絶景を自分の足で見に行くことが出来ない子どもや、外の世界を知らずに育った子どもが、初めて外の世界の映像を目にしたらどんな印象を受けるのでしょうか?
エクスペディアが、小児ガンの子どもたちに向けて、あるプロジェクトを行いました。360度カメラを使った素敵な取り組みとはどのようなものなのか、ご紹介していきたいと思います。
「夢の冒険プロジェクト」
アメリカ・テネシー州にある、セント・ジュード小児研究病院で、小児ガンと闘う子どもたちのために、エクスペディアと、180L.A.の2社が「夢の冒険(Dream Adventure)」プロジェクトを行いました。
世界中には生まれつき体が悪く、ずっと病院生活を送っている人々がたくさんいます。そんな子どもたちのために、外の世界を撮影し、360度スクリーンを使って上映会を行いました。
子どもたちはどんな反応を示すのでしょうか。
子どもたちの夢
ティアラちゃん
ティアラちゃんの夢は草原にたくさんいる馬を見ること!そんな彼女の夢を叶えるために、スタッフがアルゼンチンの草原に向かい、360度カメラを使って、病院と現地を中継でつなぎます。
病院内の360度スクリーンができる場所に移り、映像が始まります。
自分の背後から馬が近付いてきて、思わず笑顔になるティアラちゃん。
スクリーンに写る動く馬を見られて嬉しそうです。ティアラちゃんにとってこの経験が後に病気の回復に繋がって行くことを願っています。
ハンナちゃん
ハンナちゃんの夢はスキューバダイビングをすること。メキシコの美しい海と中継を行い、本当に海の中にいるような気分です。