TABIPPOでは、旅好きが集まり、あたらしい旅で自分と世界の豊かさをつくる次世代の旅人が育つ学校「POOLO」を開講しています!

「人生でやりたいことってなんだろう?」「新しいことを始めてみたいけれど、なにをすればいいのか分からない」といったモヤモヤを抱えた人や、既に掲げている目標を達成するための仲間が欲しいと考えている人におすすめの学びの場。

8ヶ月間にわたる講義やワークを通じて、自分なりの「豊かさ」を定義したり、その実現に向けた指針を作っていきます。

POOLO|ニューノーマルトラベラーの学校 by TABIPPO

 


講義やミーティングだけでなく、全国の仲間と繋がれるイベントも盛り沢山!それぞれ悩みを抱えた生徒が「旅」という共通点で繋がります

 

2019年から始まったPOOLOは、現在第4期が開講中。しかし、取り組めることの幅の広さや規模の大きさから、まだまだ魅力をすべて発信しきれていないんです…!そこで、TABIPPO編集部では、もっとPOOLOのことを分かりやすく伝えるための深掘り特集を始めることにしました!

今回は、POOLOでできることを4つのタームに分けてご紹介するインタビュー記事をお届けします。

 


POOLOの8ヶ月間にわたるプログラムは、大きく4つのタームに分かれています

POOLOのミッションや概要はこちらから

「興味はあるけれど、何ができるのかはよく分からない」「どんなことが学べるの?」などといった疑問に、POOLOの中核を担う運営陣に答えてもらいました。

話を聞いたのは、POOLOの学長・恩田 倫孝さんとコミュニティマネージャー・畑山 朱華さん。

この記事では、最初の1ヶ月にあたる「『自分』を豊かにするコンセプトを設計する」タームについてお聞きします!

恩田 倫孝(以下、みっちー)
POOLOの学長。TABIPPOが過去に開催していたイベント企画「旅大学」から、より濃い形での社会人コミュニティを作るため「POOLO」を構想。 現在は学長としてPOOLOのビジョンやコンセプトの設計を担当している。
畑山 朱華(以下、しゅか)
POOLO第2期からコミュニティマネージャーとして参加。現在はコミュニティマネージャーの統括として、講座・イベントの具体的な企画を担当。より生徒に近い立ち位置で、TABIPPOと生徒をつなぐ役割を果たしている。

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TABIPPOの考える「豊かさ」ってどういうこと? 1ターム目では「自分」を豊かにすることを考える

POOLOは全部で4回にタームを分けてプログラムを組んでいるとお聞きしました!最初はどんなことをするのでしょうか?

編集部

しゅか

最初は一番分かりやすい「自分」に焦点を当てています。「自分にとっての豊かさとはどういったことなのか?」考え、コンセプトを作る一ヶ月間です

 


ミーティングの様子

みっちー

POOLOは特に25~30歳くらいの方が参加しているのですが、社会人4,5年目って「何か新しいことを始めたいけれど何をしたらいいか分からない」という悩みを抱える人が多い時期なんです。POOLOはそれを真剣に考えるために、まずは自分の人生の指針を決めていこう!ということで「豊かさ」を全体のテーマに取り上げています
なるほど。正直「豊かさ」のイメージがハッキリと掴めていないのですが、ここでいう豊かさってどういうことなのでしょう?

編集部

みっちー

なかなか説明が難しいんですよね。「豊かさ」って、人によって定義が全く違うんです。例えば、僕だったら「教育」と「旅」に興味があるので「旅をすること」や「旅の良さを誰かに伝えること」が豊かさにあたるのですが、こんな感じで本当にいろんな答えがあります

 


人によって全く違う「自分にとっての豊かさ」

みっちー

ちょうどこの間のPOOLOの講義でもこの話をしたのですが、近年は「豊かさとは何か」の答えに万人に共通するものはないといわれ始めたくらいでして。だからもちろんPOOLOでも、企画者である僕らから「豊かってこうでなくてはいけない!」という決まりを与えることはないです

 


「旅」と関係している必要もありません、とみっちーさん。旅と豊かさの関係性については次回お話していただきます!

みっちー

自分の人生の指標になるものなのに、人によって「なにを」豊かにしたいかも「どれくらい」豊かにしたいかも違う。だからこそ、まずは自分なりの豊かさを問うことが重要だと考えています。それこそが、このタームでできることです!
そもそも自分にとっての「豊かさとは?」を問うところから始めることができるんですね!最初に「自分を豊かにする」ところから始まるのにも納得です

編集部

みっちー

「豊か」というフワッとした言葉の意味を考える参考として、一番分かりやすいのが「自分」なんですよね。POOLOでは、世界(自分以外のあらゆるものごと)を豊かにするために、まずは自分を満たして生きることを目指しているんです。自分のコップから溢れた幸せでないと、まわりの人のコップは満たせないからですね

 


企画アクティビティの様子

みっちー

まさに「ウェルビーイング」というか。近年TABIPPOでは幸せや豊かさを得るための場として「旅」を提供したいという考えがよく話題になっていて、POOLOはまさにウェルビーイングな学びの場だと考えています

最後にはプレゼンも!ゲスト講義を通じて「豊かさ」への理解を深める

具体的にはどのようなことをするのでしょうか?

