こんにちは、もりなつです。オーストラリアのケアンズは、世界中から観光客が集まる人気エリア。特に、世界遺産のグレートバリアリーフが有名ですよね。
しかし、ケアンズは海だけではなく、オーストラリアにしか生息していない動植物や熱帯雨林などの自然もたくさんあります。その中でも世界最古の熱帯雨林として知られている「キュランダ」はケアンズに来たら抑えておくべきスポット。
今回は、そんなキュランダのおすすめの周り方や魅力をご紹介します。
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世界最古の熱帯雨林キュランダとは
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ケアンズにあるキュランダとは、世界遺産に登録されている世界最古の熱帯雨林がある村です。
キュランダが世界自然遺産に登録された理由は、太古の状態と同じ姿の動植物が見られるからと言われています。キュランダの亜熱帯雨林が形成されたのが1億3,000年前と言われていて、地球上にまだ恐竜が存在していた時代からの状態を保っているのです。
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キュランダ村に住む人は3,000人ほど。面積も小さな村なので、2時間ほどあれば十分満喫することができます。抑えておくべきスポットは、キュランダでしか出会えないオーストラリアの動物と触れ合えることができる施設です。
コアラやカンガルー、ワラビーなどが放し飼いにされている「キュランダコアラガーデンズ」や、56種類もの珍しい鳥たちがいる「バードワールド」、そして、オーストラリアでも最大級の蝶鳥小屋「バタフライサンクチュアリ」があります。
コアラはオーストラリアで抱っこをして写真を撮れるところが年々少なくなってきていますが、「キュランダコアラガーデンズ」ならそれが可能に。キュランダでぜひ貴重な体験をしてみてくださいね。
熱帯雨林を見下ろせるスカイレールでキュランダ村まで
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キュランダ村までは、スカイレールもしくはキュランダ鉄道で向かうことができます。キュランダ鉄道についても後ほど紹介するので、行きと帰りで交通手段を変えてみるのもおすすめです。
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スカイレールとは、6人乗りのゴンドラで、世界遺産に登録された熱帯雨林を上空から見下ろせます。そして、熱帯雨林の向こう側には、もう一つの世界遺産であるサンゴ礁群のグレートバリアリーフが一望できることも。
スカイレールはケアンズ市内にある、スミスフィールドターミナルからキュランダ村まで直通ではなく、途中で何度かスカイレールを乗り継ぎます。とはいえ、乗り継ぎの際は数段階段を上るだけなので難しくありません。乗り継ぎの際にはボートウォークや見晴し台から景色を楽しむこともできます。
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所要時間は約1時間半ほどで、運行時間は午前9時から午後5時15分までですが、最終乗車時間は午後3時45分なので注意しましょう。料金は片道50AUドル(約3,700円)、往復75AUドル(約5,500円)です。
スカイレールは事前にインターネットで予約することも、現地でチケットを購入できますが、待ち時間を短縮するために事前に予約しておくのがおすすめです。