ドイツ
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ドイツは地震が非常に少ない国として知られており、人生の中で自信を1度も経験したことがないという方も多くなっています。
唯一国内の山岳地帯ではまれに地震があるようで、2008年4月にはマグニチュード4.5というそれほど大きくない地震が発生し、ベランダの一部が損壊するという被害があったようです。
フランス
フランスも地震がほとんどない国として知られています。しかし、フランスの場合には南部に走るピレネー山脈周辺、また国内東部の山岳地帯ではそれほど大きくない地震が頻発。
2004年には東部ブザンソンで起きたマグニチュード5.1の地震があり、2万戸もの家屋で停電が発生する被害がありました。
スイス
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ヨーロッパの内陸国スイスも、地震が非常に少ない国となっています。スイスではマグニチュード6以上の地震が過去800年間に5回程度しか起きておらず、身体に感じる有感地震自体も非常に少なくなっています。ただ1356年にはマグニチュード7.1の巨大な地震がバーゼルを襲い、バーゼル市街が壊滅したという記録も残っています。
スウェーデン
北欧・スウェーデンもまた、地震が少ない国の代表的な存在です。
スウェーデンは有感地震自体が非常に少ないのが特徴ですが、2008年には、なんと実に1世紀ぶりとなるマグニチュード4.7の地震が発生。
地震を経験したことがない人々は火山の爆発か何かだと勘違いをして大変な騒ぎになったと伝えられています。
エジプト
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エジプトもまた、非常に地震が少ない国として有名です。歴史的に見ても大きな地震の記録はほとんどなく、それゆえに街の構造自体が地震を想定していないものとなっています。
しかし、1992年には首都カイロ近郊でマグニチュード5.8というやや強い揺れがあり、町の構造も相まって大惨事となってしまったことがありました。
死者545人、負傷者6512人という大震災となったことから、以後は国民の地震に対する意識もやや変わったようですね。
北朝鮮
アジアの国は地震が多いところが多いのですが、北朝鮮はその中でも地震が少ない国となっています。
日本のようにプレートが折り重なった場所にあるわけではなく、中国のように活断層があるわけでもないのが大きな理由です。
ただ、北朝鮮は近年地下核実験を行っており、皮肉なことにその影響で規模が大きめの地震が起きています。