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yui ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。

コロナウイルスの感染が拡大したことによって、世界は一変しました。ごくごく身の回りだけをみても、大学の講義や就活の選考がオンラインで行われたり、リモートワークが始まったりと、生活が大きく変わった人は少なくないでしょう。

学び方や働き方、生活の仕方が変わったことで、今後は人々の価値観も変わっていくことが予想されます。同時に、活躍できる人材の要件も様変わりするはず。

そんな今、コロナ時代に活躍できる人材になるために、何をすればいいのでしょうか。ここでは、「アフターコロナ」時代を考えるときに参考になりそうな書籍を10冊厳選しました。

『僕らはSNSでモノを買う』(飯髙悠太)

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インスタグラマーが紹介していた化粧品を買う、Twitterでバズっていたケーキを食べに行く、YouTubeで複数商品を比較検討して一眼レフを買う……今や、SNSで情報収集して何かを買うことは、決して珍しいことではありません。

本書は、株式会社ホットリンクの執行役員CMOであり、支援企業のSNSコンサルタントを務める著者が、SNSマーケティングのポイントを紹介したもの。ストーリー形式でわかりやすく書かれているので、マーケティング初心者にもやさしい一冊となっています。

今後のマーケティング活動は、SNS抜きでは語れません。本書で、SNS時代のマーケティング戦略について考えてみてはいかがでしょうか。

『サブスクリプションで売上の壁を超える方法』(西井敏恭)

近年よく耳にするようになった「サブスクリプション」という言葉。これは、商品を買うごとに代金を支払うのではなく、一定期間の利用権として料金を支払う方式のことをいいます。NetflixやAppleMusic、dマガジンなどをイメージすると、理解しやすいのではないでしょうか。

本書の著者は、GROOVE X CMOであり、世界100か国以上を旅した経験のある西井敏泰さん。サブスクリプションの定義からサブスクリプションの事業のつくり方や育て方まで書かれているので、これ一冊読んでおけば十分な知識が身につくはず。

サブスクリプションビジネスは、今後ますます成長していくでしょう。サブスクリプション関連の業界に身を置く方はもちろん、起業志望の方にとっても、ビジネスのヒントになってくれること間違いなしです。

『売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放』(中村朱美)

なんとも刺激的なタイトルが印象的な本書!著者は、京都にある定食屋、「佰食屋」を経営している中村朱美さんです。

定食屋「佰食屋」は、その名の通り、1日100食限定の定食屋。1日100食限定とすることで、会社として利益を上げながらも、社員の働きやすさを担保し、18時にはすべての従業員が帰宅できるようにしているそう。

そう聞くと、「有名店だからできることじゃない?」「うちの業種では無理」などという声が聞こえてきそうです。しかしよく考えてみると、ランチ営業で利益を上げる飲食店で、この働き方は極めてまれ。まずは本書を読んで、これからの働き方について考えてみてはいかがでしょうか。

『日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。』(太田英基)

太田英基さんは、1985年生まれの起業家です。大学生のときに事業を始め、5年間働いた後、「自分は海外にまったく目を向けてこなかった。外国人の友だちもいないし、英語すらできない」と気づいいて世界一周へ。2年間かけて「どこに行く」よりも「誰に会う」を重視した旅をし、現地のビジネスパーソンなど1,000人以上と交流したそう。

本書には、太田さんが旅の間に見たものや考えたことが余すことなく書かれています。世界を舞台に活躍したいけど、どうしたらいいかわからず足踏みしてしまっている人に、ぜひ読んでみてほしい、勇気が湧いてくる一冊です。同じく太田英基さん著の『僕らはまだ、世界を1ミリも知らない』もおすすめ!

『ザッソウ 結果を出すチームの習慣』(倉貫義人)

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コロナウイルスの感染拡大によって、ビジネスにおけるコミュニケーションは大きく変わりました。顔を合わせる機会が減り、オフィスにいれば1分の立ち話で終わるような相談に長々と時間をかけてしまったり、仲間との雑談がなくなって距離が生まれたように感じたりしている人もいるでしょう。

こんなときに読んでほしいのが、本書です。著者は、全社員リモートワーク、本社オフィスの撤廃、管理のない会社経営など、先進的な取り組みで知られる企業、株式会社ソニックガーデンの創業者で代表取締役社長である倉貫義人さん。

本書では、チームの生産性を上げる「ザッソウ(雑談と相談)」の重要性が語られます。コミュニケーションが減ってしまったと嘆いてばかりいずに、まずはザッソウから始めてみましょう!

