しゅん 世界一周はじめました。店主

2017年1月より世界一周をスタート。 1988年生まれ・北海道出身・水曜どうでしょう育ちの旅ブロガー。 『瞬旅(またたび) | 世界の100人に密着インタビュー』の中の人。

やっと辿り着いた憧れの地「EVEREST BASE CAMP」

「EVEREST BASE CAMP」。この看板を目にした瞬間、どんなに嬉しかったことか。さぁ、憧れの地まであと少し。

「あぁ、やっと辿り着いたんだ!これがエベレストベースキャンプ。」

体は限界を超えて、言葉を失い、達成感と満足感と安堵感が入り混じった言語化できない感情が体を包み込みました。雄大なヒマラヤの景色に目を奪われ、思わず谷底に吸い込まれて落ちそうになります。

手前には山々が連なり、「こんなところに。」と驚くような場所にテントが点在しています。奥に目を向ければ、雲を突き抜けてヒマラヤの山陵が顔を出していました。

エベレストという大自然に向き合った2週間。じっくりと何か一つの物事に向き合ったのはいつぶりだろう?

過去や未来なんて考える余裕はなく、全ての日常のしがらみから解放されて自分自身の体の状態を把握しながら、無心で一歩一歩を積み重ねる行為の連続でした。

それはまるで、「今あるこの瞬間に集中しなさい。過去や未来ばかりを考えていると幸せから遠ざかる。」とエベレストが教えてくれているようでした。

目を閉じると、エベレストの山頂が今も眩しくキラキラと輝いています。

 

友人にインタビュー:振り返るとそこには絶景があった

同行した「なお吉」にエベレストベースキャンプ登山についてインタビューをしてみました。以下、全文。

エベレストベースキャンプ登山で得たものは「達成感」。この一言に尽きます。最初は漠然とした憧れから始めたこの登山ですが、日々苦しいことや大変なことを数多く乗り越えてきたからこそ、次第にベースキャンプに辿り着くことが絶対に譲れない目標になっていきました。

 
高山病や負傷に苦しめられ、足と心臓が壊れそうになりながらも、後半は意志だけを胸に足を進め、山頂に辿り着いた先には信じられない絶景がありました。

 
登山に関しては完全に素人でしたが、無事に全行程を成し遂げることが出来ました。これまでの人生を振り返っても、なかなか経験できないような達成感を得ることが出来たので、挑戦して本当に良かったと思っています。

 
これからも自分自身に責任を持ち、成長するための挑戦をしてきたいと改めて心に誓いました。

 

最後に

All photo by Shun

シンクロニシティという思わぬ偶然から挑戦することにしたエベレストベースキャンプ登山。海外で初トレッキングだったので不安もありましたが、勇気を出して一歩踏み出して本当に良かったと感じています。

もし、少しでも興味があったり、悩んでいるなら絶対に行くべきだと強くおすすめします。そこにはきっと世界一高い山ではなく、自分の足で歩いて苦労して辿り着いた「特別な山」が待っているはずです。

こうして、いろんな国を旅しながら学び考えることで、大切な人生のピースがまた一つ増えていく。そんな幸せを噛み締めながら、今日もぼくは世界を旅しています。

 

\世界100人密着インタビュー!の連載記事はこちらから!/

しゅん 世界一周はじめました。店主

2017年1月より世界一周をスタート。 1988年生まれ・北海道出身・水曜どうでしょう育ちの旅ブロガー。 『瞬旅(またたび) | 世界の100人に密着インタビュー』の中の人。

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