レスキュー・ダイバー・コース
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ダイビングでは、時として予想外の事に遭遇する場合もあります。例えば、水面で水を飲んで慌てたり、入水時や水中移動時に器材をひっかけて身動きがとれなくなったり…。落ち着いて対処すればすぐに解消できる小さなトラブルが原因となって、一瞬にしてストレスから不安、パニックへと拡大していってしまいます。
こうしたトラブルが発生してもすぐに対処できる知識を備えるとともに、 トラブルを未然に防ぐ能力を身につけ、さらに万が一の事故の際の救命方法までを学ぶのが、レスキュー・ダイバー・コースです。
実際の講習では、疲労したダイバーや負傷したダイバーの救助方法、水面でのヘルプ方法、陸上での搬送方法、応急処置、救急の場合の速やかな通報の仕方、水中捜索方法など、現実に役立つ知識をトータルに学びます。
取得できるまで自分は5日程かかったのですが早いとこだと3日で取得可能です。そしてここで豆知識を。映画「海猿」に出演してらっしゃる方々はこのレスキュー・ダイバー・コースまで取得されているのです!すごい!
ダイブマスター
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自分は今現在ここのポジションに属しています。そして、PADIダイブマスターは、PADIプロフェッショナルの道への最初のステップです。ダイバー達のリーダーとして、さまざまな場所で活躍できます。海の素晴らしさを、ダイビングの楽しさを一人でも多くの仲間と分かち合いたい人がほとんどです。
コースの内容としては知識開発(「マニュアル」と「ビデオ」を使っての学習。自習、プレゼン、ディスカッションの組み合わせで実施 )、水中スキル(5種類)、実践応用(水中での別スキルやワークショップなど)を行っていきます。
取得までは人それぞれなのですが2、3ヶ月はかかります。でもやりがいは物凄くありました!取得することによってPADIダイブセンターやリゾート、ダイブ・ボートのスタッフとして働くことができたり、PADIインストラクターと一緒にお客様のアシストを行ったりすることができます。
インストラクター
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インストラクターにも色々あるのですがまずはインストラクター開発コース(IDC)を受けてインストラクターになることで体験ダイビング、PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースからダイブマスターまでの講師として働くことができ、コースを通じて人々にダイビングを教える責任を担います。
インストラクター開発コース(IDC)とは、アシスタント・インストラクター(AI)コースと、オープン・ウォーター・スクーバ・インストラクター(OWSI)プログラムの2つコースから構成されています。
2つのコースが修了すれば、ダイビングのプロフェッショナルが最初に取得するPADIインストラクター資格が取得できます!
※詳しいスケジュールや金額などはPADIのホームページからご覧下さい。
まとめ
各コースについての記事でしたがダイビングについて分かっていただけたでしょうか?これで夏までの準備バッチリだと思います!ダイビングは本当に水の中で無重力感を楽しむことができます。
他にもダイバーの友達ができる、旅行の楽しみ(目的)が1つ増えるしといったメリットだらけのマリンスポーツです。例年とは違った夏の選択肢に「ダイビング」を組み込んでみてはいかがでしょうか。