エチオピアにあるダナキル砂漠を知っていますか。地球上に数ある秘境の中でも、他では見れない絶景が見れる秘境地です。そこでは地球の息吹きを感じられるような場所から、漫画ドラゴンボールの「ナメック星」だと揶揄されるような場所まであります。
エチオピア・ダナキル砂漠へ行くには
日本からのツアーに参加すると14日間で60万以上と、大変高くなりますがその分見るべき絶景を全てその目にすることが出来ます。個人で行く場合は中東の入り口になるアラブ首長国連邦ドバイへ飛び、そこから乗り換えてエチオピアの首都アディスアベバへ行きます。
塩の湖・奇岩群と塩を運ぶキャラバン
ダナキル砂漠で有名なのは塩。アサレ湖には塩の層による突起で出来た山があり、アフデラ湖という塩湖では現地のティグレ族が塩を採掘し出荷する仕事をしています。そしてその塩を運ぶラクダの列、通称「塩のキャラバン」はダナキル砂漠を象徴する図でもあります。
大迫力のエルタ・アレ火山の火口見学
アフリカの火山のうち4分の1近くが集中するダナキル砂漠には、全部で30を超える火山があります。中でもエルタ・アレ火山は観光客がその火口を見ることができる火山。凄まじい迫力で噴出すマグマを見る時、地球の命を感じる瞬間となるでしょう。
ナメック星みたい!と言われた異色の絶景
photo by shutterstock
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ダナキル砂漠の中にある、溶岩台地の小さな山「ダロール火山」が最後に起こした水蒸気噴火により、その周囲では他では見ることのできない絶景を目にすることができます。ナメック星のイメージとは少し違う気もしますが、熱された塩水が溜まったクレーターには異様な色の水が溜まっています。火山を南に数キロ行けば、黄色い水の湧き出る硫黄湖もあり、ダナキル砂漠では見逃せない観光ポイントです。
日本では想像もつかない絶景の集合体
美しい大自然を楽しめる国なら他にもありますが、他では見れない異色の絶景を見たい人には是非足を運んでもらいたい場所です。世界は広いということを深く実感する旅になること、間違いありません。