日本では当たり前だと思われているにもかかわらず、実際には使われない英語の表現ってのが存在します。筆者も、ドヤ顔で教科書に載っていた表現を使い、外国人に笑われちゃった苦い経験があります。英語を勉強している皆さんにとって、こんな事態は避けて通りたいものですよね。
というワケで、この記事では、実際に使われない英語の言い回しを、筆者の経験に基づいてご紹介します。ぜひ参考にしていただき、失笑を買わないようにしてくださいね。
①How are you?
「お元気ですか?」という意味の”How are you?”という言い回し。中学校入りたてホヤホヤの段階で学ぶフレーズですよね。しかし、このフレーズは実は一般的ではないようです。
「日本人にとってなじみがあるけど、実際使われない」言い回しの代表格みたいなもんです。ネイティブがそこまで使わないことをご存知の方も多いかも知れませんね。
ただ筆者は、外国人がこのフレーズを使うのを何回か耳にしたことがあります。なので、絶対に使われないってことはなさそうですね。
しかしながら、”How are you?”より、”What’s up?”や”How’s it going?”の方が圧倒的に使われる気がします。わざわざ”How are you?”を使うより、”What’s up?”や”How’s it going?”を使うのが無難ではないでしょうか。
②My name is ~.
「僕の名前は~です」自己紹介の際の、お決まりの言い回しですね。これも、中学校入りたてホヤホヤの生徒が学ぶフレーズです。ただ、自分の名前を言うとき、”My name is ~.”と言う人をほぼ目にしたことがありません。
たいがい、”I’m ~.”とか、”I’m”すら省略して自分の名前をシンプルに口にしています。「”My name is ~.”って使う人多いけど、”I’m ~.”の方が自然だヨ」アメリカから来た留学生にこれらの表現について聞いてみたとき、こんなことを言っていたのを思い出します。
今日から、”My name is ~”のかわりに”I’m ~.”を使ってみましょう。
③I’m fine, thank you.
①で述べた”How are you?”の返答に対する模範解答ですね。外国人に「元気か?」と聞かれた際、この答えを述べる方は多いのではないでしょうか。しかしながら、筆者、この表現を使う外国人を一度も見たことがありません。