TABIPPO社員
清水 直哉 代表取締役 CEO

群馬生まれ、40ヶ国以上を旅したビール好きの経営者、あだ名は「しみなお」です。世界一周のひとり旅から帰国して、TABIPPOを仲間と一緒に創設しました。26歳で起業してから、旅の力で世界を豊かにすることに人生を賭けてます。でも、経営者らしくないフラットな人間。趣味は、サッカーと漫画、そしてお酒。カレーとトマト、ビールとコーヒーが大好きです。

こんにちは、TABIPPO代表取締役の清水直哉 (@shiminao)です。

最近、周囲にフリーランスやパラレルワーカーとして活動をしたり、組織という枠組みを超えて「自分を表現する」クリエイターが増えてきました。そんな若手クリエイターたちに「おすすめの旅先を紹介するなら、どこがいいのだろう?」と考える機会も多くなりましたが、僕の頭に真っ先に浮かんできたのは、イギリス・ロンドンでした。

今回は、そんなロンドンのおすすめスポットについて紹介したいと思います。と、その前に「なぜ僕がロンドンを選ぶのか」の理由について少しだけお話させてください。

清水 直哉|TABIPPO 代表取締役
旅の魅力を伝える世界一周団体を経営をしてます。理念は「旅で世界をもっと素敵に」、仲間達と本気でやってたら株式会社になってました。働く人がほぼ世界一周経験者、旅するなら会社を休める、そんな変な会社をやりながら理想の働き方と生き方を追求中です。カレーとトマト、ビールとコーヒーが好き。

僕の旅の出発地、ロンドン

photo by Shutterstock
旅を広めるTABIPPOという会社の代表として10年間活動をしていますが、実はその原体験はロンドンにあります。サッカー漬けだった大学生活を脱して、19歳でヨーロッパへ旅立ちました。これが初めての一人旅です。

当時、何も知らない若造だった僕に世界の広さを教えてくれたのがロンドンでした。旅は様々な出逢いにあふれ、ほんとうに刺激的な毎日でした。

photo by  Misaki Naka
それから10年が経った昨年、仕事でロンドンに行くことに。19歳の大学生だった僕が経営者に変身して、再び同じ街を歩いているのはとても奇妙な感覚でした。そして、以前は感じることのなかった「ロンドンにあふれる表現の多様性」を発見する旅になりました。

大学生の頃は「吸収する側」として旅を楽しんでいたけれど、10年後は「発信する側」として旅をし、ロンドンのカルチャーを学ぶことができたのです。

この10年越しのロンドンとの再会は、僕の人生の中で大きなターニングポイントになりました。今回は、そんな旅の中で僕が実際に見つけた刺激的なスポットを紹介したいと思います。ぜひ若手クリエイターの方におすすめしたいです。

若手クリエイターにおすすめのスポット

1.イーストロンドン / ブリックレーン

イーストロンドンのエリアは、初めて訪れた10年前には少し治安も悪く、ほとんど開拓されていなエリアだったと思います。ですが、近年は若者やクリエイターを中心にどんどん開拓され、新しく作り変えられています。僕も訪れてびっくりするほど変身していて、散歩しているのがとても楽しかったです。

©visitlondon.com/Jon Reid
象徴的なのはウォールアートの多さです。落書きなんてレベルではなく、これは完成度の高い「芸術作品」です。イーストロンドンのエリアには活気があり、ほどよくオシャレで、人々が心から生活を楽しんでいる様子を見ることができます。歩くだけで刺激的なエリアなので、ぜひ行ってみてください。

■詳細情報
・名称:Brick Lane
・住所:1 Brick Lane, London E1 6PU, England
・公式サイトURL:http://www.visitbricklane.org/

2.ビール工場「MEANTIME BREWERY」

ビールが大好きな僕にとって、ロンドンは最高な場所です。なんとロンドンには300個以上のブリュワリー(ビール工場)があるそうで、パブではクラフトビールを取り扱うお店が劇的に増えているみたいです(最高かよ)。

Courtesy of Meantime Brewing
僕が行った「MEANTIME BREWERY」は、ロンドンで二番目に大きいブリュワリー。将来的に、自分の会社でビールを作りたいと思っている僕にとっては、とても勉強になるスポットでした。ビール作りに人生をかけている人たちの想いも聞くことができ、新しく何かを生み出す力というのは、圧倒的な熱量が必要なんだなと感じることが出来ました。

Courtesy of Meantime Brewing

■詳細情報
・名称:Meantime Brewing
・住所:Lawrence Trading Estate Blackwall Lane Greenwich, London SE10 0AR, England
・公式サイトURL:https://www.meantimebrewing.com/

3.ユースホステル

ロンドンで宿泊するならおすすめは「ユースホステル」です。あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、ヨーロッパでは一般的に普及していて、ユースホステル協会運営したり、その協会に加盟しているホステルのことを指します。

Courtesy of Generator Hostel
ゲストハウスと基本的には変わらないのですが、名前に「ユース」とついているので、欧州の若いバックパッカーやクリエイターが宿泊していることが多いです (内装もオシャレ)。

>Courtesy of Generator Hostel
僕も10年前に利用しましたが、多種多様な若者と交流をすることができました。ロンドンは、NYを超えるとも言われている人種のるつぼなので、ここでの交流から刺激を受けることはきっとあると思います。

