて「楽しさ」を考えて、多くの人の『楽しさの自給率』を上げることを目論む。食いつくキーワードは、ウェルビーイング、コミュニティ、教育。訪問国数は50。地元は新潟。慶応大学理工学部出身。趣味はホットサンドメーカーでサーモンを焼くこと。

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