この場合ユーロ建てなので、為替の影響は受けますが、現時点(2015年12月)では一番安いということになります。
ちなみに、機内免税品販売では頻繁に割引キャンペーンが行われていたり、機内でしか買えない商品や、エアライングッツも販売されています。
ただし、機内免税品の搭載数には限りがあります。例えばお土産にチョコレートを30個、というのは不可能に近い数字かと思われます。
どうしても欲しい商品がある場合は、早めに客室乗務員に声をかけましょう。または、出発前に注文ができるサービスがある場合もあるので、事前に確認するのも賢い方法かと思います。
免税品の注意点
お得な免税品、お得だからってたくさんお買い物したくなる気持ちはあるのですが、注意点が大きく分けて2つあります。
①液体物の機内持ち込み制限
ひとつは液体物の持ち込み制限です。特に乗り継ぎ便がある場合で、荷物を最終目的地まで預けてしまっている場合は100ml以下の容器に入り、1リットル以内の透明のジッパー付きビニール袋の中に収まらない物に関しては、乗り継ぐ際の保安検査で没収されてしまう場合があります。
この場合、液体物(お酒、香水、ハンドクリームなど)は乗り継ぎの空港で購入するのがベターです。
②免税範囲
もうひとつは、海外旅行者には免税範囲があるということです。持ち込んではいけないということではありませんが、例えば、日本へ帰国する際に購入したタバコは成人ひとりにつき200本を超える分には税金が課せられます。
詳しい日本の免税範囲はこちらを参照してください。
国によっても免税範囲が異なるので注意しましょう。
免税品お得体験
Photo by Ayano Okamoto
この他にも実際にあった、免税品で得した経験はたくさんあるのですが、ちょっとした例をまとめてみました。
イタリアの空港でおおはしゃぎ
イタリア旅行をした時に、どうしても行きたいブランドショップがあったのですが、なんと、街中の店舗がリニューアル工事中。
ショックを隠せないまま旅行中を過ごしたのですが、最終日の空港で奇跡が起こりました。
免税店も開店していないような早朝の便に乗る予定でしたが、なんと飛行機が直前で遅延。その目の前には行きたかったブランドショップが!
飛行機を待っている間にお店も開店し、無事欲しい物をゲットすることができて、免税の処理をする必要もなく、おおはしゃぎでした。
アイスランドでお得にビールを購入
とくに海外の空港では、到着階に免税品売り場があることも珍しくはありません。そこでお買い物をしている人を見ると、お酒やタバコを購入している方が多いように思います。
あくまでも筆者の予測ですが、その国では酒税が高いので免税のお酒をが最後に買える場所で買うという理由ではないかと思います。そんな筆者もアイスランドでは到着したところの免税品売り場でビールを購入しました。
理由は、アイスランドではスーパーにお酒が売っておらず、酒屋さんで購入しなければならないことや、酒税が高いので、空港での購入が最安値だとの情報を得ていたからです。
アイスランド産のビールもたくさんあったので、1つずついろいろ買いたかったのですが、1缶では購入できず、6缶セットだけの販売だったのは少し残念でした。
まとめ
いかがでしたか?今まで特に免税品に興味がなかった人も、気にはなっていたけど実際にお得なのかわかず購入したことがなかった人にも、お得な魅力が伝わりましたでしょうか?
免税店や機内販売では様々な通貨が利用可能なので、余った現地通貨を使い切る絶好のチャンスでもあります。
お買い物のために為替情報もチェックするようになれば、世界経済が垣間見れちゃうかも!?あなたも出発前にお得にお買い物をしてみませんか?