アフリカで最も小さい国のひとつであるブルンジ共和国。日本人にとってまだまだ未知の国であり、存在すら知らなかったという人もいるかもしれません。ブルンジ共和国には、美しい自然をメインにした素敵な観光スポットが多数存在しています。
未知なる国、ブルンジ共和国のオススメ観光スポットを紹介します。
ブルンジ共和国の基本情報
ブルンジ共和国は、中部アフリカの内陸にあるとても小さな国です。3月から5月が大雨季にあたり降雨量は最も多く、6月から9月は乾季になり、9月が最も暑く32℃程度まで気温が上がります。熱帯気候エリアに属してはいますが、国土の多くが標高2,000m程度の高原のため比較的涼しく、過ごしやすい気候です。
アクセス方法は日本に乗り入れのあるエチオピア航空で、アディスアベバ経由で入るルートが一般的です。その他ヨーロッパ経由で入る方法もあります。
ブルンジ共和国のコーヒーは高品質なことで知られ、日本にも多く輸出されています。ブルンジ共和国の果実のように香りが高くコクのあるコーヒーは、お土産として大変喜ばれます。 紅茶の産地としても世界的に知名度が高く、値段も安く手に入りますので、お土産に最適です。
ルヴブ国立公園
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ブルンジ共和国には数多くの野生動物が生息している公園がいくつもあります。「ルヴブ国立公園」もその一つ。こちらの国立公園は、世界的にも群を抜いた大きさです。サルやヒョウ、バッファロー、ライオン、ヒョウなど、アフリカを代表する野生動物はもちろんのこと、水辺で生活をするナイルワニなども見ることができます。
また、敷地内には425種類以上の珍しい種類の鳥類も生息しており、500平方キロメートルを超える大きさを誇るその公園は、まるで広大な森林を散歩しているような気分が味わえます。ブルンジ共和国を代表する観光スポットなので、ぜひとも訪れてほしいスポットの1つです。
・名称:ルヴブ国立公園
・住所:Cankuzo,Karuzi,Muyinga,Ruyigi,Burundi
ルシジ国立公園
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ブジュンブラの北西に位置するルシジ国立公園は、ルシジ川の東岸に幅2km、長さ35kmにわたる平原と、ルシジ川がタンガニーカ湖に注ぐデルタ地帯の2つのパートから作られています。野生のカバの生息域は近年急速に減少していて、ルシジ国立公園はカバたちにとって楽園ともいえる場所となっていることでしょう。
また、水鳥など野鳥が多いことで知られ、バードウォッチングの名所としても有名です。癒しを求めてぜひルシジ国立公園を訪れてみてはいかがでしょうか。
名称:Rusizi National Park
・名称:ルシジ国立公園
・住所:Gihanga, Bujumbura, Burundi
キビラ国立公園
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ブルンジ共和国の国立公園としておすすめするのはキビラ国立公園です。周りには鮮やかな緑の茶畑が広がり、とてもスケールが大きいことが特徴的です。チンパンジーをはじめ、サルなど野生動物も多く見られ、目の前に訪れる光景はまさしく絶景そのもの。
アフリカ大陸の茶畑と動物を同時に見ることができる非常に珍しい場所でもあり、訪れておいて損のない観光スポットと言えるのではないでしょうか。
・名称:キビラ国立公園
タンガニーカ湖とビーチ
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ブルンジ共和国を代表するタンガニー湖は、平均水深が570m、最大水深は1,471mで、アフリカで1位、世界で2位の深さになっています。湖岸に位置するビーチには、平日はほとんど人がいませんが、休日になると国内やルワンダから訪れる、たくさんの観光客でにぎわいます。
ビーチの多くはブジュンブラ市内または近郊に位置していて、アクセスもよいので、旅の合間に一日のんびりと過ごすのもおすすめです。
・名称:タンガニーカ湖
・住所:Bujumbura,Bulundi
爬虫類園
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ブジュンブラの中心部にある爬虫類園。ワニやヘビなどの爬虫類を中心に飼育されています。爬虫類と触れ合えるコーナーは、特に観光客に人気があります。ヘビに直接触ることもできるので、爬虫類好きの人のみならず、旅の思い出としてもいかがですか?
また、ブジュンブラのローカルダンサーたちのダンスショーも行われています。迫力満点で見応えもあるので、ぜひゆっくり時間をとってみてくださいね。
・名称:爬虫類園(Reptile Park)
・住所:Rue de la Victoire, Bujumbura