TABIPPO社員

『観光という手段で人生を豊かに、世の中に貢献を』旅好きの人生を豊かにする学校「POOLO」学長&TABIPPO執行役員CCO。慶應理→商社→世界一周。帰国後に旅大学を立ち上げ『5年600回』のイベント企画。とにかくコミュニティが好き。飲み会好きな新潟人。本名は恩田倫孝。口癖は『豊かだねえ』と『最近の学び教えて』

「世界一周にいくこと」

というものが、さいきんはとても身近に感じるようになったような気がする。それは、TwitterやInstagramで旅の写真が多く流れてくるからかもしれない。

この”世界一周”という言葉に、多少なりとも憧れを感じて「いつかやってみたいこと」と心のどこかで思っている人は多いと思う。絶景がブームだったり、インスタ映えが流行語だったりする。

けれども。

 

これらは旅に出る1つのキッカケであって、旅へのさいごのひと押しをしてくれるのは「こみ上げてくる思い」「周りにいる人たちの環境」だと思っている。

 

最近、なにかにワクワクした?

photo by Misaki Naka

気がつくと似たような日々を送っていて、何かを変えてみたくて旅に出ようとおもうことがある。そして、どこにいこうかとインターネットで色々な旅の情報を検索する。

試しに「世界一周」というワードをぽんと検索をしてみる。

すると、世界一周ブログ村という多くの世界一周者のブログがまとまったサイトが最初にでてくるけれども、あとはだいたい予算や準備の話がほとんど。それはたしかに出発まえに気になることだと思う。

僕らが運営している旅メディア「TABIPPO.NET」でもたくさん特集をしている。

こんな感じで記事も多い。

でも、このお金や準備の話は、世界一周に出るおおきな動機になるわけではないと思う。確かにリアルなイメージが湧くし、不安は少しはなくなるかもしれない。でも、これだけを読んでいてもワクワクなんてしない。

「抑えきれない程に行きたいという気持ち」

それは急にやってくる。日々の生活と旅への誘惑が重なって、突然に。

 

そして、この気持ちに対していいねって応援してくれる人もいるし、やめなよっていう人もいる。

だいたい、環境で人の行動は変わってしまう。僕の場合、社会人3年目のときだった。たぶん、この時期は多くの人がこれからの人生をどうしようと悩むと思うのだが、僕もその1人だった。

そして、旅への気持ちがふつふつとこみ上がってきた。運がいいことに僕は男13人でシェアハウスをしていたのだが、11人が世界一周をしていた。

photo by 松永エイゾー

僕「世界一周にいこうと思うんだけさ…」

全員「いいじゃん。行けば!」

このメンバーにどんなに背中を押されたことか。そして、僕は決断してから間もなく世界一周へと旅立った。

 

世界一周はたのしい?


世界一周をする前にこの質問を多くの人に聞いてみたくなる。だって、大きな決断をする訳だからそれは気になる。でも、この質問はあまり意味がないものになってしまう。

多くの世界一周経験者に会って話をきいてきたのだけれども、みんなの回答は一緒で「旅は楽しかった」というもなのだ。

それは、もしかしたら過去をいいものだったと思いたいからなのかもしれない。あるいは、旅を終えてから過去を正当化する行動が始まったからなのかは分からない。

 

でもたしかに、僕らが知らない世界はあるし、楽しいことも、辛いこともたくさんある。そして、あんがい身近にも楽しいことがあるじゃんなんて気付くこともある。

旅よりも大切なことを見つけて帰ってくる人もいる。そんなことに気付けるだけでも、旅にでてよかったと感じるのだと思う。

 

旅を終えたあとのコトはどうする?