4.ジェイミー・オリバーの料理教室

ロンドンを訪れたらぜひ参加してほしいのがこのジェイミー・オリバーのクッキングクラスです。「料理教室」の提案は意外かもしれませんが、これがすごく良かったんです。

©Jamie Oliver Cookery School
エプロンを締めて、ほかの参加者たちとグループで作ったのはグリーンカレー。

©Jamie Oliver Cookery School
参加者は地元のイギリス人のほかにも、オーストラリア人、中国人、ポルトガル人と多種多様。料理が完成したら、みんなで食べながら食文化について語り合いました。日本ではまだまだ馴染みの薄い「グルテンフリー」や「ヴィーガン」といった言葉が当たり前に飛び交っていました。

©Jamie Oliver Cookery School
多種多様な他民族に溢れるロンドンでは「食文化」も一言でまとめることができず、世界中の価値観が混ざって成り立っていることを感じました。

■詳細情報
・名称:The Jamie Oliver Cookery School
・住所:1078, Westfield London, Westfield Shopping Centre, Ariel Way, Shepherd’s Bush, London W12 7GB
・電話番号:0203 435 9900
・公式サイトURL:https://www.jamieolivercookeryschool.com/

5.テート・モダン

ロンドンにはナショナル・ギャラリーや大英博物館など有名な美術館がたくさんありますが、テート・モダンはその中でも大好きな美術館です。

Courtesy of Tate Modern Museum
その名の通り、近代美術がテーマなので若手クリエイターには良い刺激となること間違いなし。10年前にはなかった新館が新しく隣に併設されていたことにはびっくり。

Courtesy of Tate Modern Museum
ちなみに、ほとんどの美術館や博物館が入場無料なので、いかにロンドンという都市が「アート」を大切にしているか分かりますよね。イギリス自体に「アートはすべての人に平等に開放されるべきだ」という価値観があり、誰でも楽しめるようになっているのです。もちろん観光客も無料で楽しめます。

■詳細情報
・名称:Tate Modern
・住所:53 Bankside, London SE1 9TG, England
・電話番号:+44 20 7887 8888
・公式サイトURL:https://www.tate.org.uk/visit/tate-modern

6.ヴィクトリア&アルバート美術館

もう一つ、美術館を紹介します。ここはファッションや宝飾品、陶芸品などなどあらゆる分野の芸術品を詰め込み「芸術の宝庫」と呼ばれています。

©visitlondon.com/Jon Reid
博物館は13キロメートルにも及ぶ広さがあるのですが、美しいカフェなども併設されているので、パソコンを開いてゆったりと仕事をすることもできます。刺激的な環境の中なら、新しいアイデアも浮かんでくるのではないでしょうか。

■詳細情報
・名称:Victoria and Albert Museum
・住所:Victoria and Albert Museum Cromwell Road London SW7 2RL UK
・アクセス:地下鉄ピカデリー線またはサークル・アンド・ディストリクト線のサウス・ケンジントン駅下車、徒歩5分。
・営業時間:毎日10:00~17:45、毎金曜日10:00 ~22:00(一部の展示室は18:00以降もオープン。)
・公式サイトURL:https://www.vam.ac.uk/

7.セントポール大聖堂

最後に、世界中で大小さまざまな大聖堂を訪れたことのある僕にとって、一番思い出深く印象に残っている大聖堂をご紹介します。それがこの「セントポール大聖堂」です。

ロンドンのど真ん中にそびえ立つこの真っ白な大聖堂は、奥行きがかなり広く、協会内での音の響き方は世界トップクラスだと思っています。

Northern side of the choir of St Paul’s Cathedral, Photo by David Iliff

Eastern View of the Choir of St Paul’s Cathedral, Photo by David Illif

初めてロンドンを訪れた時、この場所から「旅が始まった」のだと実感をしたと同時に、旅先で出会った仲間たちと将来について語り合ったことを今でも覚えています。僕が世界で一番大好きな大聖堂に、ぜひみなさんにも訪れてもらいたいです。

■詳細情報
・名称:St. Paul’s Cathedral
・住所:St Paul’s Churchyard, London EC4M 8AD, England
・電話番号:+44 20 7246 8350
・公式サイトURL:https://www.stpauls.co.uk/

若手クリエイターだからこそ

「あれ、あの有名な場所は?」と疑問を持った人もいると思いますが、もちろん、ロンドンにはそのほかにも魅力的な場所がたくさんあります。

ですが、若手クリエイターとして新しい働き方を模索している人や、自分自身を表現する力をつけたいと思っている人には、ぜひこの記事を読んで僕がおすすめしているスポットに訪れて頂きたいなと思っています。

ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)で行こう

Courtesy of British Airways

まだロンドンに行ったことのない人も、この記事を読んで「ロンドンでクリエイディビティの刺激を受けたい!」と思ってくれた人も、ロンドンへ旅をするならブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)を利用するのがおすすめです。

羽田・成田からの直行便1日2便に加え、関西国際空港 ― ロンドン間の直行便が週4便も就航したので以前よりもさらに行きやすくなりました。

旅を計画するなら、ぜひブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)を使ってみてください。

TABIPPO社員
清水 直哉 代表取締役 CEO

群馬生まれ、40ヶ国以上を旅したビール好きの経営者、あだ名は「しみなお」です。世界一周のひとり旅から帰国して、TABIPPOを仲間と一緒に創設しました。26歳で起業してから、旅の力で世界を豊かにすることに人生を賭けてます。でも、経営者らしくないフラットな人間。趣味は、サッカーと漫画、そしてお酒。カレーとトマト、ビールとコーヒーが大好きです。

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