毎年、イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社による国別英語能力ランキング「EF EPI」が発表されています。今年の日本の順位は一体何位でしょうか? 気になるあの国は?
それでは、早速「EF EPI」(英語能力ランキング)を詳しく見ていきましょう。
そもそも、英語能力ランキングとは?
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そもそも、英語能力ランキングとはどのようなランキングなのでしょうか? 英語能力ランキングは語学学校EFで行われている実力試験を基にランキングにします。
次に、入学試験の結果をランキングにした上で、能力別に5つのグループ(非常に高い、高い、標準的、低い、非常に低い)に分けられます。グループはCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)とEF独自のレベルに基づいて作成されます。
グループとCEFR、具体的なタスクとの関係は以下の通りです。
高い-B1: プレゼンができる、新聞を読む
標準的-B1: 専門分野に関する会議に参加できる、歌の歌詞が理解できる
低い-B1: 観光客として英語を話す国を旅できる、同僚とちょっとした会話ができる
非常に低い-A2: 簡単な自己紹介ができる、簡単な挨拶ができる
ランキング1位~10位を発表
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それでは英語能力ランキング1位~10位までの発表です。
1位:オランダ
2位:デンマーク
3位:スウェーデン
4位:ノルウェー
5位:フィンランド
6位:シンガポール
7位:ルクセンブルク
8位:オーストリア
9位:ドイツ
10位:ポーランド
1位~7位までが「非常に高い」、8位~10位までが「高い」となります。
気になるアジアのランキングは
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それでは、アジア内のランキングはどうなるでしょうか。
1位:シンガポール
2位:マレーシア
3位:フィリピン
4位:インド
5位:韓国
6位:香港
7位:ベトナム
8位:インドネシア
9位:台湾
10位:日本
11位:マカオ
12位:中国
なお、日本は全体では72カ国中35位! 能力レベルは「低い」と認定され、昨年の「標準的」から陥落する結果に終わりました。
日本の結果をもう少し分析してみよう
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ショッキングな数値を見せつけられたわけですが、もう少し日本の結果を分析してみましょう。地域別のスコアは以下の通りです。
関東:53.45
関西:52.63
中部:52.19
九州:51.67
中国:51.34
東北:50.21
北海道:49.46