世界を空から眺めたら、どんな光景が広がっているのだろう…旅人なら一度は想像する世界を旅してきたFly around the worldの石神さん。
ドローンを相棒に世界中で撮影した絶景映像の中から、特におすすめの7本をコメントと共に紹介していただきます。
1、アンコールワット(カンボジア)
サンライズをバックにしたアンコールワット。周辺を壕に囲まれているクメール王国によって作られた最大の寺院です。
上空からの全体像は、森の中にポツンと建てられている神秘的な空気、その神々しさ、壮大さをより強く感じさせてくれます。
4時半起床、他の観光客がサンライズポイントの池の前に集まっていく中、一人中央廊下で待機し撮った映像をお楽しみください。
2、ハロン湾(ベトナム)
ハロン湾のサンライズ。大小3000もの木岩や島からなるハロン湾を上空から撮影しました。
ハロン湾のツアーは日帰りと一泊二日のツアーがありますが、クルーズでハロン湾の上で泊まれる一泊二日のツアーがお勧めです。
そして、これが初撮影!ハロン湾に浮いたクルーズの上からドキドキしながら海に飛ばす。事前練習での飛行は陸地で1、2回しただけ。落ちたらすぐ終わりの緊張感で手も体もずっと震えっぱなしでした。
3、サパ(ベトナム)
北ベトナムの田舎町サパに広がる田園風景。サパでは通常トレッキングに参加してこの田園地帯を抜けて少数民族の村に行きます。
僕は、バイクを借りてドローンを背に一人で二日続けて行きました。二日続けて行った理由は、実はここで離陸に失敗して、カメラが安定しなくなり、何度も撮影し直したからです。
この後タイのバンコクで修理し、復活しました。
4、ピラミッド(エジプト)
ギザの3大ピラミッド。上空からのピラミッドの絵はまるでCGで作った映画のような映像です。この撮影の数日前に、ピラミッド周辺でテロがあり撮影した当日観光客はほとんどいませんでした。
そのため、映像のような周りに誰もいなく、一人での絵が撮れました。ただ、ラクダ使いさん達が観光客がいなくて本当に困ってました。
この場所は客引きがしつこくて有名ですが、生活がいつもよりかかっているせいか、いつもより悲壮感漂っていました。早く観光客が戻ることを願います。