油断はアカン! 盗難事件勃発も…
ちなみに『テラハ』みたいに居住者同士での恋愛やカップル誕生等の事件ってないですか?
河口氏「恋愛は今のところないですね~。こっちの日本人コミュニティって狭いんですよね。しかもせわしなく入れ替わり立ち替わりしているので、恋愛している暇もないかも……。お話した通り、現地人は生活のために住んでいるので居住者同士のコミュニケーションも多くないですね。事件といえば泥棒に入られたコトはありましたが」
そうなんですね……(ガッカリ)。って、え!泥棒!?
河口氏「そうなんです。シェアハウスの屋上で外からもひとを呼んでBBQしていたときにヤられました……。しっかり施錠していなかったこちらにも落ち度があるのですが。盗難は比較的多いので警察も協力的じゃないんですよ。それからセキュリティは厳しくするようになりました」
あらら大変でしいたね、でも今後はもう安心ですね!
欠陥住宅に盗難事件とネガティブな話が続きましたが、欠陥住宅も慣れればなんてコトないようです(笑)。盗難についても気をつけていれば問題ない程度とのコト。私もカンボジアは複数都市まわりましたが、盗難や危険な目にあったコトはありません。
入居希望者が多く、今のシェアハウスに入りきらないため、新たにオープン予定のシェアハウスもあるようです。
河口氏「今度オープンするシェアハウスは欧米人にもたくさん入居してもらう予定なので、テラハみたいな楽しいシェアハウスにしたいですね」
そのときは是非、恋愛ネタをくださいっ(笑)
ちなみに河口氏がカンボジアでシェアハウスを運営している目的は、不足していると言われる日本のグローバル人材を増やすため、HISと提携して募集しているビジネスインターンシップ生の受け入れをしているからのようです。
現在カンボジアの年間外国人観光客数は500万人を突破しようとしており、経済は伸び、東南アジアの中でも注目を浴びています。しかし、カンボジア最大の悲しい歴史である キリングフィールドの事件により、政治家・医師・教師・文化人のような知識層から虐殺されていった歴史から、40歳以上の知識人が非常に少なく、カンボジア復興のためには海外からの経験値の高い知識人に頼らざるを得ない状況があります。
その為、海外労働者の受入措置が非常に優遇されています。出典:カンボジア ビジネスインターンシップ9日間 |H.I.S.スタディツアー
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【取材協力】
NPO法人ダイバーシティワールド
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