ライター
なみー トビタテ1期生

アフリカとヨガと安い航空券探しが趣味のズボラ女子。2017年から社会人。それから「3日休みがあったら海外旅行」がモットーに。夢は渡航国数を年齢×2にすること。マルタが私のアナザースカイ。トビタテ1期生。

皆さま、Édjé! アフリカ大陸とマダガスカル島の間に浮かぶ小さな島々、それがグランドコモロ島、アンジュアン島、モヘリ島の3島を合わせた国家、コモロ連合です。 実はコモロ連合の右下にある「マヨット島」も、コモロ連合の一部だとコモロは主張していますが、実際にはフランス領とされています。

なかなか聞くことのない、コモロ。2017年夏に弾丸で2泊した、3島の内の1つ、グランドコモロ島への旅をご紹介いたします。ちなみに、Édjé!とは、グランドコモロ島で話されるShingazidjaというコモロ語で、”Hello”を意味しています。

 

コモロ連合の中で訪れた都市とルート、移動方法

移動方法

コモロ諸島を形成する3島の内、グランドコモロ島を訪れました。首都となるモロニ、少し離れたビーチと、塩湖。電車もなく、基本的にはタクシーでの移動です。

行き方

私はエチオピア航空で成田空港→エチオピア アディスアベバ(香港経由)→モロニと渡航しました。乗換は一回のみです。

他にもマダガスカル経由やパリ経由などもあるようですが、少し値がはってしまいます。各旅行会社でのツアーでは、コモロ単体のツアーはなく、近くのレユニオンやマヨット島とのパッケージツアーが主流なようです。ちなみに私はコモロ諸島の後、タンザニアへ行くプランで旅行しました。

 

コモロ連合でのエピソード(人とのエピソード)

コモロの人々は基本的にフレンドリーで、いつもニコニコ。歩いてるだけで、”Ça va ?“(調子どうよ?元気?)と聞いて来ます。(外国人にはフランス語を使い、英語全く使わないためかなり大変ですが)他のアフリカの人々のように陽気すぎないし、しつこくない。みんな優しくて穏やかで、ちょっとシャイで温かい人です。

飛行機で出会ったフランス留学をしているWassimにはビザの取得から滞在中のアドバイスまで手伝ってもらいました。 鉄道もないこの国では、滞在中はタクシーが必須であり、その運ちゃんには滞在中ずっとお世話になりました。

全く英語が通じないにも関わらず意思疎通ができ、いきなり白目向き出してきたりするユーモア溢れるKaravat(当時25)は、貫禄しかない最高のタクシー運転手であり、最高のコモロガイドでした。是非コモロの滞在中は彼を探して欲しいです。

ちなみにコモロにホテルは中々高価(1泊7000円ほど)なので、私は比較的安価で且つ現地の人と触れ合えるAirbnbを利用し、ホストマザーであったMama Danielleは、英語を流暢に話し、本当に愉快で明るく、彼女の笑い声につられて何度も笑いました。 コモロでの人々との楽しく幸せな触れ合いが最高の思い出です。

 

コモロ連合でのエピソード(場所のエピソード)

首都モロニには、国立博物館をはじめ、Volo Volo Marketで人々が賑わいを見せたり、イスラム教が広まるきっかけとなったスルン王宮や数々のモスクなど、訪れるべき場所がいくつかあります。 街の中心地には各官庁がありますが、14:30には閉まるとのこと…。

そしてモロニの反対側の西海岸には、カルタラ火山やマングローブの森、塩の湖サル湖、人も全くいない白く輝く砂浜と青一色のきらびやかなインド洋が一面に広がり、世界の裏側に来たような不思議な感覚に陥ります。

地元の人達のオススメはMaloudja Beach。少し距離はありますが、ただの水であるかのように透明度の高い海が果てまで広がり、ほぼ無人のビーチで、癒されること間違いなしです!

 

知っておくべきキーワードは「シーラカンス」

シーラカンスなくしてコモロについては語れないでしょう。6500万年前に絶滅したものと考えられていた「生きた化石」シーラカンスは、コモロ周辺に今もなお生息しています。

但し深海魚のため、網にかかって船まで揚げる際に死んでしまい、今まで釣れたシーラカンスは全て死体であったそうで、陸上で生きたシーラカンスを見ることが出来ません。

しかし首都モロニにはその剥製が国立博物館に保存されており、その生々しさと意外な大きさに圧倒されるでしょう。また、わざとシーラカンス釣ることは違法とのこと(たまたま連れてしまった場合はOK)。そして滅多にいないEnglish Speakerがいますので是非わからないことは聞いてみてください。

ちなみに、その博物館の2階にはカルタラ火山の研究家の人がおり、運が良ければ火山の写真などを見せてもらえます。

 

コモロ連合旅行を楽しむためのアドバイス

コモロのゆったりさを受け入れ、ありのままの生活を楽しんで下さい。首都にも関わらず、建てっぱなし途中の建物が多く見られたり、空港でも対応が大雑把すぎたり、平日の真昼間に結婚式を挙げていたり、街一有名なシーラカンス博物館もほこりだらけであったり、ある人は朝から晩まで同じ場所にいるんじゃないかと思う程動いていなかったりと、ツッコミどころ満載ですが、ゆったりとした赴くままにすぎる時間をコモロの人々と楽しんでほしいです。

そして何も手の加えられていない大自然を、時間のある限り見に出かけることをお勧めします。

 

コモロ連合の治安

治安は比較的良いと思います。夜に一人で出歩くことについても危険を感じることはありません。しかし、電灯が少ないため暗くて怖い……。 コモロの人々はイスラム教であるため、服装については気をつけておくべきだと思います。

コモロに限ったことではありませんが、肩や足を露出することが宗教上タブーな国がたくさんあり、そうしたところで服装に気をつけなかった場合は標的になるかもしれません。 郷に入っては郷に従えという言葉の通り、宗教のことはしっかり理解しリスペクトした上で、渡航しましょう。

コモロでは独立以降,度々クーデターが発生しているため,政治情勢に注意を払う必要があります。 また今年4月にはアザリ大統領より国民へ、今年7月末に憲法改正のため国民投票を実施することを発表しており、今後政治状況に大きな変化が生じる可能性もあります。

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なみー トビタテ1期生

アフリカとヨガと安い航空券探しが趣味のズボラ女子。2017年から社会人。それから「3日休みがあったら海外旅行」がモットーに。夢は渡航国数を年齢×2にすること。マルタが私のアナザースカイ。トビタテ1期生。

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