ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

優待でいく

旅行会社には国内・海外問わずいくつかの航空会社またはホテルで優待を受けられることがあります。ファムツアーは旅行代金を一部負担してくれるタイプのものありますが、優待は割引になる且つ優待を使用できる期間がしっかり定まっているのが特徴です。

そのため少し利用するハードルは上がりますが、優待の種類自体は豊富です。

 

さらに優待を利用できるのは旅行会社または旅行業界に携わっている人など、業界人なら誰でも参加できるというものが多いので、「優待をベースに旅程を組んでみる」、「前々から泊まってみたかった宿泊施設だった」、「ちょうど使いたい航空会社だった」などというケースでの使用がぴったりです。

取引先に一言伝えておく


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こちらは信頼関係ができていることが大前提としていますが、よく話す取引先や贔屓にしていただいている取引先さんでは、公にしていないけれど優待枠をくださることがあります。

「いつも多くのツアーを売ってくれるから」「よくこのホテルをお客様に勧めてくれるから」そんな理由でいざ自分が使うときに、「もっと売って欲しい!」という思いを込めて割引をしてくれることも。

 

社内では数字や頑張りというのがはっきり分かることがありますが、取引先の会社にそれが届くということはなかなかありません。それを届かせてこそ、こういった隠れた優待を受けることができるのです。

「優待が欲しいから」ではなく、あくまで「お客様に素敵なツアーを体験してもらいたいから、実際に体験してみたい」という思いを持って、日々仕事をしましょう。

節度を保ちながら、最安に行くのがコツ


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ここまで考えられる最安方法を挙げて説明してきましたが、一番大切なのは旅行会社社員として「お客様に最新の正しい情報を伝える」「お客様に素晴らしい体験をしていただく」、そのために優待やファムツアーにいくということを意識しなければいけません。

そのためには日々の業務をしっかり丁寧に、結果を残していく必要があります。2年間激務をしてきた元旅行会社社員としては、少しのご褒美かなと思いながら旅に出るのもアリですが、やっぱりお客様に生の声をお届けするためにも、旅に出て欲しいと思います。

 

それと同時に優待やファムツアーでは、肩書きは会社になります。失礼な態度や傲慢な態度は、会社全体にも影響を及ぼすことがありますので、取引先の方に感謝をし、常に低姿勢でいることが大切です。

もし、旅行業界に関わることがあれば、ぜひどんどん旅に出て一緒に旅人数を増やしていきましょう!

ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

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