『昨日も22時に寝たので僕の人生は無敵です~明日が変わる大人の早起き術~』(井上皓史)

外出自粛によって、生活リズムが乱れてしまった人も多いはず。早寝・早起きができなくなると、自分を責めてしまったり、家族や友人とのコミュニケーションがうまくいかなくなったりして、何もかもうまくいかないような気分になりがちですよね。

著者、井上皓史さんは、朝活コミュニティ「朝渋」の代表を務めています。井上さん自身、早寝早起きをすることで人生が変わったそう。

本書には、早起きのメリットから早起きするコツまで、早起きのプロならではの情報がたっぷり詰まっています。だらだら過ごしてしまいがちなおうち時間を有効に使うために、ぜひ手に取ってみてほしい一冊です。

『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』(東松寛文)

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「日常に刺激がほしい」「自分を変えたい」……そんな方におすすめしたいのが、本書です。

著者である東松寛文さんは、「リーマントラベラー」として、会社員として働きながら、週末ごとに海外旅行へ。3カ月かけて5大陸18か国を旅し、出版したりメディアに多数出演したりしているすごい人物です。

アフターコロナの時代には、もしかすると、かつての東松さんのように気軽に旅することはできなくなるかもしれません。でも、東松さんが週末旅で人生を変えたように、あなたも週末の自宅にいる時間をつかって何かをなすことはできるはず!

会社員でも心意気次第で人生を変えられる――そう背中を押してくれる一冊です。

『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』(ケリー・マクゴニガル)

自粛が続いている今、さまざまな我慢を強いられている人も多いはず。ストレスに押しつぶされそうになっていませんか?

ストレスについて考えたいときは、ぜひ本書を手に取ってみて。本書の著者は、ベストセラー『スタンフォードの自分を変える教室』の著者でもあるケリー・マクゴニガルさん。彼女によると、ストレスホルモンの分泌量が多いとパフォーマンスが上がることがわかっているそう。

ストレスが多い今だからこそ、そのストレスを逆手にとって、大きく成長できるはず。そのためにはまず、ストレスとの付き合い方を知っておきましょう。

『言語化力 言葉にできれば人生は変わる』(三浦崇宏)

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誰しも使わずには生きていけない「言葉」。それなのに、言葉の使い方については、きちんと習う機会はほとんどありません。

本書の著者である三浦崇宏さんは、まさに言葉のプロ。そんなプロの立場から、印象に残る言葉の紡ぎ方が語られているのが本書です。

今後、顔を合わせてのコミュニケーションは減っていき、テキストベースでのやり取りが主流になることも考えられます。そんな時代だからこそ、今一度「言葉」に向き合ってみませんか。印象に残る言葉が使えるようになると、仕事相手からの印象もガラリと変わるはず!

『アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る』(藤井保文、尾原和啓)

アフターデジタルとは、オフラインの行動がなくなり、「オフラインがデジタル世界に包含される」世界のことをいいます。

本書では、「デジタル先進国」である中国のIT事情が語られます。本書によると、特に中国を大きく変えたのは、オンライン決済。オンライン決済の購買履歴などから、その人の信用スコアが算出できるようになり、就職や物件探しなどにも影響するようになっているそうです。

アフターコロナの時代において、オフラインの比重はどんどん低くなっていくでしょう。そんなとき、日本はどんな国になっていくのか?一歩先をいく中国から、ヒントをもらえるはずです。

コロナ時代に活躍できる人材になるために

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今回の記事では、アフターコロナを考えるうえで役に立つ書籍を10冊ご紹介しました。

TABIPPOは、コロナ時代も活躍していきたい方々へ向けて、次世代のグローバル人材が育つあたらしい大人の学校「POOLO(ポーロ)」の第2期メンバーを募集中です。(申し込み締め切り日:2020年7月18日)


第1期(2019年~2020年)はオフライン型の講座を行っていましたが、第2期(2020年~2021年)は時代に合わせてオンラインを中心に設計しています。

受けられる講座は、「マインドセット」「スキルセット」「ナレッジ」「キャリアデザイン」の4つの領域。注力して学ぶテーマとして「マーケティング」「ツーリズム」「ビジネス」「キャリアデザイン」などがあります。

当記事で紹介した著者の方々の中にも、POOLOで登壇予定の方もいらっしゃいますよ!その他の豪華な講師陣にも注目です。

オンラインで切磋琢磨できる仲間と出会い、ともに学び、グローバル人材として成長しませんか?ご応募お待ちしています。

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