簡単に挑戦できる登りやすい6000m級の山「ワイナポトシ」とは?
ボリビア ・2015年10月30日(2017年12月29日 更新)
ライター
大学卒業後、世界一周の旅に出発し、1年半かけて45カ国を周る。帰国後、株式会社アマナに入社。2016年よりフリーランスとなり、想像もできない風景を多くの人に届けるために世界中の極地、僻地を旅しながら撮影を行なっている。 近年はヒマラヤの8000m峰から水中、南極まで活動範囲を広めており、2021年にはエベレスト(8848m)を登頂した。 受賞歴 2017年 Canon "SHINES" 2017 品川一治選 書籍 2018年 写真集「Ama Dablam」 2022年 写真集「空と大地の間、夢と現の境界線 -Everest- 」 2022年 新書「エベレストの空」 写真展 2019年 キヤノンギャラリー銀座、名古屋、大阪 「Ama Dablam」 2020年 キヤノンギャラリー品川、大阪 「Manaslu」 2022年 代官山蔦屋書店「空と大地の間、夢と現の境界線 -EVEREST-」
標高6000mを超える登山への挑戦。そんな山、素人が登れるわけない…なんて考えてしまいますよね。けど、もしチャンスがあれば挑戦してみたい!そう思うのは僕だけではないはず。
というわけで、今回は世界で最も挑戦しやすい6000m峰と言われるワイナポトシについて紹介したいと思います。
ワイナポトシってどんな山?
photo by markg6
ワイナポトシはボリビアの首都ラパス近郊にあるレアス山群にある山で、標高は6088mにもなります。
なんで挑戦しやすいの?
photo by scropy
なぜ、ワイナポトシが世界で最も挑戦しやすい山と言われるのか。その理由のひとつに周囲の標高があります。
起点の町であるラパスでさえ標高3600m程度にあり、登山も4500mからスタートするので最短では1泊2日で登頂が可能ということもあって世界中から多くの旅行者が挑戦しています。
まずはツアー会社に申し込もう!
photo by Padmanaba01
ワイナポトシへの挑戦を決めたら、まずは登山ツアーを開催しているラパスの現地ツアー会社に申し込みをしましょう。ツアー会社にもよりますが、ツアー費用は1泊2日で7000円、2泊3日で1万円ほどです。
雪山用の登山靴やアイゼン、ピッケル、寝袋等の基本的な装備はツアー費用に含まれています。その他に必要なものがあればツアー申し込みの時にガイドが教えてくれるのでブリーフィングはしっかりと聞きましょう!
一般的にツアーはガイド1人と参加者2人の3人1組のチームで行われます。
おすすめは2泊3日ツアー
photo by Matthias774
スケジュールに無理がないようであれば、2泊3日のツアーへの参加をおすすめします。この日程であれば登山1日目は高度順応にあてることができ、より登頂の可能性が上がります。
また、初日は専用の道具やアイスクライミングの練習をするので、翌日から安心して登山に臨むこともできます。
いざ、最終アタック!
photo by justin_vidamo
スタート地点からベースキャンプとなる山小屋までは2時間ほどの登山。この地点で標高は5200m。山小屋に着いたら仮眠をとったり、ゆっくりと出発に備えます。
ライター
大学卒業後、世界一周の旅に出発し、1年半かけて45カ国を周る。帰国後、株式会社アマナに入社。2016年よりフリーランスとなり、想像もできない風景を多くの人に届けるために世界中の極地、僻地を旅しながら撮影を行なっている。 近年はヒマラヤの8000m峰から水中、南極まで活動範囲を広めており、2021年にはエベレスト(8848m)を登頂した。 受賞歴 2017年 Canon "SHINES" 2017 品川一治選 書籍 2018年 写真集「Ama Dablam」 2022年 写真集「空と大地の間、夢と現の境界線 -Everest- 」 2022年 新書「エベレストの空」 写真展 2019年 キヤノンギャラリー銀座、名古屋、大阪 「Ama Dablam」 2020年 キヤノンギャラリー品川、大阪 「Manaslu」 2022年 代官山蔦屋書店「空と大地の間、夢と現の境界線 -EVEREST-」