ヨーロッパを中心によくある新聞紙強盗です。ケチャップ強盗などもそうですが、手口をわかっていたとしても一瞬のことについつい引っかかってしまうものです。現地の人に話しかけられた際は、念のため荷物を身体の内側に引き寄せてから話しはじめる癖をつけるようにしましょう。
キャップ盗難事件
メキシコのカンクンで友達と3人で歩いていました。コンビニの近くにきたときにいきなり少年が走ってきました。頭を触られた。と思った瞬間お気に入りの帽子を盗まれたことにきがつきました。
わたたちにとっては価値のそれほどない帽子や靴でも、現地の人にとっては高級品にみえることがあります。ブランド品をつけないのは当たり前ですが、ノーブランドのものでも目立つデザインなどはさけるようにしましょう。
タクシーメーター詐欺
ブラジルのサンパウロで、ホテルに呼んでもらった公式タクシーにメーター詐欺をされました。少し長い距離を走ってもらったところ、何かメーターが上がるのが早いなという気がしました。ですが、相場がわからなかったためそのまま支払い。後で友人に聞くと、相場の1.5倍程度の額を請求されていました。
公式だし、メーターもあるし安全と思って、相場を調べなかったのが敗因でした。彼らはメーターに細工をして、割り増し料金を請求するそうです。公式のタクシーであっても必ず相場を調べておきましょう。
ベルギーストーカー
ホステルで仲良くなった友達と飲みに行ったバーで、はぐれて1人になってしまいました。朝の6時くらいだったので、1人で地下鉄に乗って帰ることにしたのですが、電車の乗り換えを聞いたお兄さんにストーカーされました。
最初は電車の中で少し話をしていたのですが、駅を降りてもそのままついてくるので危険を感じました。すると予感は的中。泊まっていたホステルの中までついてきて、振り払うようにして部屋に入り鍵を閉めました。
朝になって目が覚めると、ノックをして自分の名前を呼ぶ声がしました。そう、彼は6時間近く部屋の前に居座っていたのです。ホステルの掃除をしているおばさんが追い出してくれたものの、その後もホステルの近くをうろついていて1日外に出れませんでした。
特に暗いうちに外出するときには細心の注意を払うことが大事です。また、道を聞いたりする際もなるべく、女性や家族連れに聞くようにしましょう。
まとめ
幸運にも私は小さな被害のみで済んだのですが、バックパックごと盗まれたり、最悪の場合は身体に危害が及ぶことも。
1.常に荷物に気を配り鍵をかける
2.知らない人についていかない
3.夜に出歩かない
4.相手の言葉を鵜呑みにしない
5.女子は肌を露出しない。
この5つさえ守っていれば、犯罪にあう確立はぐんとひくくなります。とはいえもちろん旅を楽しむために夜に外出したりすることもあるとおもいます。基本の安全対策を意識しつつ、もしそこから外れる場合はいつもよりもずっと気をくばって行動しましょう。