みなさんは、北欧にあるデンマークの首都・コペンハーゲンについてどんなイメージをお持ちですか? チボリ公園? それとも人魚姫の像でしょうか? コペンハーゲンは、中世の趣を色濃く残した美しい街並みや宮殿がありながらも、モダンな建築でも知られるスポット。
自然が豊かで見どころがぎゅっと詰まった都市、コペンハーゲンのおすすめ観光スポットをご紹介します。
*編集部追記
2017年10月公開の記事に、新たにスポットを追加しました。(2017/11/30)
2017年11月更新の記事に、新たに追加しました。(2019/1/28)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。
コペンハーゲンに行ってみての感想
photo by pixta
私がコペンハーゲンを訪れたのは初夏の頃で、気温はまだそれほど高くなく、夜にはジャケットが必要なほどでした。コペンハーゲンは街が整然として落ち着いており、可愛らしいカフェやおしゃれなレストランも多く、さすが北欧を代表するデザイン大国だなと感じました。
現地の人は英語が上手で、外国人だとわかるとすぐに英語に切り替えて話をしてくれました。コペンハーゲンには、世界最古といわれるテーマパーク「チボリ公園」や、デンマークデザイン博物館、人魚姫の像など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。
街並みもきれいなので、ただブラブラと街を歩いて疲れたらカフェに入る…なんていうリラックスした旅をするのにもおすすめです。
観光する際のアドバイス
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基本的にコペンハーゲンの治安は良いですが、過去(2015年2月)にはテロが発生したこともあるので油断はできません。物価は高く、ヨーロッパの中でもお金がかかる場所です。
一般的にデンマークはノルウェーよりも安いですが、スウェーデンよりは高いと言われています。衛生面は心配する必要はなく、水も飲めるので安心です。
おすすめのベストスポット
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私がおすすめするのは、カラフルな家が立ち並ぶ港町・ニューハウンです。ここはコペンハーゲンでも人気の観光スポットで、休日ともなると多くの地元民と観光客で賑わう場所です。
おしゃれなお店も多く、ランチやカフェ利用するのもおすすめです。特に天気が良いとテラス席が人気で、皆暖かな太陽の光を得ようとこぞって外の席へと座ります。
・名称:ニューハウン
・住所:Nyhavn, Copenhagen K
・アクセス:地下鉄1・2号線コンゲンス・ニュートー駅(Kongens Nytorv)から徒歩1分
・公式サイトURL:spisinyhavn.dk/uk
チボリ公園(Tivoli Park)
1843年に開園された世界最古といわれるテーマパーク「チボリ公園」。 あのウォルト・ディズニーが2度も視察に訪れたという公園の中には、手入れされた庭園があるかと思えば、現代的な絶叫マシンも完備。
クリスマスやハロウィンなど、季節ごとのテーマに合わせたイベントも豊富なのでチェックしてみてください。(開園時間・時期は、季節ごとに変更あり)
・名称:チボリ公園
・住所:Vesterbrogade 3, 1630 Copenhagen V, Denmark
・アクセス:コペンハーゲン中央駅(Copenhagen Central Station)から徒歩2分
・営業時間:要確認
・定休日:要確認
・電話番号:+45 33 15 10 01
・公式サイトURL:https://www.tivoli.dk/en/
コペンハーゲン市庁舎
1905年に建設された「コペンハーゲン市庁舎」は、中世デンマークとルネッサンス様式を複合させたスタイルで建造されたもの。
レンガ造りの外観を見るだけではなく、自由に見学できる内部へ入場してみてください。英語ガイドでの有料ツアーに参加すれば、105.6mの高さの鉄塔からパノラマビューが楽しめます。
・名称:コペンハーゲン市庁舎
・住所:City Hall Copenhagen 1599 Raadhuset Copenhagen,Denmark
・アクセス:コペンハーゲン中央駅から徒歩 3分
・営業時間:8:30~16:30(土曜11~13:00)、ガイドツアーは平日13:00~、土曜10:00~
・定休日:日・祝日
・電話番号:+45 3366 2586
・料金:無料、ガイドツアーは50DKK(デンマーククローネ)
・公式サイトURL:kk.dk/raadhusrundvisning
アンデルセン像
「人魚姫」や「みにくいアヒルの子」など、世界中で読まれている童話の作者アンデルセン。デンマークを代表する童話作家であり詩人です。
コペンハーゲン市庁舎 の隣にある「アンデルセン像」は、写真撮影スポットとして人気の場所。ぜひアンデルセン像と一緒に写真を撮ってみてください。
・名称:アンデルセン像
・住所:Raadhuspladsen, Copenhagen V
・アクセス:コペンハーゲン中央駅からから徒歩5分
ギネス世界記録博物館(Guinness World of Records)
「ギネス世界記録博物館」は、ギネスに登録された記録を目で見て楽しめる博物館。世界一の長身、世界一大きな野菜、世界一速い車など、ちょっとびっくりの世界中で記録されたギネスレコードが並びます。
マイケル・ジャクソンのグラミー賞独占にまつわる展示もあるので、ファンの方は訪れてみてください。
・名称:ギネス世界記録博物館
