ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

サン・フランシスコ教会

サン・フランシスコ教会は外観はシンプルで美しい教会ですが、骨が埋められている人骨堂。中に進んでいくと観光客が何人も並んでいる列を発見しました。

こちらの礼拝堂は修道院が瞑想するために作られたそうで、5000体もの人骨が埋められているそうです。

遠くから見るとわかりづらいですが、よく見ると人骨が壁一面にびっしり。やはり人骨がここまで多い光景ははじめて見たので、じっと見ているうちにだんだんと不思議な気持ちになってきました。

人は必ずいつか死を迎えるというキリスト教の教えから、入り口には「あなたの骨を待っています」と文字が刻まれています。

■詳細情報
・名称:サン・フランシスコ教会
・住所:Praça 1º de Maio 7000-650 Évora
・地図:
・電話番号:266 704 521
・料金:5,00€
・公式サイトURL:http://igrejadesaofrancisco.pt/

アレンテージョ地方料理を作ろう

その国の食事を知ることは、旅の醍醐味のひとつ。アレンテージョ地方の料理を体験できるということで、ソフィアさんが教えてくれるクッキング教室に参加しました。普段あまり料理をしない私でも大丈夫なのかな……と少し不安でしたが、明るいソフィアさんと楽しくお話しているうちにスタート。

「じゃあこれから教室を始めるから、まずワインを開けるわね」と、いきなりお酒を取り出したソフィアさん。なんと、スタッフも生徒も一緒にワインを飲みながら料理をするという、なんとも海外らしいレッスンが始まりました。

チョリソーは専用の容器でフランベするのが一般的な食べ方だそう。ポルトガル人の家には、少なくとも1台はこちらの容器があるそうです。お土産として肉を持ち帰ることはできませんが、容器を購入して日本でチャレンジするのもよさそうですね。

絶品だったのが、こちらの豚肉とアサリのアレンテージョ風炒め。貝と肉を合わせるのは意外でしたが、こちらが止まらなく美味しさ!豚肉はパプリカで味付け、アサリはニンニクと蒸し焼きにしており、それぞれの味のバランスが絶妙でした。

■詳細情報
・名称:PORTUGUESE COOKING SCHOOL
・住所:Av Engº Arantes e Oliveira, 188, Évora
・地図:
・電話番号:+351 927 500 244
・公式サイトURL:http://portuguesecookingschool.com/en/

エヴォラへのアクセス

エヴォラへは、首都のリスボンから車で1時間ほどでアクセスが可能です。電車・バスを利用した場合は、約12ユーロで1時間30分ほどで到着します。リスボンとはまた違った魅力あふれるエヴォラに、日帰り旅に出かけてみるのはいかがでしょうか?

All photos by Abe saxophone

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高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

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