ライター
Hiro Tokyo ライター/バイヤー

「旅は心の解放」この言葉の通り、旅をしながら出会った経験や思い出を綴り、皆様にもこの記事を通して、旅行に行った感覚と共に、行きたいという気持ちになってもらいたい、そんな心得を持って記事を書いています:)

こんにちは、Hiro Tokyoです。最近ラグビーワールドカップで、日本との対戦相手として注目を集めたアイルランドの首都ダブリン。あの試合を見て、実際にアイルランドに行って現地での試合を生で見てみたいと思った人も多いはず。

そこで、今回は在住経験がある私Hiro Tokyoが、実際に訪れて感動した観光スポットをご紹介ます。

トリニティーカレッジ図書館

photo by Hiro Tokyo

まず始めにご紹介するのは、一番有名な観光スポットといっても過言ではない、こちらの「トリニティーカレッジ図書館」。ハリーポッターの舞台になったことでも有名ですが、実は、トリニティ・カレッジという大学の中にある図書館です。

この大学自体も、アイルランドで一番古い大学で、街の中心に堂々とたたずんでいます。

photo by Hiro Tokyo

ここでは、「ケルズの書」というラテン語を使用して書かれた、福音書の装飾写本が見所の一つ。世界で最も美しい本と呼ばれアイルランドの国宝として、この図書館に保管されています。

現物は写真を撮ることは出来ませんが、実際に見ることは可能です。

■詳細情報
・名称:トリニティーカレッジ図書館
・住所:College Green, Dublin 2, D02 VR66 アイルランド
・地図:

・営業時間:5月~9月は08:30〜17:00(日曜日は09:30〜17:00)、10月~4月は09:30〜17:00(日曜日は12:00〜16:30)
・定休日:なし
・電話番号:+353 1 896 1000
・料金:14ユーロ 12歳以下は無料
・所要時間:約1時間
・オススメの時期:5月~9月の早朝
・公式サイトURL:https://www.tcd.ie

 

グラフトン通り(Grafton Street)

photo by pixta

世界的人気歌手Ed Sheeran(エド・シーラン)の「Galway Girl」という歌の歌詞でも出てくる、ダブリンで一番のショッピングストリートが、この「Grafton Street (グラフトン通り)」。

通りには、ルイヴィトンやシャネルなどが入ったデパート「Brown Thomas(ブラウン トーマス)」や、ディスニーストアなど多種多様なお店が多く並んでいます。

photo by Hiro Tokyo

クリスマスに近づくと、ダブリン市内の街中がイルミネーションに照らされます。

このグラフトンストリートも、屋外にも関わらず天井からワイヤーで吊るされた大きなシャンデリアのようなライトが、通りの入り口付近から出口までずらりと並び、とても幻想的です。

■詳細情報
・名称:Grafton Street (グラフトン通り)
・住所:2 Grafton Street, Dublin, D02 Y527 アイルランド
・地図:

・オススメの時期: クリスマスシーズン
・「Brown Thomas」公式サイトURL:https://www.brownthomas.com

 

ギネスビール工場

photo by Hiro Tokyo

アイルランドといえば、やっぱり黒いビールの「ギネスビール」。日本でもスーパーマーケットでよく見かけるようになり、ファンの方も多いはず。

photo by Hiro Tokyo

ここでは、ギネスビールを実際に作っている工場の見学ができます。ギネスビールの誕生秘話や歴史について学べ、工場見学の最後には自分で注いだビールを、工場の一番上にある展望台に登り景色を眺めながら飲めます。記憶に残ること、間違いありません。

photo by Hiro Tokyo

また、出口付近にはこのギネスビール工場でしか買えないグッズなども販売されており、お土産を探している方にもピッタリです。

■詳細情報
・名称:ギネスビール工場
・住所:St James’s Gate, Dublin 8, アイルランド
・地図:

・営業時間:9月〜6月は09:30〜19:00(最終受付は17:00)、7,8月のみ09:30〜21:00(最終受付は19:00)
・定休日:なし
・料金:大人18.50ユーロ 子供(13-17) 16ユーロ (6-12)5ユーロ 6歳以下は無料
・所要時間:約2時間半
・オススメの時期:夏
・公式サイトURL:https://www.guinness-storehouse.com/en

