ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

旅人のみなさん!今年に入って「ETIAS」というワードを聞いたことがありますか?「ETIAS」とは、2021年1月にスタートするヨーロッパ事前承認システムのこと。

今回は2019年1月発表の情報を基に、「ETIAS」を解説します。

そもそも、「ETIAS」って何?

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ETIAS:エティアス」の日本語の正式名称は「欧州渡航情報認証制度」となり、英語ですと「EU Travel Information & Authorisation System」となります。「ETIAS」は日本やアメリカなどビザを必要としない人々が「ETIAS」導入国へ入国するときに必要な渡航情報認証制度です。

えらく小難しいことを書きましたが、「ETIAS」を導入するヨーロッパ諸国へ渡航する前に、パソコンやスマートフォンで認証登録をする必要がある、ということですね。すでにアメリカやカナダ、オーストラリアでは導入されています。

導入開始は2021年1月から。当初の発表より1年先延ばしになりました。申請が必要となる年齢は0歳からです。つまり、2021年以降、ヨーロッパを訪れる日本人は「ETIAS」に申請しなければなりません。

「ETIAS」の申請にかかる費用は7ユーロ、有効期限は3年です。18歳未満の人は申請費用を払わなくてもOKです。なお、有効期限内にパスポートを更新した場合は新たに「ETIAS」を申請する必要があります。

そもそも、なぜ「ETIAS」を導入するのでしょうか。背景にはヨーロッパが直面するテロや難民問題があります。おそらく「ETIAS」により審査を厳格にする一方、問題がない渡航者をスムーズに入国させる意味合いがあると思われます。

「ETIAS」の導入により、旅人は何をしないといけないのか


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「ETIAS」を申請するには以下の物品が必要です。

・ICパスポート
・インターネットに接続できるパソコンもしくはスマートフォンなどのデバイス
・クレジットカード

旅人はヨーロッパに行く前にインターネットを通じて「ETIAS」に申請しなければなりません。申請する際は個人情報を入力し、先方の許可がおりたらヨーロッパへ行けます。審査時間は96時間~2週間とのこと。時間には余裕を持って早めに申請したほうがいいでしょう。

なお、申請費用はクレジットカードで払います。銀行振込には対応しないのでご注意ください。

ヨーロッパすべての国が「ETIAS」導入国ではない?

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問題はヨーロッパすべての国が「ETIAS」を導入するわけではないことです。こちらは、2019年1月時点で公表されている導入国です。

ETIAS加盟国:アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン、クロアチア、サンマリノ、モナコ、バチカン市国、ブルガリア、ルーマニア

基本的にシェンゲン協定に加盟している国が「ETIAS」導入国になります。問題は現在、シェンゲン協定に入っておらず、将来的に加盟する国です。

現在、シェンゲン協定に加わろうとしている国はクロアチア、ルーマニア、ブルガリアです。ETIASのホームページではこれら3国も「導入国」としてカウントされていました。

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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