待ちに待った海外旅行!憧れのヨーロッパ!アメリカ大陸!南米!!でも…長時間のフライト…辛いですよね。窮屈だし、寝れないし、やることないし・・・。
そんな機内を少しでも快適に過ごせるようになる裏技を、外資系航空客室乗務員として毎回11時間のフライトに乗務する私がお伝えします。
これでロングフライトも怖くない!
1.機内は寒いもの!と心得て。
特に外資系航空会社にはよくあることですが、機内の温度は約22度に設定されています。
これは欧米人の体温はアジア人よりも高いこと、機内を動き回るクルーにとってこのくらいが快適温度(暑いと本当に倒れそうになります)ということが主な理由でしょう。
そのため、じっと座っている日本人のお客様はとても寒そう…もちろん、寒そうなお客様が多い時は機内の温度を上げてはいるのですが、広い機内はそんなに急には暖かくならないものです。
そして残念ながら、ブランケットの数にも限りがあります。また、冷蔵庫の近くや、ドア付近は特に冷えるのです。
ですので、念のため機内持ち込み用のかばんには余分に上着を入れていきましょう。ウルトラライトダウンもお勧めです。カバーに入れて丸くすれば枕にもなります!
それでもどうしても寒い!という時の裏技がコチラ!
- ペットボトルで湯たんぽを作ってもらう
- 暖かい飲み物をもらう
- 機内を歩く
食事のサービスが終わればクルー側としてはひと段落。サービスで使った水やお茶のペットボトルも丁度空になっています。
そこで、ギャレー(食事などの準備をするキッチンのような場所)にお邪魔して、その空きボトルに少量の水とお湯を入れてもらいましょう。即席湯たんぽの完成です。
ただし、気圧の変化で破裂する恐れもあるので、飛行機が着陸態勢に入る(到着の30分前ごろ)までには中の水を捨てて処分しましょう。言うまでもないですが、火傷には注意してくださいね。
2.機内で上手に眠りたいなら!
到着したら元気に遊びたい!だから飛行機で寝たいけど、なんだか緊張して眠れない…そんな経験はありませんか?
私の考える上手に眠る裏技がコチラ!
- 食後の満腹感を利用して眠る。食後のコーヒーは断る、もしくはディカフ(カフェインなしのコーヒー)を頼む。
- アクション映画を避けて、難しそうで眠くなりそうな映画を見る。
- 体を温める。
- 耳栓、マスク、アイマスクで全てをシャットアウトして完全に寝るモードに。
お食事の時にお酒を少し飲むのも効果的かも。ただし、上空で飲むお酒は地上で飲む3倍酔いが回るので要注意です。決して飲み過ぎないようにしましょう。
また、食後にミルクティーを飲むのもリラックスできると思います。とにかく眠りたいなら、いつも自分が寝る時に行うことをしたり、リラックスできるよう心がけ、体を寝るモードにもって行きましょう。
3.”マジックワード”でCAからの好感度UP!?
飲み物おかわりしたいんだけど…欲しいものがあるんだけど、なんだか忙しそうだし、CAに頼みにくいな…そんな風に思ったことはありませんか?