セブパシフィック航空
ライター
かわい まゆみ 絶景ハンター&トラベルライター

秘境絶景ひとり旅好きな絶景ハンター。国内47都道府県、世界89カ国、訪れたスポットは2000以上。フットワークの軽さと胃腸の丈夫さが自慢。マニアックな絶景スポットを発掘するのが好き。"ちょっと出かけたくなる"、そんなきっかけを作れるような情報発信を心がけています。

機内誌「Smile」でフィリピンの予習

機内誌も(セブパシフィック航空)Photo by Mayumi
セブ・パシフィック航空の機内誌「Smile(スマイル)」(英語)では、最新のフィリピン情報が詰まっています。ぜひ一度手に取って、読んでみてくださいね。

なお、画像右の用紙は税関申告書。機内で配布されますので、ペンのご用意を忘れずに。

クラーク到着!「クラーク国際空港」とは

約5時間のフライトを経て、いよいよフィリピン・クラークに到着です。ここでは、クラーク国際空港についてご紹介します。

フィリピン第2のハブ空港化!?「クラーク国際空港」

クラーク国際空港Photo by Mayumi
セブ・パシフィック航空のハブ空港であり、フィリピンのメインゲートである首都マニラの「ニノイ・アキノ国際空港(Ninoy Aquino International Airport)」。

そのキャパシティ(収容・処理能力)がもはや限界に達し、混雑緩和と一極集中を分散化するため、第2のハブ空港として白羽の矢が立ったのが「クラーク国際空港」です。

マニラから車でおよそ2~3時間、経済活動が活発でセキュリティと安全性に優れたクラーク経済特区という好立地に位置するクラーク国際空港。今や、フィリピンとアジアを結ぶ新たなゲートウェイとして欠かせない存在となっています。

2022年5月にオープンした新旅客ターミナル

クラーク国際空港ボーディングゲート(セブパシフィック航空)Photo by Mayumi
クラーク国際空港は2022年5月、さらなる利便性向上と国際水準を満たしたサービスの拡充を図るため、11万平方mの敷地面積に年間最大800万人の旅客および16のエアラインを収容できる新旅客ターミナルをオープン。

山をイメージした美しい流線型のデザインに開放的な空間、モダンアートな木製ベンチ、飲食店やお土産ショップも今後さらに拡充予定で、ニノイ・アキノ国際空港のあのカオスとは無縁の、落ち着いた雰囲気の空港となっています。

セルフチェックイン荷物預け樹(セブパシフィック航空)Photo by Mayumi
空港内には、新たに自動セルフチェックイン機や自動セルフ手荷物預け機、入国審査エリアでのeゲートなどの最新機器を導入、さらにジェンダーフリーのお手洗いや授乳室、多宗教の祈祷室、海外フィリピン人労働者は無料で利用できるラウンジなども設置されています。

シンプルで分かりやすい空港からの移動手段

クラーク国際空港アライバルホールPhoto by Mayumi
クラーク国際空港のターミナルは一つ。コンパクトな到着ロビーを出れば、目の前はすぐパーキングエリアです。

市内移動はタクシー(配車アプリのGrab含む)かバス(SMクラーク経由のマニラ直通P2Pバス)、レンタカー、よりコストを抑えて移動したい人はフィリピン定番の相乗りワゴン「ジープニー」も利用可能です。ちなみに、空港内の規制のおかげで、チープでぼったくりの多い荷台付三輪バイタクの「トライシクル」は入場できないため安心ですよ。

ちなみに、2029年までに、クラークとマニラを結ぶ南北通勤鉄道(North–South Commuter Railway、通称NSCR)が全線開通予定です。 それが実現すれば、マニラへのアクセスがより楽で便利に、フィリピン国内の移動の可能性も広がりますね。

クラーク国際空港アライバルホール SIMカウンターPhoto by Mayumi
余談として、到着ロビーには、ネット通信に欠かせない現地SIMカードの販売ブースが入っています。

最近では日本の国内SIMでも海外でそのまま使える海外ローミングサービスが増えていますが、使用日数やデータ通信量に上限があったりと不便なことも。

そんなわずらわしさから解放されたいときは、ぜひ現地SIMの購入をオススメします。参考までに、筆者が購入したGlobe社SIMは5G通信で7日間/17GB・300ペソ(約800円)でした。設定までお任せできるので安心です。

より身近になったフィリピンへ遊びに行こう!

クラーク国際空港では煩わしいターミナル間の移動をすることなく、フィリピン各都市への乗り継ぎや国際線への移動もシームレスに可能。

さらに、円安、物価高、燃油サーチャージ引き上げのトリプルダメージで、日本人にとって逆風吹き荒れる中、それでも海外へ行きたい旅人勢にとって格安航空のLCCは強い味方であり、物価の安いフィリピンは旅人のオアシス。

ぜひ、セブ・パシフィック航空をうまく活用して、より身近になったフィリピンへ遊びに出かけてみませんか?

ライター
かわい まゆみ 絶景ハンター&トラベルライター

秘境絶景ひとり旅好きな絶景ハンター。国内47都道府県、世界89カ国、訪れたスポットは2000以上。フットワークの軽さと胃腸の丈夫さが自慢。マニアックな絶景スポットを発掘するのが好き。"ちょっと出かけたくなる"、そんなきっかけを作れるような情報発信を心がけています。

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