ウィットビー アイキャッチ
ライター
KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は6年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

こんにちは、トラベルフォトライターKANAです。

サマータイムが終わり、徐々に冬の訪れが感じられる英国ロンドン。今回は寒くなってきたこの時期にあえて、英国の知られざる港町「ウィットビー」をご紹介します。

歴史に彩られた古き良き港町の様子を写真で楽しみつつ、ウィットビーの魅力を感じていただければ幸いです。

魅力溢れる港町、ウィットビーってどんなところ?

Whitby UK
イングランド北部、ヨークシャーの海岸沿いにある古き良き港町、ウィットビー。日本ではあまり聞き馴染みのない土地ですが、歴史深い見どころ溢れる港町で、週末をのんびりと過ごすのにぴったりな場所です。

Whitby UK 2
まず、ウィットビーを紹介する上で欠かせないのが、「キャプテン・クック」の愛称を持つイギリスの海洋探検家、ジェームズ・クック船長。

スコットランド出身のクック船長は、太平洋の航海に成功し、南極大陸の情報を獲得したり、オセアニアの周辺の地図を作ったりした功績者。1746年にウィットビーに移り住み、1747年にFreelove(フリーラブ号)で最初の航海に出ました。

Whitby UK captain cook museum
ウィットビーはまさに大冒険の始まりの土地であり、彼が海に出るきっかけとなったとても縁の深い土地なのです。

現在は彼の名前をそのまま使った「キャプテン クック記念博物館(Captain Cook Memorial Museum)」という記念博物館があり、当時の様子を彷彿とさせる貴重な展示物も多く、若き日のクック船長の足跡を辿ることができます。

■詳細情報
・名称:Captain Cook Memorial Museum
・住所:Grape Ln, Whitby YO22 4BA
・地図:
・アクセス:Whitby駅より徒歩約5分
・営業時間:9時45分~17時
・電話番号:01947601900
・料金:8.50ポンド(約1500円)
・所要時間:30分〜
・公式サイトURL:https://www.cookmuseumwhitby.co.uk

暮らすように旅をする、ウィットビーの町歩き

Whitby UK old town
ウィットビーの観光スポットは徒歩圏内に集結しているので、1日もあれば十分に観光を楽しめます。

観光地だけでなく、情緒溢れる町並みをのんびりと歩いてみるのも、おすすめの過ごし方のひとつ。

地図を見るとわかるように、町はエスキモー川によって大きく2つに分けられています。このエスキモー川にかかる「SwingBridge」を渡った町の東側が、石畳の道が続く旧市街地です。

Whitby UK old town
アップダウンの激しい細い路地道も多く、一歩小道に足を踏み入れると新たな発見があるでしょう。

Whitby UK old town
狭い路地が多いのは、かつて密輸業者や若者のギャングが、税関や報道陣から逃れる逃げ道として使っていたからだと言われています。

Whitby UK Tatehill Pier
ウィットビーで最も古い建造物のひとつと言われている「Tate hill Pier(テートヒル桟橋)」からは、Whitby beach(ウィットビービーチ)やWhitby Harbour(ウィットビー港)など、エスキモー川を挟んだ町の西側を見ることができます。

Whitby UK 
そんな町の西側は、主要駅のある賑やかなエリア。イギリス名物と言えばフィッシュアンドチップスですが、ウィットビーは”イギリスで最もフィッシュアンドチップスがおいしい町”とも言われているんです。

Whitby UK fish and chips
Whitby Harbourに向かうまでの川沿いの道には、フィッシュアンドチップスのお店が立ち並び、テイクアウトをして港でのんびり食事を楽しむ人の姿が見られます。

Whitby UK gulls
ベンチやちょっとした広場などもありますが、この辺りはアグレッシブなカモメが多く、飲食時には注意が必要です。かなり近くに近寄ってきますが、食べ物を取られないように気をつけましょう。エサやりも禁止です。

ウィットビー イギリス ザリガニ釣り
また、日曜日になるとザリガニ釣りを楽しむ親子の姿が見られ、和やかな雰囲気が流れます。

ウィットビー
ウィットビーではボートやクルージングのツアーも多く、20分〜30分のちょっとした船旅から、2時間かけて野生動物と風景を楽しむ本格的なものまで、さまざまなプランが用意されています。

