TABIPPO.NETでは、あたらしい旅で自分と世界の豊かさをつくる、次世代の旅人が育つ学校「POOLO」を特集中です。今までの記事は、この記事の最後に記載していますので、ぜひご覧ください。

さて、今回から「POOLOに入るとどんなことが経験できるの?」「卒業後には、どのような変化があるの?」といった疑問を解決すべく、POOLOの卒業生に自身の経験を聞くインタビュー企画をお届けします!


個性豊かな卒業生のリアルトーク盛り沢山!読者の皆さんがもしPOOLOを卒業したら……?と、ぜひご自身の姿を想像してもらえればと思います。

第1回は、 POOLO1期の卒業生・森越一成(いっせい)さんにオンラインインタビューを実施しました。社会人3年目でPOOLOに入ったいっせいさん。卒業後はキャリアを変え、現在はフリーランスとしてコーチングをしながら働かれているのだとか!

卒業から3年が経った今でも、期を跨いだ卒業生同士の交流イベントを企画し続けているとのことで、POOLOで得た学びや現在の生活、今でもイベントを開く想いについてお聞きしました。

POOLOは「自分とは関係ない世界」だと思っていた

本日はよろしくお願いします!早速ですが、いっせいさんがPOOLOに入った頃のことを聞かせていただきたいです!POOLOを知ったきっかけは何だったのでしょうか?

編集部

いっせいさん

僕は元々、TABIPPO学生支部でスタッフをしていました。学生支部に入ったのは旅が好きだからというわけではなく、学生支部が運営する「旅大学」や「BackPackFESTA」などに興味があり、イベント運営をやってみたかったからです。

社会人になると会社員として塾の教師になり、3年目の頃に何気なく見ていたTwitterでPOOLOの存在を知りました。学生支部でお世話になったTABIPPOが運営しているということもあり興味を持ったんです。

TABIPPO学生支部にいらっしゃったんですね!すぐに入ることを決められたんですか?

編集部

いっせいさん

いえ。その頃は楽しそうではあるけれど「自分とは関係ない世界」だと思っていました。仕事が忙しかったこともあり、僕には入る余裕もないなと。


学生支部で運営したイベント「Backpack FESTA 2017」での1枚

いっせいさん

でも、学生支部の頃を思い返すと、仲間とワイワイ楽しんだり、時には真面目に語らったりと、楽しかった記憶が蘇ってきて…..学校でも会社でもない場所で仲間がほしい!またあの頃のワクワクを感じたいなと、感じざるを得ませんでした。結局決心がついたのは締め切り当日で、ギリギリに申し込みフォームを記入しましたね(笑)。
締め切り当日ですか!ちなみに、POOLOにはどのような印象を持っていましたか?

編集部

いっせいさん

やはり、全力でイベントを楽しむことも真面目に対話することもできる場所!という印象を強く持っていました。学生支部には、大きな夢ややりたいことをありのままに話しても「いいね!」と肯定して、応援してくれる人が多かったんです。あの空気感をもう一度味わえるのかな?と考えていました。

世代の違う人たちが未来について語り合う環境で、たくさんの仲間ができた

なるほど!「ふざけることも真面目に対話することもできる場所」というイメージを持っていたとのことですが、入ってからの印象で大きく変わった点はありましたか?

編集部


POOLO期間中に仲間と撮影

いっせいさん

ほとんどのことはイメージ通りでした!想像通り、あたたかい環境でしたね。逆に想像以上であり、学生支部の頃とは大きく違ったのは、幅広い世代が未来について語り合っているところです。

POOLO1期には19〜35歳の人がいたのですが、世代の違う人たちが輪になって未来について語り合う環境は、とても新鮮でおもしろかったです。僕が働いていた会社は若い世代が多くて年上の方と関わる機会があまりなかったのも、新鮮に感じた要因だと思います。

POOLOのプログラムのなかで印象に残った学びや経験はありますか?

編集部

いっせいさん

具体的な何かというよりかは、「POOLO」というコミュニティから得る学びや感想が多かったように思います。講義とサークル活動を実施していたのですが、講義のあとはメンバーがお互いの感想をシェアしたりコメントしたりと、横のつながりは当時から強かった印象です。

いっせいさん

サークル活動では、いろいろなサークルに顔出しをしていました。サーフィンサークルに行くこともあれば、「ベジっぽ」という畑を借りて野菜を育てたことまであって(笑)!その中でできた仲間は、今でも繋がっています。

いっせいさん

講義で印象に残っているものは主に2つあり、1つは一番最初に受けた講義です。TABIPPOの代表・しみなおさんの講義で「人は幸せになるために生きている」という話をしてくださったことを特に記憶に残っています。当時は社会3年目で必死に働いていた時期だったので、何のために自分が生きているのかを忘れていたなとハッとさせられました。

もう一つは、執筆家・四角大輔さんの講義ですね。「人生で一番鳥肌がたった体験は何ですか?」など、経験したことをベースに人生を考える講義だったのですが、僕自身が感覚で動くタイプなので、感性に訴える内容がとても理解しやすくスッと心に入ってきたことを覚えています。

POOLO期間中に、仕事をやめることを決意

今はPOOLOを受ける前とキャリアを変えられたとのことですが、ご自身が変わり始めたのはいつだと思いますか?