・住所:Østergade 16, 1100 Copenhagen, Denmark
・アクセス:コペンハーゲン中央駅からから徒歩約17分
・営業時間:【6 ~ 8月】:10:00 ~ 20:00【9 ~ 5月】 10:00 ~ 18:00(金・土~ 20:00)
・定休日:無休
・電話番号:+45 33 32 31 31
・料金:大人
ラウンドタワー(The Round Tower)
コペンハーゲンの中心部ストロイエのほど近くにある「ラウンドタワー」は、高さ35mの円形の塔。 1861年までは天文観測所として使われていたこの塔は、1642年に建造されたものです。
螺旋階段を上りきった頂上から見えるのは、パノラマビューのコペンハーゲンの街並み。 季節により夜間の見学が可能なので、夜景見学にもおすすめのスポットです。
・名称:ラウンドタワー
・住所:Koebmagergade 52A, Copenhagen K
・アクセス:ノアポート駅(Noerreport)から徒歩3分
・営業時間:10~20時【9/21〜5/20】~17:00
・定休日:無休
・電話番号:+45 33 73 03 73
・料金:大人25DKK
・公式サイトURL:http://www.rundetaarn.dk/
ストロイエ (Stroeget)
コペンハーゲンのメインストリート「ストロイエ」は、歩行者天国発祥の地。 通り沿いには、陶磁器の「ロイヤル・コペンハーゲン」、「グッチ」や「ルイ・ヴィトン」などのブランド・ショップ、日本でも人気の「フライング・タイガー」の旗艦店などが並びます。
散策途中に立ち寄れるカフェなどもあるので、のんびりと街歩きを楽しんでみてください。
・名称:ストロイエ
・住所:Nygade-Vimmelskaftet-Amagertorv-Oestergade, Copenhagen K
・アクセス:コペンハーゲン中央駅から徒歩5分
・公式サイトURL:stroget-kobenhavn.dk
ブラック・ダイヤモンド/王立図書館新館(Den Sorte Diamant)
クリスチャンボー城の南側に位置する「王立図書館新館」。デンマークの建築ユニットであるシュミット・ハマー&ラッセンのデザインです。
「ブラック・ダイヤモンド」のニックネームで呼ばれるこの建物は、黒色花崗石を使用した外観が特徴的。一面の大きなガラス張りのエントランスは、天井まで吹き抜になった気持ちのいい空間です。
入場無料なので、デンマークの近代建築を見学してみてください。館内のカフェで休憩するのもいいですね!
・名称:王立図書館新館
・住所:Soeren Kierkegaards Plads 1, Copenhagen
・アクセス:コペンハーゲン中央駅から徒歩15分
・営業時間:8:00~21:00
・定休日:日曜日
・電話番号:+4533474747
・公式サイトURL:http://www.kb.dk
フレデリクス教会 (Frederiks Kirke/Marmorkirken)
アマリエンボー宮殿広場のほど近くにある「フレデリクス教会」。 ノルウェー産の高価な大理石を使用して建造されたバロック様式の建物は、1749年~1894年の長い期間をかけて完成したもの。
ドーム状の天井が美しい聖堂の展望室を見学できるツアーが開催されています。
・名称:フレデリクス教会
・住所:Frederiksgade 4, Copenhagen K
・アクセス:ノアポート駅(Noerreport Station)から徒歩10分
・営業時間:11:00~12:00、ガイドツアー【土・日】13:00、15:00、6/15~8/31は【月~金】13:00
・定休日:土・日・月曜日
・電話番号:+4533150144
・料金:無料
・公式サイトURL:http://www.marmorkirken.dk/
ニューハウン(Nyhavn)
「ニューハウン」は、1671年に造られた入江がある港町。船が停泊する運河沿いにカラフルな木造の家が建ち並ぶコペンハーゲンらしい風景が見られるスポットです。
現在は港としての役割よりもおしゃれなオープンカフェが建ち並ぶ観光スポットになっています。アンデルセンが晩年を過ごした家も残されていますよ。
・名称:ニューハウン
・住所:Nyhavn, Copenhagen K
・アクセス:地下鉄1・2号線コンゲンス・ニュートー駅(Kongens Nytorv)から徒歩1分
・公式サイトURL:spisinyhavn.dk/uk
ローゼンボー宮殿 (Rosenborg Slot)
「ローゼンボー城」とも呼ばれることがある「ローゼンボー宮殿」は、クリスチャン4世王が生涯を過ごした居城。 城内には、王室の財宝や美術品、刀剣などのコレクション、戴冠式に使用された黄金の王冠などを展示。
ほかには、居室のすべてが大理石で造られた豪華絢爛な居間、全面可鏡張りの「鏡の間」などもあり、デンマーク王室の歴史を目で見て楽しめます。周辺は、広大な敷地を持つローゼンボー公園があるので、散策がてら訪れてみてください。
・名称:ローゼンボー宮殿
・住所:Øster Voldgade 4A, 1350 København
・アクセス:地下鉄 ノアポート(Noerreport)駅から徒歩 5分
・営業時間:季節による
・定休日:月曜(5月~10月は開館)1/1、12/22~26、31
・電話番号:+4533153286
・料金:大人105DKK
・公式サイトURL:http://www.kongeligeslotte.dk/en/palaces-and-gardens/rosenborg-castle-and-the-kings-gardens.html