 

アイルランド国立装飾芸術・歴史博物館

photo by Hiro Tokyo

ギネスビール工場の川を挟んで、ちょうど向かい側に位置しているのが、こちらの「アイルランド国立装飾芸術・歴史博物館」。なんとこの博物館、入館料がタダなんです。

さまざまな歴史溢れる装飾品や、アイルランドの歴史はもちろん、実は、日本に関する展示エリアがあり、江戸時代に描かれた絵画などが所蔵されています。日本国内でも見ることが出来ない絵が数多く見られるので、旅の目的地にする価値ありです!

■詳細情報
・名称:アイルランド国立装飾芸術・歴史博物館
・住所:Collins Barracks, Benburb St, Stoneybatter, Dublin, D07 XKV4 アイルランド
・地図:

・営業時間:火〜土曜日は10:00〜17:00、月・日曜日は13:00〜17:00
・定休日:12月25日(クリスマス)、4月10日(祝日)
・電話番号:+353 1 6777444
・料金:無料
・所要時間:約1〜2時間
・オススメの時期:秋
・公式サイトURL:https://www.museum.ie/Home

 

 アイルランド中央郵便局

photo by HIro Tokyo

こちらは町の大通りに面している、ダブリン一大きい「アイルランド中央郵便局」。正面から見ると、まるでアテネのパルテノン神殿のような建物となっており、郵便局とは思えません。

photo by Hiro Tokyo

クリスマスになると、郵便局の内装が本格的にデコレーションされて、時間に応じてバイオリンやチェロを使って、ジングルベルやクリスマスにちなんだ曲の生演奏が行われます。

また、中は広くなっており郵便局内のツアーやカフェもあるので、友達に観光記念にポストカードを出して、ついでに館内のツアーやお茶を頂いて休憩。そんな楽しみ方もできます。

■詳細情報
・名称:アイルランド中央郵便局
・住所:O’Connell Street Lower, North City, Dublin 1, アイルランド
・地図:

・営業時間:月〜土曜日:8:30〜18:00
・定休日:日曜・祝日
・料金:無料
・所要時間:30分〜1時間
・オススメの時期:クリスマスシーズン
・公式サイトURL:https://www.anpost.com

 

セント スティーブンス グリーン パーク(St Stephen’s Green Park)

photo by HIro Tokyo

観光やショッピングで疲れたら、ここ「セント スティーブンス グリーン パーク(St Stephen’s Green Park)」に来て、のんびりするのがオススメです。この公園は街のど真ん中に位置しており、とても広いです。公園の中心には噴水があり、水の音を聞きながらのんびりコーヒーを飲むのも良いかと思います。

photo by Hiro Tokyo

この公園は中心地にあるため、現地で働いている方々は休憩時間にお昼ご飯を食べていたり、子供たちがはしゃいでいたりと、とても平和でのどかな時間が流れ、ダブリンにとってまさに憩いのスポット。

また、秋になると葉っぱが赤く染まり、休憩しながら秋の訪れを楽しむ贅沢な時間な過ごし方も、良さそうです。

■詳細情報
・名称:St Stephen’s Green Park
・住所:St Stephen’s Green, Dublin 2, アイルランド
・地図:

・オススメの時期:冬以外の季節
・公式サイトURL:http://www.heritageireland.ie/en/dublin/ststephensgreen/

 

ガイエティ劇場(The Gaiety Theater)

photo by Hiro Tokyo

ガイエティ劇場(The Gaiety Theater)は、1871年から現在まで現役で使われている、とても歴史ある劇場です。劇場内はオープン当初の面影を今でも残しており、歴史を感じられて見応えがあります。

座席は1階〜3階まであり、コンパクトながらも収容人数は2,000人!劇場の造りが円形になっているので、どの席に座っても舞台が見えるよう工夫されています。

photo by Hiro Tokyo

天井を見上げると、大きなシャンデリアがぶら下げてあり、豪華な空間で演劇を楽しめます。個人的には、劇そのものより劇場内の内装にとても感動し、入った瞬間の迫力に圧倒され、その時点で来た甲斐があったと感じました。

photo by Hiro Tokyo

演目は時間や時期によって異なり、私が訪れた当時は日本でも大人気のディズニーアニメ「ラプンツェル」をユニークにアレンジした舞台が行われており、子供から大人まで楽しめとても見応えがありました。