旅は楽しいよって言っても、不安なことはたくさんある。一番おおきなものは、旅を終えたらどうするのということ。仕事どうするの。旅したら雇ってくれる会社少ないんじゃないって。

でも、いくら旅に出る前に考えていたとしても、旅をしながら考えはどんどんと変わっていく。それはいい意味で。もちろん旅を終えたあとのことなんて確約できないけれど、なんとかなる。

どうにかする力。

これは旅をしながら、いつの間にか磨かれていくのだと思う。

 

行きたい理由はほんとうに人それぞれ

photo by 天川 夏希

世界一周になんで出たいのか、なんて考えだすと、自分の人生を振り返って悩むことになるだろう。この悩みとか葛藤を大きくまとめるとこの2つだと思う。

    ◉自分を変えたい
    ◉知らない世界をみてみたい

そしてこれらの気持ちは、とても大切なことだし、日々少しは感じていることだと思う。それが、ある程度たまったら「世界一周をしてみたい」という気持ちに変わって爆発してくるんだとおもう。

行きたいと思うタイミングも、理由も人もそれぞれ。今まさにこの記事を読んでるひとは、何かを変えたいんだと思う。

何かを。

 

誰かにそっと背中を押してほしい


でも、世界一周にいくのは不安で、誰かにそっと背中を押してほしいという気持ちがある。だって、不安だし、まわりにそんな人はいないし。ためしに、周りに相談してみると反対されて、すこし心が折れそうになる。

反対するの人の多くは、だいたい世界一周にいったことの無い人だ。行ったことの無い人に相談をするよりも、行った人に相談をした方がいい。アドバイスを貰うひとをちゃんと選ぶのは大切なこと。

 

何かを変えるには行動をおこすこと


アクションは世界一周をすることじゃなくてもいいかもしれない。だって、おおくある選択肢の1つなのだから。でも。

自分の中で何か変えたいなと思うのならば行動をしないと変えられない。なにか決断をすることは勇気のいることなんだけれども、周りに同じような人がいるとぐんとハードルは下がる。

僕が世界一周をしたときに世界一周した人たちに背中をおされたように、そんな人たちが集まるコミュニティを作っている。

世界一周したい人があつまるコミュニティ「世界一周ゼミ」

旅についても、人生についても考えるキッカケになると思う。とにかく面白い人たちがあつまるので、なにかピンときたらぜひ来てほしいなと思っております。


過去の参加者の声はこちら

▼「いつか世界一周したいなぁ」

大学生のころからの口癖だった。社会人も6年目になり、なかなかきっかけがない中で、「誰かに背中を押してほしい。」そんな想いが募っていた。そんな時にふとTABIPPOの世界一周ゼミの記事を見つけた。「これだ!」その直感を信じて参加ボタンをクリックしたのが昨日のことのように思い出される。

世界一周ゼミには 、大学生もいれば社会人もいるし、年齢もバラバラだけど、「世界一周」という共通のキーワードに集まったメンバーは本当に面白い人たちばかり。もちろん豪華講師陣は言うまでもなく!

世界一周経験者の話やグループワーク、ゼミ後の交流会も含めて、世界一周ゼミの全てが刺激的だった。

こんな世界一周があることを知った。
こんな生き方があることを知った。
こんな価値観があることを知った。

ぼやっとしていた「いつか行きたい世界一周」がグッと近づき、「新婚なのに来年秋から365日ひとり旅しちゃう世界一周」になった。次の8期も参加したいくらいに、これから参加できる人が羨ましい!世界一周ゼミに参加して本当によかった!

by 7期卒業生 じっちゃん

いいですよね!好きなことを好きなときにやる人生って素敵だと思うんです。みなさんとお会いできることを楽しみにしております。

Text by 恩田倫孝
TABIPPO社員

『観光という手段で人生を豊かに、世の中に貢献を』旅好きの人生を豊かにする学校「POOLO」学長&TABIPPO執行役員CCO。慶應理→商社→世界一周。帰国後に旅大学を立ち上げ『5年600回』のイベント企画。とにかくコミュニティが好き。飲み会好きな新潟人。本名は恩田倫孝。口癖は『豊かだねえ』と『最近の学び教えて』

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