今まで数百人の外国人と会い、彼らと会釈を交わしましたが、ほんとにゼロです。単に”Fine.”と言ったり、”Not bad.”などと言うのが普通です。筆者自身、この表現を使ってちょっぴり笑われちゃった苦い経験があります…。教科書より、信じるべきはネイティブです。
このようなネイティブが使わない言い回しは、使わないのが無難です。
④A whale is no more a fish than a horse is.
「馬が魚ではないのと同じように、くじらは魚ではない」①~③に比べ、突然のレベルアップですね。高校生のときに勉強する、いわゆる「くじら構文」です。構文の勉強をしたり、比較級の勉強をする際に見かける、ちょっぴり変わった表現ですね。覚えていますでしょうか。
大半の高校生が「ナニコレ!?」と理解不能におちいるこのフレーズ。ご安心ください、筆者は会話の中で一度も出くわしたことはございません。文章を読んでるときにも、出会った記憶はないです。いざというときに備え、頭の片隅に置く程度で良いでしょう。
⑤bozo
「バカ野郎」って意味のスラングです。突然の告白で恐縮ですが、筆者は『ターミネーター』シリーズの大ファンです。シリーズ最高傑作と言われる『ターミネーター2』にて、ジョンを演じるエドワード・ファーロング。
カッコいい彼が冗談で言うスラングの一つに、この”bozo”があったので、筆者は早速使ってみることにしました。その結果、イギリス人の友人に爆笑されてしまいました。「そんな古いスラング、今時使うヤツは珍しいYO!!ハハ」それ以来筆者は、ちょっと昔の映画に使われる言い回しをむやみに使わないようになりました。
この”bozo”に限らず、わりと昔の映画やら映像にて使用されるスラングを使うのは結構キケンです。日本語でもそうですが、やっぱり言葉の流行り廃りがありますもんね。スラングを覚える際は、最近の動画を参照するようにしましょう。
やっぱりネイティブが最高の先生
先ほども書きましたが、自然な表現を身に付けるにはネイティブの方が最高の先生になります。教科書を用いて勉強するのも良いですが、ネイティブと話し、彼らの使う表現に耳を傾けましょう。そうすることで、実際に使われない表現を使っちゃうことはなくなりますよ!