劇中では、照明やプロジェクトマッピングなどを使用した演出もあり、現代のコンピューター技術を屈しつつ、演劇ならではの臨場感を味わえる為、ダブリンに訪れた時に気になる演目があれば、見に行ってみて下さい。

■詳細情報
・名称:The Gaiety Theater
・住所:South King St, Dublin 2, アイルランド
・地図:

・営業時間:チケット売り場 月〜土曜日:10:00〜19:00
・定休日:日曜日
・電話番号:0818 719 388
・料金:16ユーロ〜 (演目によって異なる)
・所要時間:約2時間
・オススメの時期:平日
・公式サイトURL:https://www.gaietytheatre.ie

 

テンプルバー( The Temple Bar)

photo by Hiro Tokyo

アイルランドで最も賑わっている通りの一つが、この「テンプルバー(The Temple Bar)」。こちらの通りにはお酒が楽しめるバーが並んでおり、昼間からかなり賑わっています。また、石畳の通りなので風情が感じられ、歩いているだけで気分も上がること間違いなし。

photo by Hiro Tokyo

夜になると、人も増えてきて賑わいが増し、通りを照らすライトや店のイルミネーションでとても幻想的に演出されます。

また、極寒の冬でない限り各店の扉は開いており、音楽が所々から聞こえてきます。店内では、ライブミュージックを演奏しているお店がほとんどなので、お酒だけではなく音楽を聴きにお店を訪れている人も多いです。

photo by Hiro Tokyo

もちろん、パブだけではなく普通のレストランなどもあるため、落ち着いてご飯を食べたい方にもオススメです。

ダブリンの夜はBar hopping(バーホッピング:様々なバーに行く事)をして、多くの種類のアイリッシュビールを楽しんでください。

■詳細情報
・名称:The Temple Bar
・住所:47-48, Temple Bar, Dublin 2, D02 N725 アイルランド
・地図:

・電話番号:+353 1 672 5286
・オススメの時期:多くのバーがドアを閉めずオープンになっているので、地域一帯で盛り上がりが感じられる夏
・公式サイトURL:https://www.thetemplebarpub.com

 

ビューリーズ オリエンタル カフェ(Bewley’s Oriental Cafe)

こちらは「Grafton Street(グラフトン通り)」にある、アイルランド一有名なカフェ「ビューリーズ オリエンタル カフェ(Bewley’s Oriental Cafe)」です。

1840年創業のコーヒー・紅茶メーカー「Bewley’s」が経営しており、お店で提供されているコーヒーや紅茶は、自社オリジナルになっております。

photo by Hiro Tokyo

2017年に内装がリニューアルし、モダンながらも懐かしさも感じられるデザインに一新され、居心地が良いと定評のお店。店内で働いている従業員の制服も、白と黒で統一されており、ホテルのような高級感も演出されています。

photo by Hiro Tokyo

かなり広い店内は、時間帯によって食事を楽しみながら、約1時間の長さの演劇を鑑賞できるなど、カフェとしての利用以外でも楽しめます。

こちらの紅茶やコーヒーはもちろん美味しいのですが、個人的なオススメは種類豊富のデザート達。こちらで頂ける甘いケーキやタルトはコーヒーや紅茶に良く合い、訪れた際はトライしてみてください。

■詳細情報
・名称:Bewley’s Oriental Cafe
・住所:78- 79 Grafton Street, Dublin, D02 K033 アイルランド
・地図:

・営業時間:月〜水曜日7:30~19:00、木曜日 7:30~21:00、金曜日 7:30~20:00、土曜日 8:00~20:00分、日曜日 9:00~20:00
・定休日:不定休
・電話番号:+353 1 564 0900
・料金:飲み物 3ユーロ〜 食べ物 12ユーロ〜
・所要時間:30分〜
・オススメの時期:朝早く行って朝食を頂くのがおすすめです。
・公式サイトURL:https://www.bewleys.com/ie/grafton-street-cafe/

 

ザ ブラゼン ヘッド パブ(The Bazen Head Pub)

photo by Hiro Tokyo

こちらの「ザ ブラゼン ヘッド パブ(The Bazen Head Pub)」という、アイルランドで最も古いパブと呼ばれています!

