エジプトといえばやっぱりピラミッド。4600年の歴史を感じさせ、さらにこの巨大建築を当時の技術でどのように行ったのか…。謎が謎を呼び、ロマンはいつまでも続きます。
さらに最近では、日本人研究者を中心に謎の解明にとりかかっており注目が集まっています。一生に一度はみたいという方も多いのではないでしょうか。今回はそんなエジプトのピラミッドについてご紹介します。
写真家。 100人規模のオンラインコミュニティSalon de Photo主宰。旅するように仕事をしたい、と思い、好きなカメラを仕事に。企業広告、宣材写真撮影、今の時代に適した写真/動画、コミュニティでの施策を展開中。
ピラミッドのあるエジプト・カイロの基本情報
エジプトの首都、カイロは文明の発展の基軸となったナイル川を中心に街が発展してきました。2018年のいまでは人口980万人ととても大きな街になっています。
ギザのピラミッドはもちろん、カイロタワー、エジプト考古博物館、オペラハウス、オールドカイロでのショッピングと楽しむ要素がたっぷりある都市です。
エジプトといえばピラミッド!
さて、まずエジプトといえば、ギザのピラミッド群を見に行かないとこの旅は始まりません。多くの観光客は旅行会社が手配したツアーでの観光バスで来ていました。市内からはバスで30分、カイロ市内を巡るメトロでは最寄り駅から約8キロ離れているので、アクセスには気をつけましょう。
この地点にいくまでに、手荷物検査と、入場料160エジプト・ポンドを支払う必要があります。
ピラミッドの近くまでいくと、噂のエジプトの人懐っこい商人たちが待ち構えています。あれこれ安くする、プレゼントするといってきますが、一旦無視しましょう。…いや、最後まで無視しましょう。お土産は他の場所で買ったほうが良いんです。
近づくとピラミッドを形作る一つ一つの石が見えてきます。自分の腰以上の大きさがあり、登るのもかなり大変です。てっぺんまで登ろうとして、死者もでたとのこと…。本当に危ないのでやめましょうね。
目の前のピラミッドはもちろんですが、ここで一旦後ろを向いてほしい。カイロの町並みが本当にきれいなんです。ぜひここでも写真を撮ってみてください。
ピラミッドって一体何?
紀元前2550年頃に建てられたと考えられるピラミッド。エジプトを牽引してきた、王の墓として認識されています。今が2018年だからおよそ4500年前に建てられたことになります。
右からクフ王、その息子カフラー王、そしてメンカウラー王のピラミッドが並んでおり、ピラミッドの前にはスフィンクスが構えています。
ピラミッドの造り方は長年の考古学者のチャレンジの対象。つい最近までは、ピラミッドを造った理由の一つとして、農業が不作の時期に失業対策として行われていたのではないかといわれていましたが、このギザのピラミッド群は古代エジプトの中でも最も豊かな時代に作られたためそれは考えにくいのでは、と改められたり。
そしてこの2.5トンの石をどうやって運び、どう積み重ねたのか。巨大な坂を作ったのか、もともとそのような岩盤があったのではないのだろうか、と様々な説が繰り広げられています。
いま各ピラミッドに入るには、ピラミッドエリアに入るには別途入場料がかかってきます。この中でも一番大きいクフ王のピラミッドにはいってみたのですが、200ポンド(約1300円)でした。ちょっとお高めです。
中の写真撮影は禁止されており、カメラの持ち込みも禁止されています(スマートフォンはセーフ)。かなり坂がきついです。足元もすべりやすいので、靴や、ズボン等お気をつけください。スカートで訪れるのはおすすめしません。
なんと現在、日本の科学技術により、クフ王の大ピラミッドの中にこれまで知らなれていなかった空間を発見しました。より一層、日本とエジプトの親交が深まりそうです。