ライター
AYANA トラベルライター/世界一周経験者

奈良県生まれ。訪問国数は計31カ国。新卒で雑誌編集社へ入社し、その後ワーホリでオーストラリアへ。現在は大阪の美容メーカーで広報PRとして働きながら、年に3回は海外へ旅に出る。フィジー語学学校COLORSのコンテストで優勝したことをきっかけに、賞品の世界一周航空券を使って念願の世界一周を達成。旅先のコスメチェックとカフェ巡りはマスト。

こんにちは、AYANAです。数年前から訪れている猫ブーム。人気にともない、日本各地にある猫がたくさん暮らしている島、通称「猫島」も観光スポットとして注目されるようになりました。

猫好きな私もいつか行きたいと思い続け、ついに念願の猫島デビュー!今回はその中から、香川県にある「青島」をご紹介します。

通称「猫島」と呼ばれる、愛媛県「青島」とは


青島は、瀬戸内海に位置する愛媛県大洲市の有人島。人口はすでに1桁にまで減少しているといわれており、島内には商店や自動販売機もありません。ただ猫の数は数年前よりも増加し、なんと200匹を超えているのだとか!

今では日本国内だけでなく、世界各国からも観光客が押し寄せるスポットになっています。私が訪れた際もアジア人を中心に多くの観光客でにぎわっていました。

青島へのアクセス方法と注意点


最寄駅は、JR伊予長浜駅。そこからフェリー乗り場がある長浜港までは、徒歩圏内です。ここから定期旅客船「あおしま」に乗船し青島へ渡ります。価格は往復1,400円(2020年6月13日時点)です。ここで注意すべき点があります。

定期船は、1日2便のみ
午前と午後に、1便ずつしか便がありません。また1便目は朝の出発時間が非常に早く、復路便までの滞在時間もたった10分。朝の便で往復するのは難しいので、1日でスケジュールを立てましょう。
定員数に注意!
定員は各便34名です。さらに2便目に関しては、1便目の青島行きに乗船されている人数を差し引いた人数しか乗船できません!

【例:1便目に20名乗船した場合、2便目は14名しか乗船できない(34名‐20名=14名)】
確実に青島へ渡りたい人は、朝便に乗船することをおすすめします。

島に上陸した直後、猫たちがお出迎え


無事青島へ着くと、下船した直後からすでに猫猫猫!たくさんの猫たちが、出迎えてくれました。想像以上の猫パラダイスに、猫好きの私は悶絶。終始顔のニヤニヤが止まりません。猫たちに案内されるように島内を歩くと、このような餌やり場にたどり着きます。


観光客がそれぞれ持ってきた餌を片手に、猫たちと戯れます。島内の至る所に猫はいますが、餌はこの決められた場所であげるようにしましょう。


猫たちも、ここにいれば餌がもらえることを分かっているので、必然的にこの場所に集まってくるようです。基本的に餌を持っていればこれでもかというほど猫たちが押し掛けてきます。

そして当たり前なのですが、猫島なのでいらっしゃる観光客の方々は猫好きの方ばかり。どこからともなく「可愛い!」「癒される!」といった声が飛び交い、素晴らしく素敵な空間でした。心が穏やかになりますね。

訪れる際に気を付けること


先述しましたが、島内へ入れる人数には制限があります。さらに天候によっては急遽運航休止になる場合もあるので、気を付けましょう。(実際に私は朝一でフェリー乗り場に付くと、運航休止の看板と直面して絶望しました。)

また島内には、商店や自動販売機などが用意されていません。飲み物や猫の餌などは、島内に入るまでに購入しておくようにしましょう。

マナーを守って、癒しの猫空間を楽しもう

青島で暮らす猫たちは、観光客にも非常に慣れています。餌をあげたり、おもちゃで遊んだり、写真を撮ったりすることも可能です。ただあくまでも、野生の猫たち。最低限のマナーやルールをきちんと守って、猫たちを優しく見守ってあげましょう。

All photos by Ayana Furuki

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AYANA トラベルライター/世界一周経験者

奈良県生まれ。訪問国数は計31カ国。新卒で雑誌編集社へ入社し、その後ワーホリでオーストラリアへ。現在は大阪の美容メーカーで広報PRとして働きながら、年に3回は海外へ旅に出る。フィジー語学学校COLORSのコンテストで優勝したことをきっかけに、賞品の世界一周航空券を使って念願の世界一周を達成。旅先のコスメチェックとカフェ巡りはマスト。

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