1198年、この場所はホステルとして営業がされており、それから馬車の会社になったりなど、かなりの歴史があり、もちろん外も中も石で造られている為、当時を思わせるような佇まいに歴史を感じられます。

photo by Hiro Tokyo

入り口からは想像もつかない程、店内は開けています。店内の至るところに、生花が装飾されており飲み物を飲みながら、雰囲気を楽しむのもGOOD。

photo by Hiro Tokyo

先ほど紹介したテンプルバー(The Temple Bar)より少し離れた所にありながらも、店内は常に賑わっています。さらに、時間帯によって楽器などの生演奏が、食事や飲み物を頂きながら楽しめます。

歴史を感じ音楽も楽しめるこのパブ。ダブリンに来たら、訪れる価値ありです!

■詳細情報
・名称:The Bazen Head
・住所:20 Lower Bridge St, The Liberties, Dublin, D08 WC64 アイルランド
・地図:

・営業時間:月〜木曜日 10:30~0:00、金・土曜日 10:30~0:30、日曜日 12:30~0:00
・定休日:不定休
・電話番号:+353 1 677 9549
・料金:飲み物 2.5ユーロ〜 食べ物 12.50ユーロ〜
・所要時間:1時間〜
・オススメの時期:比較的、夕方からライブ演奏が始まるので、音楽を楽しみたい方は是非!
・公式サイトURL:http://www.brazenhead.com

 

エディ ロケッツ(EDDIE ROCKETS)

photo by Hiro Tokyo

こちらのアメリカンダイナー「エディ ロケッツ(EDDIE ROCKETS)」。欧州に居ながら、本格的なアメリカンダイナーを楽しめます。内装も、本場のダイナーを忠実に再現されており、お店に入るとアメリカに来たかのような錯覚を起こしてしまうほど。

photo by Hiro Tokyo

牛肉を使ったパティーのハンバーガーはもちろん、アイルランドはベジタリアンやヴィーガン(完全菜食主義者のこと)が多いため、お肉の代わりにひよこ豆をペースト状にして調理したパティーもあり、カロリーを気にされている女性にもオススメ。

このエディ ロケッツ(EDDIE ROCKETS)はダブリン市内に複数店舗があり、夜遅くまで営業している店舗がほとんどなので、アイルランド以外のちょっとした文化も味わってみたいという方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
・名称:EDDIE ROCKETS
・住所:77 Dame St, Temple Bar, Dublin, D02 PA43 アイルランド
・地図:

・営業時間:月〜水曜日 11:30~1:00、木曜日 11:30~4:00、金曜日 11:00~5:00、土曜日 9:00~6:00、日曜日 9:00~2:00 (店舗によって異なる)
・定休日:不定休
・電話番号:+353 1 611 1696
・料金:飲み物 3ユーロ〜 食べ物 7.85ユーロ〜
・所要時間:1時間
・オススメの時期:遅くまで開いているので、夜遅くに食べ物に困ったこちらへ。
・公式サイトURL:https://www.eddierockets.ie

 

安全かつ、見所盛りだくさんのダブリンに行こう

photo by pixta

ヨーロッパ圏内の中でも、比較的安全な国アイルランド。その首都であるダブリンは、大きすぎずコンパクトに見所が凝縮しているかつ、St Stephen’S Green Parkなど都会の中にも、すぐ自然に触れることができるので、きっと訪れれば誰もが気に入る場所になること間違いないです!

隣のイギリスからも飛行機で2時間程で行けるので、旅の目的地の一つとして加えてみてくださいね。

ライター
Hiro Tokyo ライター/バイヤー

「旅は心の解放」この言葉の通り、旅をしながら出会った経験や思い出を綴り、皆様にもこの記事を通して、旅行に行った感覚と共に、行きたいという気持ちになってもらいたい、そんな心得を持って記事を書いています:)

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