ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

旅人たちのシェアハウス #えいとびたー がスタートして早3ヶ月、TABIPPO編集長で#えいとびたー住人のルイス前田です。今回は、#えいとびたーによるTABIPPO.NETとハフポストでの連載が始まるお知らせです。

2018年5月から月4記事を目安に、えいとびたー住人たちが月ごとに同じテーマについて、それぞれの経験から執筆します。5月のテーマは…

 

ベトナム!

えいとびたーの連載
えいとびたーの連載、5月のテーマは「ベトナム」です。実は、ライター&バイヤーの古性のちと、移動する同棲生活の稲沼竣・前田麻衣ペアが3月〜4月にベトナムを訪れていました。残る伊佐知美と僕も、世界一周の際にベトナムを訪問しています。

旅のスタイルや目的が違うので、あえて「ベトナム」以外のテーマや文体、書き方の縛りなどを設けずに、メンバーそれぞれのベトナムを記事にします。

記事は順次公開予定ですので、えいとびたーメンバーの自己紹介も兼ねて、2つの質問を聞いてみました。

・なぜ、えいとびたーに住むことにしたのか
・これから、えいとびたーでどんな旅をしたいか

 

稲沼 竣・前田 麻衣カップルに聞いてみた

稲沼竣
世界初日本初しかやらない会社IMAGINALの脳内アーティスト(代表) 世界初日本初のデザイン作ったり教えたり、世界初日本初を紹介する情報メディア“HATSUMEDIA”運営をしています。
前田麻衣
交際6年の相方(@shuninanuma )と移動しながら同棲中。フリーライター。元旅行代理店OL。愛する旅をしながら、ananwebやHATSUMEDIAなどで執筆しています。

なぜ、えいとびたーを始めたの?

「カップルってどこに住めばベストなんだろう?」わたしたち前田と稲沼は、同棲を始めるときにふいに疑問を持ちました。その疑問を解決すべく、移動する同棲生活を始めて1年が経ったころ。わたしたちカップルはあるひとつの答えを見つけました。それは「ベストプレイスは自分で作るもので、立地ではなく人なのだ」と。

福岡・大阪など全国をぐるぐるとまわった私たちは、人が集まり地元である東京にしようとなり帰省。そんなときに伊佐さんから「一緒に住まない?」とのお誘いが。(正直タイミングが良すぎて逆に不安だったのは秘密です)

5人みんなが旅人で、自分の家を持っていない人たち。家に関しての考え方が似ているなと感じたのほかにもうひとつ。わたしたちは家を持っても旅を終わらせるつもりはないという共通点。むしろ旅を続けるための拠点という考えが一致してからの入居へのスピード感はめまぐるしかったです。

 

これから、えいとびたーでどんな旅をしたい?

これについては、わたし前田と稲沼それぞれで述べたいと思います!

前田:5人はもちろんだけど、2人と3人にわかれて旅してみる。

5人で行く家族旅行ももちろんしたい。みんなでわいわいしたいし!でも、2人と3人に別れて旅してみるのも面白いのかとな思いました。

少人数になるからこそ、その人の旅の特徴だったり、思考がよりわかるのも楽しいなぁって。一緒に旅をする人によって風景の見方も変わるのかなって思います。それぞれが色のあるえいとびたーだから楽しそう!

 

稲沼:みんなが好きな国の中からひとつ選んで行く

えいとびたーは多くの世界を旅している人たち。今までで一番良かった国に行きそこを案内してもらう!近くのお店でもなく、国内でもなく、一番好きな国。

なぜそこが良いのか、そこで何をしたのか、改めてそこで何をしたいかなどなど!えいとびたーだけでなく他の人も参加できるツアーにしても面白いかも!住んでる家がすっからかんになるのでその時期だけ住む人募集して、旅の期間は全く違うメンバーによるシェアハウスができるのも面白いかもですね!

 

古性のちに聞いてみた

古性のち
1989年生まれの28歳。 webライター。美容師からITの世界へ転職。株式会社LIGを退職後、2016年8月よりフリーランスとして独立。「世の中に旅を仕事にするひとを増やしたい」をコンセプトに、合同会社「旅、ときどき仕事」を運営。

なぜ、えいとびたーを始めたの?

