タオ島でダイビングインストラクターを目指して働いています、岩間です。
ここ最近、多くの友人がタオ島でダイビングライセンスを取得しに来てくれています。自分の行動が、少しでも周りがダイビングを始めるきっかけになった。その事が純粋に嬉しい今日この頃です。
ただ、オープンウォーターライセンス(一番最初のライセンス)を取得したはいいものの、その後中々ダイビングに行く機会がない。アドバンス(次のライセンス)もいつか取りたいけれど、いつになる事やら…。なんて状況、非常にあるあるだと思います。
僕もタオ島でアドバンスコースを受講してから、「やっぱりダイビングっておもしろいな!」と再確認しました。結果、大手企業を脱サラしてタイに移住しながら、ダイビング漬けになるほどハマっている今があります。
この記事では、そんな僕がアドバンスコースの魅力を紹介します。
大物に出会える確率が上がる
photo by Naoto Yoshida
アドバンスコースを終了すると、今までよりも深い場所に潜れる様になります。具体的には、オープンの最大深度は18mですがアドバンスは30mです。
深いポイントというのは概して外洋にある事が多く、そこには大物もたくさんいます。上記のジンベエザメもタオ島で撮影されたものですが、やはり深場のポイントの方が遭遇確率が高いです。
photo by Naoto Yoshida
同じ魚でも、深場や外洋の方が断然大きくなる傾向にあります。上記のハタも1m以上のサイズがあり、やはり深度25mくらいの場所にいました。
海に眠る”沈船ダイビング”ができる
photo by sutterstock
アドバンスコースの内の一つにレックダイビングと言うものがあります。レックとは英語で沈船と言う意味。上記の写真の様に、沈船の周りでダイビングを楽しむ事ができるようになるんです!
世界の海には戦争で沈んだ船や、事故で沈んだ客船が多く残されています。当時の姿を残した船、器材、大砲等大迫力の景色がそこには待っています…!
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また更に上のレックスペシャリティというコースを受講すれば、船の中に入って探検する事も可能。沈船には大きな魚が住みつきやすく、魚を見るという点でも非常に楽しめます。
神秘的な”ナイトダイブ”ができる
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アドバンスコースの中に、ナイトダイブと言うコースもあります。これは文字通り夜にダイビングをしよう!と言うコースです。観れる魚の種類の変化はもちろんです。
しかし一番の醍醐味は、真っ暗な海の中で静かにダイビングをするという神秘的体験そのもの。自分の五感全てで夜の海を体感できるのは、ナイトダイビングでしか味わえない経験です。
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昼間には中々顔を出さないエビカニ類とたくさん出会えます。また昼間は元気に泳ぎ回る魚が眠るかわいいシーンに出会う事も。