町を違った角度から眺める絶好の機会。パートナーや友人、親子でも楽しめるのでおすすめですよ。

絶景のサンセットスポット、199Steps

Whitby UK 199steps
ウィットビーのランドマークのひとつである199Steps。「199段の階段」を意味する、その名の通り199段の階段です。

階段は教会へと繋がっており、「最後の階段は階段ではなく頂上であるため、階段は全部で198段」とする説があったり、「一番下から通りに出る段差があるため、階段は全部で200段」とする説があったりと、実際の段数は意見が分かれているそうです。

Whitby UK 199steps
この階段を登ると、まるで美しく絵に描いたような美しい古い港町の景観を楽しむことできます。

Whitby UK 199steps
また、ウィットビーは小説『ドラキュラ』の舞台になっていることでも有名です。作者のブラム・ストーカーは作中で町の様子を描写しており、統一感のある赤い屋根の家々がまるで折り重なるように建てられている町並みが当時から変わらないことがうかがえます。

Whitby UK 199 steps
特に夕日の時間に訪れるのがおすすめ。茜色に染まる街並みは、言葉では表現できないほど幻想的です。ぜひ、夕日のタイミングを見計らって訪れてほしい場所です。

■詳細情報
・名称:199 Steps
・住所:ウィットビー Whitby YO22 4DF
・地図:
・アクセス:Whitby駅より徒歩約10分
・営業時間:24時間
・料金:無料
・所要時間:30分〜
・公式サイトURL:https://www.visitwhitby.com/blog/199-whitby-abbey-steps/

ドラキュラが生まれた遺跡、ウィットビーアビー

ウィットビーアビー
石畳の道にそびえる趣のあるゴシック仕様の廃墟。199Stepsを登り終えた先にあるのが、St St Mary’s Church(聖メアリー教会)と、今回ご紹介したいWhitby Abby(ウィットビー修道院)です。

ウィットビーアビー
ここには3000年以上に渡ってコミュニティが存在しており、芸術家や作家にインスピレーションを与え続けるとともに、神話や伝説といった豊かな遺産を残しています。

Whittby Abby
『ドラキュラ』も、このウィットビーアビー、聖メリー教会と墓地からインスパイアされて生まれました。

ウィットビーアビー
長い長い歴史を経て、徐々に現在の姿になっていったウィットビーですが、第一次世界大戦中の1914年12月、ドイツの戦闘艦による北海からの砲撃が決定打となったと言われています。

ウィットビーアビー
廃墟となってもなお威厳と気品すら感じるその堂々たる姿は、1500年以上に渡って、訪れる人々を魅了し続けています。

ウィットビーアビー
2022年5月には『ドラキュラ』の125周年を記念して、1369人の吸血鬼(仮装)が集まり、「吸血鬼の格好をした人々が最も多く集まった場所」の記録を更新しました。今もなお多くの人から愛されていることがわかりますよね。

■詳細情報
・名称:Whitby Abbey
・住所:Abbey Ln, Whitby YO22 4JT
・地図:
・アクセス:Whitby駅より徒歩約15分
・営業時間:10時〜16時
・定休日:月曜日、火曜日
・電話番号:03703331181
・料金:10ポンド(約1700円〜)
・所要時間:1時間〜
・オススメの時期:年中
・公式サイトURL:https://www.english-heritage.org.uk/visit/places/whitby-abbey/

ロンドンからのアクセス方法

ウィットビー 駅
ウィットビーは、ロンドンの主要駅のひとつである「キングスクロス駅」から電車とバスで約5時間。少し遠い印象を受けるかもしれませんが、イングランドの人気観光地のひとつ、 「York(ヨーク)」まで電車で1本、ヨークからはバスに乗り込めばウィットビーまで到着するのでアクセスはとても簡単です。

ウィットビー ヨーク駅
一度ヨークで降りるので、ヨーク観光がまだの方は併せて観光するプランもおすすめ。チケットは駅でも購入が可能ですが、「Omio」というヨーロッパの移動手段比較サイトは日本語も対応しているので、事前購入しておくとよりスムーズです。

冬こそのんびり旅に出よう

ウィットビー
情緒溢れる古き良き港町、ウィットビー。冬はおうちにこもりがちになってしまいますが、歴史ある町を訪れてリフレッシュをしてみてはいかがでしょうか。

All photos by Kana Kawahata

ライター
KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は6年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

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