同じような生き方をしている仲間たちと集まったら、何かワクワクが起こるような気がしたからです。

世界一周から帰国後「この先も海外半分、日本半分くらいの温度感で生きていきたい」と考えたときに、物件を借りることに抵抗がありました。金銭的な面もそうだし、なんだか家を持ってしまうと、自由が制限されてしまうような気がしたんです。

だけれど、やはり拠点となる場所は欲しい。「どうしようかな〜」と迷っていたときに、現在一緒に同居している伊佐 知美と、airbnbで東京で物件のシェアをしてみたんです。その頃、伊佐も2年間家がなし生活を送っていて。

同じような価値観の、同じようなライフスタイルのふたり暮らしは予想以上に楽しくて!「こんなシェア生活なら、自由に旅を続けながら実践できるかもしれない!」と思い、きちんと家を借りることにしました。そこに3人も仲間が加わってくれて、5人の「えいとびたー」が出来上がった感じです。

 

これから、えいとびたーでどんな旅をしたい?

同じ国の、違う都市からスタートするゲームみたいな旅をしたい!例えば「1ヶ月間インド」みたいな制限を設けて、バラバラの都市から同じ日に、よーいどん!で旅をはじめるんです。「今ここにいるよ〜」の連絡は禁止にして、偶然ばったりどこかで出会ったり、相手のSNS情報を見て「めっちゃ面白そうなところにいるなあ。行ってみよう」とその場所に行ってみたり。

お互いのSNSを見てるだけでもワクワクするし、ばったり会えたら「あ〜!いた〜!」みたいに、めちゃくちゃテンションがあがりそうだなと。

こういうちょっとゲーム要素を含んだ旅ができると楽しそうだなーなんて妄想してます。そして今の5人ならできてしまいそう。個人的には今むちゃくちゃ行きたい、トルコあたりでやりたい!

 

ルイス 前田が答えた

ルイス前田
世界一周中に出会った友人と旅人を増やす会社を起業して4期目。40ヶ国訪問、世界二周して、ワークライフカオスに生きてます。Webメディアの運用と開発が得意な賢者型編集長で、次の夢は宇宙飛行士です。

なぜ、えいとびたーを始めたの?

「家」って面白いなぁと思ったからです。実は、えいとびたーを始める前は、5年ほどTABIPPOのメンバー&旅仲間たちと恵比寿でシェアハウスをしていました。通称、恵比寿ハウス。男13人で一軒家を借りて住んでいたので「毎日が修学旅行」みたいで、笑いの絶えない場所でした。

TABIPPOの創業メンバーでもある小泉が結婚することをきっかけにシェアハウスは解散し、今ではバラバラに住んでいますが、僕の20代は恵比寿ハウスと共にありました。

 

解散後は、恵比寿ハウス以上のシェアハウスは一生できないと思っていましたが、伊佐さんとラジオで共演したことがきっかけに、旅人たちの住むシェアハウスの構想がはじまり、友人たちに相談したところすごく反応が良かったです。

旅行先からの発信がメインである旅人が、あえて1つの家に定住したら、オンもオフもコンテンツにできるのではないかというのがえいとびたーでやりたい実験です!家って、面白い。

 

これから、えいとびたーでどんな旅をしたい?

電子機器禁止の旅行がしたいです。実はえいとびたーの住人たちは、インターネットに依存した仕事を多くやっています。僕の場合は、Webメディアの編集長とエンジニア、ライター。ネットとあまり関係ないのはラジオDJぐらいです。他のメンバーも、Webデザイナーやバイヤー(売るのがEC)だったり。旅行先の持ち物とデジタル一眼レフとPC、あとスマホ。

そんな僕らから電子機器を取り上げたら、新しいものが見えるはずです。まず、「待ち合わせ先でサクッとLINE」ができないから、「渋谷のハチ公前に9時集合!遅刻だめ!服は黒のパーカーにジーンズ履いてるから。もし、待ち合わせ場所にいなくても15分は待とうね!」って事前に念押しの連絡をするでしょう。

