ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

やっぱり、海外旅行保険に入っておこう

photo by pixabay

ここでは損保ジャパン日本興亜の海外旅行保険をチェックしましょう。たとえば、韓国3泊4日の旅行で一番安い保険を取り上げます。合計保険料、1,590円の補償内容は以下のとおりです。

傷害死亡・後遺障害:1,000万円
治療費用:1,000万円
疾病死亡:1,000万円
賠償責任:1億円
携行品損害:30万円
救援者費用:1,000万円
航空機寄託手荷物遅延等費用:10万円

傷害死亡・後遺障害はクレジットカードの付帯保険よりも劣りますが、+280円で2,000万円になります。一方、治療費用、疾病死亡はクレジットカードの5倍。賠償責任も5倍となり、上限は1億円になります。

また、クレジットカードでカバーされない航空機寄託手荷物遅延等費用があるのもポイント。万が一、航空会社によるロストバゲージがあっても安心。余分に払う分、海外旅行保険は手厚いのです。

 

なお、一般的な海外旅行保険の補償期間は90日以内が多いです。世界一周など、90日以上の長旅の場合は別の海外旅行保険を用意しましょう。

クレジットカードの補償内容と見比べながら、海外旅行保険の内容をアレンジすることもできます。たとえば、疾病死亡の補償額を1,000万円から800万円にする、という具合に。いろいろと旅行保険を比べて検討してみましょう。

また、複数枚の付帯保険付きのクレジットカードを持つことで補償額を増やすこともアリです。ただし、財政的な基盤が弱い学生の場合は厳しいかもしれません。

 

海外旅行保険は旅行の1週間前には入っておこう

photo by pixabay

海外旅行保険は旅行当日でも入ることができます。主な国際空港には保険専用の窓口が設置されています。しかし、当日に保険に入るのは考えもの。少なくとも、旅行出発の1週間前には入っておきたいものです。

1週間前に入ると、保険会社から保険内容に関するパンフレットが送られてきます。旅人ビギナーはパンフレットに目を通しておきましょう。当日、慌てないためにも前もって保険に入っておくことが大切です。

 

保険をしっかりすれば事故は起きないもの

photo by pixabay

ここからはあくまでも、個人的な意見です。私もいろいろ旅をし、また多くの旅人に出会いました。一つだけ言えるのは保険をしっかりと考えている旅人は事故やトラブルが少ない、ということ。

反対に保険をいい加減に考えている旅人はトラブルに巻き込まれているケースが多いように感じます。もちろん、保険に対する考え方と旅行のトラブルの間にはっきりとした因果関係はありません。

 

それでも、保険に目が行き届いている旅人は無理をせず、自然とトラブルを回避しているのでしょう。過去には保険代をケチり、病気になっても病院に行かず、現地で亡くなった旅人もいたとか。

保険に入っていないと、遺体を現地から日本に輸送する費用も家族負担になります。自分だけでなく、家族をはじめとする周りの人にも迷惑をかけないためにも、きちんと海外旅行保険には入っておきましょう。

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

RELATED

関連記事