お会計時に使えるフレーズ
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Could you give me a discount if I get them in bulk?
もしもまとめて買えば安くなりますか?
What’s the percentage of tax?
税金は何パーセントですか?
Is it tax excluded?
税別ですか?
OK, then I’ll take this.
じゃぁ、これを買います。
How much of a discount on the price would you agree to?
あなたはいくらまで価格の値引きに応じられますか?
Is this on sale?
これは安くなっていますか?
Do you accept/take credit cards?
クレジットカードは使えますか?
I’ll put it on my credit card.
クレジットカードで支払います。
I’m afraid that the price is wrong.
金額が間違っているのですが。
Could you give us separate checks, please?
お勘定は別々にしてくれますか?
海外で値引き交渉をする時に知っておきたい5つのこと
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海外旅行に行った際、マーケットや洋服店で値段が書かれていないという光景を見たことがありませんか?そんな時は、値段を聞きながらそのまま値引き交渉が可能です。ただ、日本人にはあまり値引き交渉の文化がそこまで根付いていないので、方法がわからないという方も多いはず。
そこで、海外で値引き交渉をする時に知っておきたい5つのことをご紹介します。
遊び半分で値切り交渉をしない
そもそも東南アジアをはじめ、マーケットなどでは値段がつけられていないことが多いのです。そのため、値段が向こうがいくらか教えてくれるのは、いわゆるお金を持っていて娯楽のために訪れている観光客用の高めの値段。
観光客からたくさんお金を取ろうと思っているだけではありませんが、観光ビジネスで生活を成り立たせている人も多いので、基本的には購入することを前提に値切り交渉をスタートしましょう。英語の勉強やトレーニングのために、興味半分で交渉するのは、相手に非常に失礼です。
少し厳しい言い方かもしれませんが、相手も遊びで商売をしているわけではありませんし、あなたの本気じゃない 値引き交渉に付き合っているほど暇ではありません。そのため、買う気もないのに交渉をしてみたり、遊び半分で値切り交渉するのは絶対避けましょう。
値切れるお店と値切れないお店を知る
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海外に行けばどこでも値切り交渉ができるわけではなく、値切れるお店と値切れないお店を知りましょう。
たとえば、路上で販売している商品や大きなマーケットでたくさんのものを売っているところなどは、値切り交渉が可能な場合が多いです。反対に、高級デパートやマーケットらしくないショッピングモールでは、値切り交渉はできないので注意してください。
値引き交渉のポイントは、相場をよく知ること。同じものや似たようなものを売っていても別のお店では違う値段なんてこともよくあります。複数のお店をウィンドウショッピングしてみて、ここだ!と思ったお店で値引き交渉を開始するのも一つの手。
もし、値引き交渉ができるかどうか不安なお店だったら、一度店員さんに笑顔で「Could you offer a discount by any chance?(値引き交渉はできますか?)」と聞いてみるのもアリです。
成立したら必ず購入する
値切り交渉を始めて、自分の希望する価格帯または買ってもいいかなと思うまで交渉した場合は、必ず購入するのがマナーです。最初にもお伝えしましたが、遊び半分で交渉するのは値切り交渉でのマナー違反。向こうも売りたいと思って交渉に応じてくれていたのに、買わないのは失礼に当たります。
もし、悩んでいるなら買うか悩んでいることを店主に伝えてみるのも良いでしょう。「どんなものをいくらくらいで探してるの?」「いくらだったら買いたいの?」と向こうからいくつか質問されるかもしれませんが、本格的な交渉に入らなければいつでも別の店に行けますし、買うことを断念できます。
ただ、交渉が始まり向こうもいろいろ提案してくれたり考え始めたら、必ず購入することを前提に値切り交渉を行いましょう。
まとめ買いを試みる
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値切り交渉をはじめてやりとりをしているうちに、「もしかしたら値下がらないかもしれない」「希望額までやり取りするのは難しそうだな」と少しでも感じたら試して欲しいのが、複数個購入する上で話を進めることです。
店側は一個よりも二個、二個より三個売れた方が嬉しいもの。「二つ買うからいくらにしてくれない?」「全部で四つ買うからこの値段はどうかな?」とまとめ買いを提案して交渉することで、すんなりうまくいくというケースもあります。同じ商品でも若干色が異なったり、作りが異なったりする商品もあるので、バラマキ土産におすすめなことも。
もちろん、予算もあるので大きな値段のものを複数個購入するというのは難しいかもしれませんが、バラマキ土産にぴったりな小物入れや雑貨などは、複数個購入するという予定でいると、交渉しやすいかもしれません。
相手に敬意の念を持って交渉をする
「この人感じ悪いから意地悪してやろう」「ぼったくる気満々だからこっちもとことん安い値段で相手を困らせてやろう」と言った、相手に敬意の念のかけらもない交渉は、絶対にNGです。
確かに、世界には優しい人だけでなく、あらかじめ騙そうとする人もいます。もし、お店のオーナーが仮にそういう人であるならば、そのお店からは立ち去って、別の場所で別のものを買いましょう。そこで必ず買う必要は少しもありません。
観光に来ているのなら、敬意の念を持って言葉を発したり、値引き交渉に取り組むのがマナーです。少しでも敬意を持っていたら、遊び半分で買う気もないのに値引き交渉をすることはないはずです。
ショッピングも余裕を持って
いかがだったでしょうか。日本ではなかなか値引き交渉をする機会が少ないですが、海外のローカルなお店では柔軟に対応してくれるところも多いです。
しかしながら、ショッピングセンターや百貨店などのお店では値引き対応してもらえない場合もあるので注意が必要。強引な値引き交渉もトラブルに繋がる可能性があるので、言葉を選んだり区切りをつけたり、責任を持って値引き交渉を行うのがマナーです。あらかじめ、購入することを前提に、この商品はこの値段だったら欲しいと目星をつけて交渉するのがポイント。
TPOに気をつけて、現地の人との交流も兼ねて楽しく値引き交渉してみましょう。