スマホもカメラもないから、写真撮影は写ルンです。電車の経路もわからないから、駅員さんにたくさん聞いて。何とかホテルまでたどり着いたら、それだけで大冒険。普段は便利すぎるほどに旅をしているから、あえて不便な旅をしてみたい。

 

伊佐 知美に聞いてみた

伊佐知美
1986年、新潟県生まれ。旅する『灯台もと暮らし』創刊編集長、ライター、フォトグラファー。2016年4月から会社員のまま「世界一周×仕事」の旅に出発。これまで40カ国100都市、47都道府県を旅する。

なぜ、えいとびたーを始めたの?

完全に個人的な理由ですが、まず「自分の家がなかったから」という理由が挙げられます(笑)。私は今から2年前の2016年4月に、「仕事×世界一周」の1人旅に出ました。出発当初は8ヶ月間の予定だったのですが、旅をしながら働くスタイルが性に合いすぎて、気がついたら2017年12月になっても「家がないまま世界中をフラフラしている女」に。

その暮らしはとても気に入っていたのですが、とはいえ約2年ほどその生活を続けていたので、エンドレス宿予約やチェックイン&アウト、荷物のパッキング等に少し疲れ(飽き?)始めていたのも正直なところ。家というか、東京に拠点がほしいな〜と本気で考え始めた際に、タイミングよく「一緒に住む?」と言い合えたのが「えいとびたー」の面々でした。

全員旅人、旅を愛してる、その上これからも旅をし続けたい、旅をしながら仕事をしたい、あわよくば旅もライフスタイルも仕事にできたら……! という想いが共通していたので、それ以外のことはとくに重要視せず。2017年暮れに物件を探し始め、無事2018年2月から5人で1つ屋根の下暮らし始めたよ、というのが私から見た「えいとびたー」はじまりの物語です。

 

これから、えいとびたーでどんな旅をしたい?

一緒に海外旅がしたい! 5人全員で現地集合・現地解散の旅ができたらすごく楽しそうだなと思っています。実際、2018年6月は早速5人でドイツ・ベルリンへ行くことにしました。

……けどなんでベルリンに決まったんだっけ?(笑)理由はもう覚えていないけれど、家のリビングで誰かがきっと「ベルリン行きた〜い」とか何とか言ったんだと思います。それに他のメンバーが「いいね〜」「いつ行く?」って被せて決まったのかなと。

そんなゆるい感じの旅先の決め方、すっごく好きです。それに合わせてスケジュールや仕事を変えられるメンバーも、ライフスタイルも大好きだから、これからもそんな感じでゆるーく一緒に毎日を過ごしながら、たまにはめちゃくちゃ物理的な距離を離れて(時には大陸が違うこともあるでしょう)、時折全然知らない街で合流したりして。笑い合いながら「新しい家族を探る旅」できたらいいなって、思っています。

ほかにも、「世界中のコワーキングをめぐる旅」とか「Airbnbコラボ企画」とか「カリブ海クルーズ」とか「北海道原付きで一周の旅」とか「オーストラリア鉄道縦断の旅」とか、まぁやりたい旅はいっぱいあるけどね!

 

えいとびたーの勉強会も開催してます

えいとびたーではメンタルよりもスキルアップに繋がるイベント・勉強会をたくさん開催する予定です。サークル時代から数えると8年間TABIPPOを運営して気づいたことですが、世界を自由に旅している人って、全員が何らかのプロフェッショナルで、しかも2つ以上の仕事をしています。

技術がお金を作り、お金が自由を生む!ということは、旅する文化が広まるために僕が教えるべきなのは技術です。今回は、灯台もと暮らし創刊編集長の伊佐さんと「取材とエッセイ」について学ぶ場を作りましたので、興味がある方はこちらのリンクから詳細をご覧ください。

> 伊佐知美の「取材とエッセイ」を学ぼう!with えいとびたー | Peatix 

ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

RELATED

関連記事