編集部

いっせいさん

POOLOが始まったのが2019年の6月で、半年が経った頃に自分のキャリアを変えようか悩み始めました。具体的には、旅に行きたいなと思うようになったんです。元々世界一周に行きたい!という気持ちはあったのですが、旅好きなまわりの姿を見ていると自分はそれを先送りにしているなと思いまして…… 12月頃に仕事をやめると決意したんです。
12月というと、まだPOOLOに在籍しているときですね!かなり早いスピードで決定されたんですね。

編集部

いっせいさん

そうですね(笑)!POOLOの仲間が背中を押してくれたからこそかなと。元からまわりから影響を受けやすいタイプではあるのですが、きっとPOOLOの仲間以外の人に「旅に行きたいから会社員をやめたい」と相談したら、何かしらの別の反応を受けていたと思うんです。そこを早いスピードで突破できたのは、仲間が「大丈夫!」「いいね!」と応援してくれたからこそです。

POOLOの卒業生が交流するイベントを企画!卒業後は何をする?

お仕事を辞められたあとはやはり世界一周に?

編集部

いっせいさん

いえ、残念ながらコロナウイルスの影響で行くことができませんでした。代わりに日本一周をして、その後は主にコーチングを行うフリーランスとして働いたり、自然の中で「何を大切にしたいんだっけ?」と、自分の内面に向き合っていくリトリートの場をPOOLOで出会った友人とともに作ったりしています。


日本一周中の一枚

POOLOでもリトリートをしている人たちがいるそうなので、やはり通ずるものがありますね!今のお話にもご友人が出てきましたが、いっせいさんはPOOLO卒業生同士の繋がりも作っていると聞きました。

編集部

いっせいさん

期をまたいで卒業生が交流できるイベントを作っています!いまの時代ならSNSで繋がることもできるのですが、やはり直接会えると一気に距離感って詰まると思うんです。11月26、27日にはフェスをやりたいと考えていて、今までのイベントよりも規模が大きなイベントになる予定です。


少人数でチームを作ってお題に沿った旅をしたり、キャンプファイヤーをしたりする予定なのだとか!

いっせいさん

何人かのPOOLO卒業生メンバーで企画会議をして進めているのですが、フェスのために作曲ができるメンバーが歌を作ったり、フォトグラファーをしているメンバーが当日の写真撮影をしたりと、POOLOの卒業生の得意なことや想いが結集されたイベントになると思います!

「本当の自分と理想を見つける」お手伝いがしたい

とても楽しそうで、ますます私もチームの輪に入れてもらいたくなってきました!(笑)

編集部

いっせいさん

このようにイベントをたくさん実施するようになったのは、POOLOを卒業してからですね。イベントに限らず、POOLOを受けてからは何事に置いても「人生が軽やかになった」と感じています。やろう!と口に出したことが形になるスピードが早くなったのは、POOLOを通じてキャリアを選択したことで、新しいことにチャレンジする余白が生まれたからだと思います。


チームミーティングでの一枚

キャリアの面だけでなく、趣味や生活においても充実できる余裕が生まれたんですね!最後に、これからはどのようなことにチャレンジしていきたいですか?

編集部

いっせいさん

僕はPOOLOを始める前からキャリア教育に興味があったのですが、今は「キャリア」という言葉よりも「本当の自分と理想を見つける」という表現で、その機会や場所を提供したいと考えています。

価値観が多様化していく中で、各々が自分なりの正義を持たなければならないこの時代に、人が自分という軸をもって「本当にやりたいこと」「在りたい自分」を見つけ、それを達成するお手伝いを、コーチングや場作りを通して続けたいですね。

 

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この特集では、POOLOの具体的な活動内容をお届けしています。OB・OGへのインタビュー以外にも、タームごとの活動内容を紹介する記事や、講師の方と生徒の対談企画も進行中です。次回の投稿もお楽しみに!

▼POOLOの基本的な概要をタームごとに解説した記事はこちら!
https://tabippo.net/feature-poolo-2/

旅で得た経験にはかけがえのない価値があり、世界と社会への協力や貢献のきっかけになる。POOLOは、その経験を社会に還元するために必要な知識やマインドを得られ、そして同じ想いを持ったかけがえのない仲間と出会える学校です。

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ライター

埼玉県生まれ。あまいものと音楽を愛でるヲタク気質な19歳。高校を卒業し、自分の「好き」と向き合うためにギャップイヤーを謳歌中。一日をちょっとだけ豊かにするアイデアブログ「PEACHY mode」の管理人。夢は 「自由でご機嫌な人生を送ること」。来年からはマレーシア国内の大学に留学予定。

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