photo by KEIKO
歩き続けて6時間、深夜にやっとエルタアレ火山に到着!
photo by KEIKO
間違いなくこのツアーで一番の見どころです。グツグツと燃え上がる溶岩湖と呼ばれるマグマの湖、世界でもこんなに近くでマグマを見れるのはここだけだそうです。
6時間山を登った疲れも吹っ飛び、大興奮。周りには柵などもなく、マグマの暑さを肌で感じます。刺激臭もあるため、あまり長く滞在できないのですが、そのマグマの動きに、地球の神秘を感じ、思わずうっとりとその場を離れたくなくなってしまいます。大感動です。
4日目:行きは良い良い、帰りは辛い?
その日はそのまま火山の近くで仮眠をとります。本日のお宿はこちら。
朝5:00には起こされ、再度6時間かけて下山しました。もう、見たいものは見た、後は一刻でも早く帰ってシャワーを浴びたい…そう思っていた矢先。
「ハッピバースデートゥユー」の歌と共に、到着のお祝いと私のお誕生日を兼ねて、同行してくれていたガイドやスタッフ・旅の仲間たちが私のためにサプライズでお祝いをしてくれました。お誕生日のことなんて話してなかったのに。皆、疲れ切ってたはずなのに。
エチオピアのアムハラ語・日本語・英語で書かれた、お誕生日おめでとうのメッセージボードも。嬉しくて疲れも吹っ飛びました。こういうことがあるから、旅って楽しいんですよね。
それでも過酷ではないとも言える理由
そんなこんなでツアーを終えました。上記のような、様々なこれまでに経験したことのない過酷さはあるのですが、実はスポーツも得意でないアラサー女子の私でも、そしてなんと!60代のおじさん・おばさん達も登れてしまうのです。
このツアーの最中、日本からのツアーで来ていた20人程の日本人旅行者に会いましたが、その全員が50代~60代の方々でした。
もちろん、「日本の山々は全て登ったわ。」「この前はキリマンジャロに行ってきた。」「ここはカッパドキアに似ているな。」というお話をされるような強者達ではあるのですが
暑い・野宿・トイレなし・悪路ということを除けば、実際に上る山は600m程なので、根性があれば乗り越えることができるはず。
まとめ
今回ツアーに来ていた年配の方々は、日本発着の60万円以上するツアーで来ていたそうです。
皆さんなら、自分でエチオピアまでのチケットを用意して、現地の旅行会社を見つけ、もっと安く行くこともできますよね?(もちろん私たちはこの方法で行きました。)
今の年配の方々に負けないように、地球の息吹を感じに!ダナキル砂漠ツアーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?