海外旅行に行く際、どうしても荷物が多くなってしまうことがあります。最近では飛行機の機内持ち込みも厳しく制限されているので、最悪没収なんて可能性も。
没収される可能性の高いスプレーや液体など、17つのアイテムを今一度チェックしましょう。
*編集部追記
2015年11月の記事に新たに10個追加しました。(2017/05/16)
2017年5月の記事に新たに追記しました。(2019/06/02)
2019年6月の記事に新たに追記しました。(2019/06/29)
スプレーは透明のビニール袋に入れて機内持ち込みへ
女性ならば、ヘアスプレーや制汗スプレー、スプレー式のミストなどスプレー製品も機内持ち込みの対象となります。
スプレー類も100ml以下であれば、透明のジッパー付きビニール袋に入れて持ち込むことが可能です。ただし、身だしなみ以外の目的のスプレー類(防水スプレーや塗装用など)は機内に持ち込めませんのでご注意ください。
化粧水やクリームなどの液体
まずは、化粧水やクリームなどの液体類です。
100ml以下の容器に入った液体を、容量1リットル以下で辺20cm×20cm以内のジッパーの付いた再封可能な透明プラスチック製袋の中に入れてあれば、一人一袋までは持ち込みできますが、それ以外は持ち込みできません。100ml以内であれば容器はチューブ型でも缶でも大丈夫です。
化粧品も液体なので透明な袋に入れて機内持ち込みへ
液状になっている化粧品の中でも特に注意が必要なのが、リキッドのマスカラやアイライナー、ジェル状になっているリップグロスも液体物扱いになり、持ち込み制限の対象となります。ただし、スティック状のものは対象になりませんので、スティック状のリップクリームや口紅は液体物にはなりません。
刃物類は機内に持ち込めません
機内に刃物を持ち込めないのはかなり有名です。小さなカッターや眉毛切り用のはさみでも対象になりますので、必ず預け荷物の中に入れましょう。ただし、爪切りは持ち込み可能です。
ヘアアイロン・カーラーは電池を外して機内持ち込みに
最近チェックが厳しいと感じるのが、ヘアアイロンやカーラーです。コンセント式なら大丈夫ですが、電池式のもの、ガス式のものに注意が必要です。
電池式で、電池がリチウムイオン電池の場合、本体から電池を取り外すことができれば持ち込みも預けることも可能です。また取り外した電池は手荷物としてのみ持ち込むことが可能です。
つまり、本体から電池を外すことができなければ飛行機では持っていけないということです。
またガス式の場合は、炭化水素ガスが充てんしてあるものであって、熱源部には安全カバーが取り 付けられているもの1個まで。また、予備の炭化水素ガスカートリッジは液体物制限の対象となります。
マッチやライターは小型で一つだけなら機内持ち込み可能
タバコを吸わない女性でも、ビューラーを温めるのに重宝することから持っている人も少なくないマッチやライター。どちらも小型のもので携帯型のもの(使い捨てライターなど)でしたら、いずれか1つまで持ち込み可能です。逆に、預け荷物には入れることができませんのでご注意ください。
空港の免税店で購入した液体類は乗り継ぎ地に注意
海外旅行の楽しみの一つである空港の免税店ですが、ここで購入したお酒や化粧水などの免税品も、液体物持ち込み制限量を超える場合は目的地まで持ち込めないこともあります。例えば出国後の成田の免税店で購入してそれを持ち込み、パリに直行するのはOKです。
一方、出国後の成田の免税店で購入してそれを持ち込み、シンガポールで乗り継いでパリに向かう場合、預け荷物に入れなおすことができなければ、制限量を超える部分は、残念ながらシンガポールで没収されます。
殺虫剤は機内持ち込みも預け荷物もNG
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殺虫剤は飛行機への持ち込みも預けることもできません。ただし、市販の虫さされスプレーやかゆみ止めは持ち込みも預けることもできます。アフリカ、東南アジア方面へ行く際は注意したいですね。
リチウム電池はかなり厳しい制限あり
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パソコンやスマートフォンの予備バッテリーに使われるリチウム電池は要注意です。リチウム含有量2g以下は持ち込みは可、リチウム含有量2g以上は持ち込みも預けることもできません。
国によっては、100Wh以上のリチウム電池の持ち込みを禁止しています。
カセットコンロのガスボンベも機内持ち込み不可
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カセットコンロのガスボンベは持ち込みも預けることもできません。ただ、キャンプ用カセットコンロ・バーナーの本体は飛行機に持ち込めます。ただし、必ず本体にガスの残留がないか確認しましょう。