編集部

しゅか

活動内容としてはこのような感じです!このタームのキーワードは「自己理解」ですね。まずは「幸福度診断」や自分の強みを知ることができるツールを使って、今の自分と「豊かにしたいこと」を知っていきます
    • ・ゲスト講義:3回 / 月
    • ・チームミーティング:2回 / 月
    • ・個人ワーク&課題提出
    • ・全体での発表 / プレゼン(1回)

 


回答はシートに記入。積み重なった回答が自分の豊かさについて考える糧となります!

しゅか

毎回、タームの最後には全員がプレゼンテーションを行います!ここでは自己理解を通じて考えた、自分の豊かさのコンセプトについて発表してもらいます

 


プレゼンテーションの様子

1ヶ月で3回も「ゲスト講義」が聞けることにも驚いたのですが、これはどういった内容なのでしょうか?

編集部

みっちー

大体週に1回程度、平日の夜か週末に70分ほどの講義を行っています。毎回ゲストの方がご自身の体験を元にオリジナリティのあるお話をしてくださっています

 


4期の講師の方々。講義はアーカイブ配信もあるので、講義と時間が合わなくても安心

しゅか

最初の1ヶ月で開講するものの内容としては、「豊かさとは」「サステイナブルとは」といった概念系の話題が中心です。一人一人が豊かさのコンセプトを作るにあたって必要な基礎情報のインプットを行います

 


4期の1タームで開講される講義の内容

他者を理解することが、自分を理解することにも繋がる

活動内容の中に、チームミーティングがあるのも気になります。チームミーティングではどういったことをするのでしょうか?

編集部

しゅか

POOLOでは、チームで協働して発表する場があります。そのためにチームミーティングの機会が1・2・3ターム目にあるのですが、1ターム目だけは例外です

 


「チームミーティングによって出来る仲間との関係も、POOLOの魅力です」としゅかさん

しゅか

というのも、このチームミーティングとはチームで何かを作るための打ち合わせではなく、自分にとっての豊かさのコンセプトをより理解するための対話を指します。自分の意見について話してもらったり、質問をし合ったりすることで、より理解を深めてもらいます

 


チームミーティングはオンラインでも!

このタームは「自分」と向き合うことをテーマにしているので、誰かと話し合うのは意外です

編集部

みっちー

他者を理解しようとすることは、自分を理解することにも繋がるんですよね。アニメや漫画を読んで、キャラクターの経験に自分が重なることで新しい価値観を得る!みたいな感じでしょうか

しゅか

他の人と話すことで改めて気付ける自分の想いって、実は沢山あるんです。そのため、この機会にハッとさせられたり本当の想いに気付いたりする人がかなりいます!

 


第4期からは新しく「対話」についての講義も取り入れられたのだとか。相手の話を聞き出す対話力や質問力なども、POOLOを通じて磨けます!

講師からの一方通行の講義を受ける学校とは少し違うんですね。チームはどのように編成されるでしょうか?

編集部

しゅか

チームは3〜4名程度で構成され、タームごとにメンバーが変わります。チーム編成は私が決めているのですが、1ターム目は歳が近い人同士でチームを組んでいます。まだお互いのことをよく分かっていない状態なので、年齢が近い人同士のほうが、境遇や悩み・考えていることなど、共通点が見つかりやすいと考えているからです

 


参加者の内訳。25~30代を中心に、幅広い年代の方が自分と世界の豊かさを模索中

参加する理由はさまざま。POOLOは自分なりの「豊かさ」を問い、仲間とともに向き合える学校

しゅか

POOLOに参加している方の目的としては、最初こそ「旅好きな仲間がほしい」という人が多いんです。ただ一方で「自己研鑽したい」「成長したい」というキャリアへの関心で受講しにくる方もたくさんいます


受講生の参加した理由の例

みっちー

POOLOは「旅好きに向けて運営している学校」というコンセプトを持ってはいますが、だからといって最終的なゴールである「豊かさ」が必ず旅に関係している必要はありません

 

しゅか

「旅が好きだから」を理由にPOOLOに入った人だとしても、このタームでそれぞれの自分の豊かさと向き合った結果、自分にとっての豊かさが旅とは関係ない方向に向いていることに気づいた人もいます!

 

みっちー

ただ、TABIPPOが願う「豊かさ」の要素として、「自分と誰かの豊かさをつくる」という自分軸と他人軸の2つで豊かさを考えられる人材が増えてほしいなとは考えています。この「誰か」が友達なのか?家族なのか?それとも教育、医療といった分野なのか?考えるのが、ここからの2ターム目にあたります

***

今回はここまで!次回は「『世界』を豊かにするコンセプトを共創する」2ターム目についてお聞きします。

「『世界』を豊かにする」とはどういうことなのか?どんなことを行うのか?お聞きします

この特集では、POOLOの具体的な活動内容をお届けしています。タームごとに活動内容を紹介する今回の企画以外にも、講師の方との対談や過去の生徒の方へのインタビュー企画も企画中です。次回の投稿もお楽しみに!

お申し込みや資料請求、詳細情報等は公式サイトまたはLINEへ!

旅で得た経験にはかけがえのない価値があり、世界と社会への協力や貢献のきっかけになる。POOLOは、その経験を社会に還元するために必要な知識やマインドを得られ、そして同じ想いを持ったかけがえのない仲間と出会える学校です。

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ライター

埼玉県生まれ。あまいものと音楽を愛でるヲタク気質な19歳。高校を卒業し、自分の「好き」と向き合うためにギャップイヤーを謳歌中。一日をちょっとだけ豊かにするアイデアブログ「PEACHY mode」の管理人。夢は 「自由でご機嫌な人生を送ること」。来年からはマレーシア国内の大学に留学予定。

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