ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

バルト3国の1つであるエストニアには、素敵なリゾート地があります。それはパルヌです。まだまだ、知名度は劣りますが、首都タリンから気軽に訪れることができます。今回はエストニア・パルヌの概要を見ていきます。

 

パルヌの概要

Sami Lさん(@sami.l.73)がシェアした投稿 – 2017 3月 28 10:36午後 PDT


「パルヌ」もさることながら「エストニア」という国名を、初めて聞いた方も多いかもしれません。エストニアはバルド海を挟んで、フィンランドの真向かいにある小さい国です。パルヌはバルト海に面するエストニアを代表するリゾート地。人口は4万人ほどです。パルヌは周辺諸国からアクセスしやすいのがポイント。オンシーズンにはフィンランドからも多くの観光客が訪れます。

 

パルヌの歴史


パルヌはエストニア領ですが、エストニア領としての時代はごくわずかです。中世はハンザ同盟の都市として栄え、18世紀にロシア領になりました。第一次世界大戦後、エストニア領へ。その後ソ連に占領され、再びエストニア領になったのは1991年のことです。

 

パルヌのグルメ


ここでは、パルヌのグルメの代わりにエストニア料理を紹介します。エストニアは基本的にフィンランドの料理に似ています。ただし、ドイツ騎士団の影響を受けてきたことから、ビールを使った料理が多いのが特徴です。パルヌをはじめとする海岸部では、ニシン、ウナギ、カレイがよく食べられます。

 

パルヌへの行き方


まずはエストニアの首都タリンを目指しましょう。タリンへはフィンランド航空が一番!フィンランドの首都、ヘルシンキからタリンまでは飛行機でわずか1時間です。タリンからパルヌまではバスで約1時間で着きます。

 

パルヌの見どころ

ビーチ

@gsbphotographsがシェアした投稿 – 2017 3月 27 6:28午前 PDT


パルヌといえば、やはりビーチでしょう。バルト海は遠浅なので、初心者の方でも海水浴が楽しめます。なお、ビーチの西側は女性専用です。男性の方はご注意ください。

■詳細情報
・名称:ビーチ(Pärnu Beach Promenade)
・住所:Estonia,Parnu
・アクセス:パルヌへはタリンからバスで約2時間
・営業時間:24時間
・オススメの時期:冬以外
・公式サイトURL:https://www.visitestonia.com/en/parnu-beach-promenade-1

 

 

エリザベート教会

パルヌにも小さいながら、歴史地区があります。パルヌを代表する教会がエリザベート教会です。この教会はゴシック様式で1750年に建てられました。教会の名前はロシアの女帝、エリザベートが由来しています。

■詳細情報
・名称:エリザベート教会(St.Elisabeth Church)
・住所:Nikolai 22, Pärnu, 80010 Pärnu maakond
・アクセス:バス停Pärnu Bussijaamから徒歩7分
・電話番号:+372 443 1381
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.eliisabet.ee/

 

 

タリン門


タリン門は昔、「カール・グスタフの門」と呼ばれていました。その後、タリン在住の商人がこの門を使ったことから、現在の名前で呼ばれるようになりました。

■詳細情報
・名称:タリン門(Tallinn Gate)
・住所:Vana-Tallinna,1 Pärnu 80011,Pärnu maakond
・アクセス:バス停Pärnu Bussijaamから徒歩10分
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.visitestonia.com/en/tallinn-gate

 

 

レッド・タワー

赤く何ともかわいらしいタワーが特徴です。レッド・タワーはハンザ同盟の時代からある要塞唯一の塔です。かつては、建物全体が赤レンガで敷き詰められていましたが現在は屋根部以外は白色になっています。

■詳細情報
・名称:レッド・タワー(The Red Tower)
・住所:Hommiku tänav 11, Pärnu
・アクセス:Hommiku通りとHospidali通りの間にあります
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.visitestonia.com/en/the-red-tower

 

 

パルヌ博物館


パルヌの歴史を学びたければパルヌ博物館に寄ってみましょう。ここでは様々な「体験」を通じて、エストニアの歴史が学べます。また、エストニアで最も古い船も展示されています。

■詳細情報
・名称:パルヌ博物館(Parnu museum)
・住所: Aida 3, Pärnu, 80010 Pärnu maakond
・アクセス:最寄りのバス停はTeater 2
・営業時間:10:00~18:00(6月1日~8月31日は10:00~19:00)
・定休日:月曜日
・電話番号:+372 443 3231
・料金:4ユーロ(常設展示)
・所要時間:2時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.parnumuuseum.ee/parnu-museum

 

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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